やっとくじゅうに行けました。
なんでこんなにくじゅうが好きなのでしょう?
天気予報は快晴なので朝焼けを観ようと朝駆け!
が、天狗ヶ城に着くと…
ガス!
何も見えません。
あと寒い!
念のためにと持ってきたバラクラバを着用するハメになるとは…。
強風の中耐えていると、ちょっぴり視界が開けました。
三俣がちらっ
星生が朝日を浴びて輝いています!すぐに隠れましたが。
中岳もシルエットだけは
あまりにも寒いので中岳に向かいます。
やはり真っ白。
ここでも寒さに耐えて晴れるのを待ちます。
この空の感じは経験上、待てば晴れるという確信があります。
そして狙い通り明るくなってきました。
まずは
ブロッケン!
これだけくっきりと見えたのは初めてかも。
昔の人が観音様だと思ったのもうなずけますね。
そしてブワーっとガスが流れて…
まるで空を飛んでいるようでした。
天狗ヶ城が
久住が
やっと出ました!
ガスが晴れた直後は空気が澄んでいるのか格別キレイに見えます。
気持ち的なところもあるのでしょうが、とにかく鮮やかなのです。
さらに朝の斜光で冬枯れの木や草が赤く輝きます。
そして丸出し
その後は雲の動きが劇的でずっと見ていました。
写真では伝わりにくいのですが、目まぐるしく変化する雲は、雲マニアにはたまりませぬ。
腹が減ったので避難小屋にて食事。
あたたかいカップ麺とおにぎり、コーヒーで元気が出ました。
外に出てみるとすっかり快晴無風。
さっきまでの極寒はどこへやら。
天狗と御池
星生山
充分満足したので帰路につきます。
しかし、あまりにも良い天気でしたので久住山にふらふらと引き寄せられました。
久住山到着。
うむ、登ってよかった。
頂上で写真を頼まれた女性とお話ししたのですが、神奈川から来た人でした。
九州の山は初めてだそうで、くじゅうをいい山ですねと言ってくれました。
そうなんです!良いんです。くじゅうは!
次はぜひミヤマキリシマの時期に来てくださいね。
今日の久住様
朝の極寒は冬の訪れを感じさせるものでした。
山を始めてから冬が好きになってしまいまして、うきうきします。
もっとも厳しく、美しいのが冬山なのではないでしょうか。
そして2日後、再びくじゅうを訪れるのでした。
次回は雪の大船山です。