先日は初めて登る山の楽しさについて書きましたが、今回は何度も登ってきた宝満山です。
同じ山に何度も登る面白さは季節、天気、時間帯によって毎回違う顔を見せてくれる山を味わえることにあるでしょう。
そしてもう1つの楽しみ方、それは違う登山道で登ることです。
この面白さがわかると登山がさらに好きになるでしょう。
それまでは頂上というただ1点を目指すものであった登山が、頂上に至るまでの過程全てを楽しめるようになるのです。
するといろんなことが見えてくるものです。
ここで振り返ると歩いてきた道がよく見えるとか
お気に入りの休憩ポイントが見つかったり
少し遠回りだけど気持ちの良い道があるなど
また、頂上までの過程が異なると、不思議なことに頂上に着いた時の印象も変わるのです。
同時にいつもと変わらない頂上がそこにあることに安心感を覚えるという矛盾した思いもあります。
宝満山はいつもは正面登山道で登っていたのですが、今回初めて違う道で登ることにしました。
天狗道です。
宝満沼にはまっている相棒に案内してもらいました。
天気がとてもよく2月だというのに春のように暖かいのです。
山頂にはガスがかかっていますが、これはすぐに消えるでしょう。
はじめは正面登山道を行きます。実はかなり久々の宝満です。
懐かしい石段の道
途中から正面登山道と道を分け、いよいよ天狗道に入ります。
正面登山道と違いワイルドで静かな道でした。
時間はかかるけど傾斜は緩いように感じました。
人の手が入った歴史ある修験道の正面登山道
自然のままの天狗道
どちらも違う魅力がありますな。
そして久々の宝満山頂上に到着。
霞がかかっていますが変わらず良い眺め。
縄が新しくなってる!
この後はキャンプ広場に移動
ここで昼食
多くの人でにぎわっておりました。
下山も天狗道を取りました。
さらに天気が良くなって、木漏れ日が気持ちの良い帰り道となりました。
無事下山。
いつもの温泉につかって帰りました。
天狗道はなかなかに良い道でした。
こうなると他の道もきになってきますな。
宝満だけでなく英彦山にも多くの歩いたことがない道が存在しますし、あれだけ何度も通ったくじゅうにも踏んでない道がまだあるのです。
まだまだホームにも楽しみが残っているではありませんか!
そう考えるとなんだか楽しくなってきます。
しかし今現在は繁忙期。当然楽しくはないです。