2019年の紅葉シーズンですが、毎年行っているくじゅうは入院のため断念。
そこで11月頭に根子岳東峰に行ってきました。
根子岳はくじゅうの紅葉が終わる頃に見頃になるのでこの時期に登っていたのですが、今回は少し遅かったようで見頃は少々過ぎていました。
それでも十分に楽しめました。
この山とは相性が良いのか毎回いい山旅ができています。
あと、この山を訪れる登山者は気さくな人が多い気がしますね。
それにあてられてか自分もちょっぴりコミュニケーション能力が上がるのですが、これは気のせいである可能性も低くはありません。
さて大戸尾根を登って行き、視界が開けると天狗峰がバーンと出てきます。
相変わらず何とも言えない雰囲気!
この山は化け猫が住み、全国の猫が修行に訪れるという言い伝えがあります。
確かに人外が住んでそうな感じです。
まんが日本昔話の「猫岳の猫」という話がそれなんですけど、このアニメはトラウマ級に怖いです。
しかし実際の根子岳は意外と明るい山ですよ。
展望の良さもこの尾根道の魅力。
すすきと秋の空
秋は一番好きな季節なのです。
晴れた日は暑くも寒くもなく、空気も澄んで過ごしやすく食べ物もウマい。
魚もいろいろ釣れるし。
さらにこの後訪れる雪山シーズンに期待が高まる時期でもあります。
今回は病気のおかげでいろいろ諦めましたが、こうやってわずかながら訪れることができた山々をいつもより深くかみしめることができたように思えます。
登頂!天狗峰と高岳が迫力ありますな。
先ほどこの山を訪れる人々との触れ合いを語りましたが、この狭い山頂に長い時間共に過ごすのが良いのかもしれません。
この日は晴れていましたが、朝一はガスりやすく震えながら晴れるのを待つことも多く、その間に言葉をかわすのです。
近い距離感でともに絶景と出会うのですから親近感も湧くのでしょう。
それはさておき
まずは食べよう!
豚骨鍋です。旨かった。
山で喰うとなんでもうまい。
コンビニで買ったインスタントコーヒーも違いが分かるマスターがドリップした絶品ブレンドに早変わり。
山頂を楽しんだら下山開始。
ずっとお天気でした。また来ます。
下山も日に照らされた紅葉を楽しみながら。
無事下山後は月廻り温泉館
お風呂からも阿蘇がドーンと見えるのです。
そして…
風呂上りに食べた地鶏が激ウマ!
根子岳東峰はコースタイムが短いので下山後にゆっくりと楽しめるのが良いですね。
いつかまた天狗峰にも登ってみたいと思っています。
山をやり始めて結構な時間が経ちましたので自分なりに季節ごとの見どころの山や、それぞれの山の魅力が分かってきました。
それがちょっと誇らしくて、嬉しくて…オレはこんなにも良いところを知っているんだぞ!と。
そうなるとナイショにしておきたい気もしながらもやっぱり、こっそり教えたくなるものです。
自慢したくなると言ったほうが正しいかもしれません。
今回も初根子岳の2人に自慢することができました。
そして次回は、秘密にしておきたいけど我慢できずに教えたい山の代表である秋の古処山~屏山周回縦走です。