パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

坊がつるテン泊 ②

2021年07月28日 | 

2日目の朝

充分過ぎる睡眠から目覚めテントから這い出ると

晴れ!

レンズ雲みたいなヤツはちょっと気になりますが…

山の向こうから太陽が出てきたのでしょう、雲が色づいていきます。

山々も赤く

坊がつるの夜明けであります。

三俣さんお早う

朝です!

小学生時代の夏休みを思わせる清々しさの朝。

こりゃあ、エエわい。

本日登る大船方面は少々雲が多いですが、そのうち消えるでしょう。

などと思っていると…

ガスがやってきました。

むう…

朝食をすませてとりあえず出発!

やはりガスってしまいました。

でも前日はしっかりと寝たので体調は良くおまけに荷物は軽いので順調に登れます。

そのうえ涼しい。

大船山登頂!

この頂に立つのも久方ぶりです。

2日かけたとはいえ、大船に登れるほどに回復したのは嬉しい限りです。

感無量。

羽が乾くのを待っているオオマルハナバチ君と天候回復を待ちましたが、一向に良くならないので

下山開始!

ガスに煙る大船を下っていきます。

下の方は晴れているようです。

ただいま。

坊がつるはかなり天候回復していましたが

大船はいまだ厚いガスの中

また来ますよ。

 

少し休憩した後は名残惜しいですがテントを撤収します。

下界に戻るときが来てしまったのです。

残念ですが…。

 

その前に

法華院でココナッツカレー!

おいしー!

 

さて観念して坊がつるを後にします。

大船が顔を出していました。

今度は頂上からのあの大絶景をみよう。

さらば坊がつる

この日は平治がきれいでした。

いよいよ樹林帯に入ります。

来る時とは違って、今度は晴れた森の中。

こうして贅沢な2日間は終わってしまいました。

坊がつるという特別な場所で一晩を過ごし、大船山というこれまた特別な山に登る

これはもう贅沢というほかないのであります。

 

また山で過ごす夜を夢見てしばらく下界で頑張りましょう。

 

ところで坊がつるで見たことない蝶を見かけたのですが

こいつです。

シジミチョウの仲間かなと思い調べたのですが違うみたいです。

よく見ると触覚がキモいし、目付きも悪いのでもしやと思い調べてみると…

蛾でした。

ヒョウモンエダシャクというそうです。

幼虫の時に馬酔木をたべるので毒があるそうです。

くじゅうは馬酔木が多いですからね。

 

幼少時の将来の夢は昆虫博士でした。

 

 

 

 

 

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坊がつるテン泊 ➀

2021年07月26日 | 

2年前に2人でテン泊できるようにとライペンのエアライズ2を購入したのですが(エアライズ1で2人はさすがに狭いので)、ワタシの病気とコロナでずっと出番がないままでした。

そしてついにエアライズ2のデビュー戦が決定!

7月の上旬に聖地・坊がつるへ行ってきました。

 

まだテン泊装備で歩き回るほどには回復していないので吉部登山口から最短で坊がつる入りし、ベースキャンプを張って大船を軽身でピストンします。

とりあえずテント泊を楽しむことがメインです。

それでは出発。

あいにくの雨ですが、雨の日の森は綺麗ですな。

蒸し暑いけど…

夏のレインウェアは嫌いです。

結局汗でずぶ濡れになるので意味がないような…

いい加減、レインウェアを買い替えなければ。もう10年使ってますからね。

それにしても見事な森だこと。

今年はよく雨の森をさまよいます。

ついに

坊がつる到着!

久々だ!

いつ以来でしょう?

ずっと来たかったんですよね。

まずは恒例の法華院で牛丼。

陰影が付きすぎて四国の妖怪みたいになってますが、喜んでいるところです。

袖もぎ様 に対する画像結果

御馳走様!

さあ、いよいよ設営です。

完成!

この日デビューのアイテムがもう一つ。

ライペンのトレックタープbeyondです。

雨の予報でしたので急遽購入しました。

Amazonプライム早い!

ちょっとの差ですが前室が広くなるだけで非常に快適になるのです。

買ってよかった。

エアライズ2も広くて快適!

 

この日は大船には登らずのんびりすることにしました。

 

しばらくすると降ったりやんだりの雨も上がり、青空が顔を出し始めました。

この後は法華院で温泉。

これまた久々。

独特の青い湯にゆっくりと浸かってきました。

 

夕方にはすっかりお天気に。

山の夕暮れと夜明けを楽しむのが山に泊まる醍醐味の一つ。

テン泊だと外にすぐ出れるのさらに良いです。

夕焼け

 

大船も

 

赤く

そして

 

夕暮れ

 

さらに夕暮れ

 

大船よ明日会おう。

 

山に囲まれ闇に飲まれゆく我が家

 

この日のテントは全部で3張り。

静かで贅沢な夜です。

 

食事を済ませたらもうやることはありません。

長い山の夜をどう過ごそうか?

天気も良くなったので星が見れるかも。

後でコーヒーでも淹れて

ゆっくり今年の山行計画をしたり

虫の声に耳を澄ませたり

なんせ時間はたっぷりあるのだから

などと思っていたのですが、速攻で寝落ち。

そして朝まで起きることはありませんでした。

 

これはこれで贅沢

 

                                              つづく

 

 

 

 

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温泉の死骸猫

2021年07月16日 | 

井原・雷山の縦走後に温泉に立ち寄った時のことです。

温泉の入り口に畳のベンチがあるのですが、そこに黒猫が寝そべっています。

何人かの人々が遠巻きに見ています。

どうやら死んでいるのではないかと思っているようで、ひそひそと話しています。

確かに死骸みたいな猫ではあるが…

ギャラリーの1人であるオバ様がワタクシに「生きてるんですかね?」と聞いてきました。(なぜ俺に聞く?)

生きてるでしょう…と思いつつも若干不安になり、そおっと頬っぺたを掻いてあげると…

手の指をぱあっと拡げて、気持ちよさそうに少し伸びをしました。

「生きてる、生きてる。」

まさに死んだように眠っていたようです。

 

温泉でゆっくりして出てくると

普通に動いてました。

 

長生きしてください。

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井原山と雷山

2021年07月14日 | 

この日は休日でしたが、なんだか疲れていて家で寝とこうかとも思ったのですが…

やはり山に行きました!

ちょっとでも多く登って以前の身体に戻らなくてはなりません。

それに家で馬鹿みたいに寝た休日もあったのですが、かえって体調が崩れてしまったので。

というわけで、近場の山。

お馴染み井原山~雷山周回縦走です。

 

いつものように古場岳より出発。

井原山を目指します。

ゆっくりと歩いたのでさほど疲れもせずに登頂。

山頂は雲が多いのですが、その下に下界が見えます。

思えば治療完了後の復帰戦がこのコースでした。

あの時はここまで登っただけで瀕死の状態でした。

そう思うと大分回復したのだなと実感できます。

とはいえ、6割程度の回復といったところ。

まだまだ頑張らなくてはなりません。

まあ好きで登っているだけなんですがね。

 

次はお気に入りの縦走路へ。

何度も言ってますが、本当に良い道なのです。

強風で木の枝が暴れる中をゆっくりと歩いてゆきます。

曇りと風でとても涼しいのです。

山頂直下で歩いてきた道を振り返ります。

山頂は強風と曇り空であまり良いコンディションではないのですが

この日はなぜか大満足でして「今日の俺は自由だ!」と言いたい感じでした。

自由っていいですね。

普段そんなに不自由なのか?

はい、不自由です。

誰しもそうでしょう?大人は。

でも今は自由。

 

ラーメン食べて、桃の缶詰も食べて、コーヒーも飲んで、下山開始。

このコースは下山もなかなか楽しいのです。

この古場岳は登山口からずっとセイタカが生えていないのです。

本来あるべき日本ののっぱらの姿がここにはあります。

 

また来よう。

 

 

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くじゅう解禁

2021年07月12日 | 

コロナと緊急事態宣言のおかげでおあずけとなっていた愛しのくじゅうですが、やっと解除となりました。

というわけで早速行ってきました。

6月下旬のことですが、まだミヤマキリシマが残っているかもしれません。

ミヤマキリシマも病気とコロナで2年連続でおあずけとなっておりますので期待に胸が高まります。

目指すは扇が鼻と星生山。

牧ノ戸より出発。展望台からは快晴の夜明けがみれました。

由布岳も良く見えます。

目指す扇と星生

久々にくじゅうの朝を堪能。

やはり良いものです。

扇に取り付くと、ミヤマキリシマがまだ残っているのが確認できました。

半分以上終わってはいますが、今年もちゃんと咲いて登山者をまっていてくれたのですなあ。

遅くなったけど我々も来ましたよ。

花咲く道を、遠く祖母山系を望みながら

山頂直下

登頂

この眺めも久々です。

次は星生山に向かいます。

久住様も相変わらず雄大でございます。

星生山への道

星生に取り付きました。

久住様

さらに高度を上げると斜面にミヤマキリシマが残っているのがわかります。

登頂!三俣もまだ残ってますね。

さらに星生崎に向かいます。

振り返る星生山頂

そして扇が鼻。

星生崎への岩稜

星生崎に到着。

定番のこの景色を眺められたのが嬉しいのです。

中岳や稲星にも近いうちにご挨拶したいものです。

今日は避難小屋広場で食事をして終了。

 

コロナだなんだで大変な下界ですが、山は変わらずそこにありました。

それがとてもありがたく感じます。

 

くじゅうのホケキョ - YouTube

いつも声だけで姿の見えないホケキョを動画でとらえました。

 

 

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