パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

しっとり貫山

2021年06月27日 | 

天気に恵まれた英彦山登山の次の休みは雨の予報。

しかし”雨の山も楽しめる山屋になる”という目標を密かに掲げるワタクシは一人山を目指すのでした。

どこに行こうか?

最近は樹林の山ばかりだったから解放的な山がよかろう。

が、緊急事態宣言中でしたので県外には行けず。

ならば県内ではここでしょう、貫山です。

吹上峠から出発すると、この通りガスってます。

この時は雨は降っていません。

雨が降るとガスが沈んで雨に濡れる山が見えるのではと期待していたのですが…北斗の拳2のエンディング(うじきつよしの方)風に。

タイツに蜘蛛の巣が張り付いて中二使用に。

ますますガス濃く

これはこれで幻想的ですな。

いつもの道をたどっていたのですが、”塔ヶ峯経由で貫山”という標識を発見。

行ったことないコースなので行ってみました。

が、これは樹林の中を行くコースで結構ワイルドな道。

しかも雨でぬれて滑るし。

今日はこんなのは求めていなかったのですが…

さらに雨が降り始めました。

今日も結局森の中!

コケ!

最後は林道に出た後、いつもの道に合流。

貫山登頂!

なんにも見えません。

晴れていれば海が見えるのですが。

とりあえずラーメン食べました。今日はカップスター。

その後は私と同じ髪型のおじさんが登ってきて、くじゅう行きたいよねえ。などと話していると…

真っ白なガスの中に、うっすらと水平のラインが浮かんできました。

水平線?にしては高いけど…

そしてガスが消えて現れたのは

雲海!

どこまでも

ああ、雲海

 

結局海は見えないわけですが、ワタシはこの雲の海のほうが好きなのです。

下界が見えない山と空と雲だけの世界。

これが大好きなんですなあ。

ところで雲海に対する反応って、人によって大分違うと思いませんか?

ワタシのように異様にテンション上がる人もいれば、さほど感動しない人もいます。

同じ髪型の人も後者のようで、ほら!雲海が!って言っても「ああ、きれいだね」と言ってとっとと下山しちゃいました。

ワタシはというと飽きもせずに1時間ほども眺めていたのでありました。

人と山との関係って登山者の数だけあって、それぞれに違うのだから面白いですよね。

 

名残惜しみながら貫山を降りていくと数人のパーティが登ってきました。

「山頂、雲海出てますよ!」

「へえ、そうね」

またまたテンション上がらない派のようです。

少数派なんでしょうかね、ワタクシ。

 

高度を下げるとまたガスに包まれていました。

一度散策路に降りて、今度は周防台を目指します。

残念ながら展望なし。

2度目の奇跡を期待しましたが、そううまくは行かないようですので下山開始。

散策路に下りてのんびり歩いているとだんだん天気が良くなってきました。

登山者だけでなく、散策路を歩く家族連れがいたり幼稚園児が遠足に来ていたりと、敷居の低さも魅力の平尾台。

なんだか日本じゃないみたいですな。

フランスだったか、なんだっけ、ブルターニュ?

そんな感じ。

ワイン作ってそうな。

良く知らんけど。

そんな感じ。

今日も良い山旅でした。

 

 

 

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梅雨入りと英彦山

2021年06月25日 | 

今年はえらく早い梅雨入りでした。

梅雨はまあ、嫌なものなのですが良いこともあります。

実は「車を停めて雨の音を聴く」という陰気な…いや、詩的な趣味があるのです。

ホームセンターにコンビニ。いろいろな駐車場がこの暗い…いや、文学的な趣味の舞台となります。ふふふ。

また、カエルの鳴き声も合わさると最高でして、田んぼの近くの路肩にとめて楽しだりもします。

あと、アジサイが咲きますよね。

花は山に咲いているやつ以外はあまり興味ないのですが、いくつか好きな花もあるのです。

アジサイのほかは

桜、菜の花、ひまわり、コスモスなど

群生するヤツが好きなようです。

うちの庭にもアジサイが2つ咲いています。危うく雑草とともに刈り払うところでしたが。

 

とはいえ、やはり雨ばかりだと気が滅入るのですが日曜日に晴れマークがついたので山に行くことにしました。

久々に英彦山です。

 

早朝より正面登山道を登ります。

朝のうちは晴れたり曇ったり

中岳上宮に到着

休憩の後は南岳を目指します。

この南岳への道が好きなのです。

新緑の中に続く一本道が良いですね。

冬の霧氷が付いた時や、秋の静かな雰囲気の時もおすすめです。

上宮を振り返ります。

上宮は老朽化が進み倒壊の恐れがあるので立ち入り禁止でした。

何とか景観を損ねずに復旧できないものでしょうか?

ピカピカに生まれ変わった上宮なんて雰囲気でませんからねえ。

 

南岳で昼をすませたら、鬼杉を目指します。

かなり久々です。

新緑の森の中を歩いていきます。

ところどころ見晴らしの良いとこもあり飽きません。

だんだんと立派な大木が増えてきます。

うーん!新緑!

正面とは違って、手つかずの森の中を行く登山道です。

鬼杉に到着。

写真ではこのスケール感を表現しにくいのですが、凄まじい生命力を感じることができます。

なんせ奈良時代からあるそうですから。

実際に見てくださいとしか言えません。

深く豊かな自然と信仰との融合が、この山の魅力なのでしょう。

 

ここから登山口までは結構な距離があります。

アップダウンは少ないのですが、こんなに距離を歩いたのは冬の日光白根山いらいではないでしょうか。

少しずつながら体も回復しているように思えます。

英彦山に登ると「ありがたや」という気持ちになりますな。

 

下山後に売店で飲んだラムネがやたらうまかったのでした。

 

 

 

 

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快晴!福智山

2021年06月17日 | 

猫との再会を果たし、鱒淵ダムより登山開始。

前回はドン曇りの中の登山でしたが本日は快晴なり!であります。

前回は薄気味悪い森でしたが、晴れると実に瑞々しい樹林帯でありますなあ。

実はいつもの相棒はしばらく体調を崩していて、今回は久々の登山。

私はというと、だいぶ前からずっと病み上がりのまま。

ポンコツ2人ですが、ゆっくり行けばいつかは必ずたどり着くのです。

やっと樹林を抜けました。

ここからは開放的な稜線歩き。

山頂直下

登頂!

展望も抜群。

この山の魅力は深い樹林帯の秘境感と、山頂部の解放感でしょう。

2度おいしいと言わざるを得ませんな。

いや、山頂を楽しんだ後に再び樹林に入ると、また違った印象を受けるので3度おいしいでありましょうか。

 

この日の山頂は多くの登山者で賑わっていました。

笑い声の絶えないこの場所にいると、コロナに振り回される日々など忘れてしまいそうです。

 

山頂をゆっくり楽しんだ後は再び樹林の中へ。

 

本日も良い山旅でした。

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再会 鱒淵の猫

2021年06月16日 | 

前の週末はのんびり過ごしたので次は福智山登山に行きました。

久しぶりに2人での山行です。

そして、駐車場につくと猫がいます。

君は!君じゃないか!

前回の福智山登山の時にあった鱒淵の猫ではないですか。

「鱒淵の猫」参照

鱒淵の猫 - パンクと釣り (goo.ne.jp)

元気だったか?

良く太っているし、つぶれかけてた目も良くなってるし、毛並みも前より良いではないですか。

禿げは治っていなくて、頬にも皮膚病ができているのは気になりますがおおむね元気なようです。

今回は撫でまわしてやりました。

後で腕がかゆくなりましたが、まあ良いでしょう。

また会おう!

 

機嫌よく福智山登山開始となりました。

 

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たまにはのんびりな休日

2021年06月15日 | その他の釣り

なかなかに自分らしい旅を楽しんだGWでした。

GW明けはすぐに大阪の病院に行って予後の検査をしたのですが、これも異常なしとの嬉しい結果。

しかし良いことの後はバランスをとるかのように嫌なことが連続。

少々疲れまして、連休後初めの休みはのんびりすることにしました。

 

博多湾に行って投げ釣りです。

まずは小さいのを釣って、それを餌に大きいやつを狙うわらしべ長者的な計画。

 

ゴカイをつけた仕掛けをぶん投げてしばらくするとゴツゴツっという明確なあたり。

小気味良い引きを楽しみながら巻き上げると

シロギス君でした。

さて、こいつを餌にする予定でしたが

こいつを食うようなヒラメなんかはここにはいそうにないし、シーバスは今更餌で釣ることもないし、なんか可哀そうだし…

リリース

そのあとはキスを1匹追加し

ヒイラギ君も釣れました。

結局全部ポイ。

まあまあ楽しめたのでここまでにしました。

その後は北の温泉ほっこりの湯に行きましたが…休業中!

しかし田園地帯の広い空が見れたので良しとします。

次は耳納山荘に行ってみると営業中でしたので、ゆっくりと温泉を楽しみました。

 

一日ゆっくりすると、次の休みはしっかり遊びたいなと思うのでありました。

 

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GW放浪記⑤ 八方ヶ岳

2021年06月12日 | 

道の駅からしばし車を走らせるとキャンプ場に到着。

ここから登山開始となります。

はじめは沢沿いの道となり、涼しく快適なのですが

とにかく緑の密度と濃度がすごい!

凄まじいばかりの新緑が覆いかぶさってきます。

緑に同化し、しまいには自分の体内で光合成が行われるのでは?と思ってしまいます。

稜線に出ると明るい快適な道が続きます。

いやいや、圧倒されました。

山頂直下

登頂!

山頂は広くて眺めが良いのです。

昨日に引き続き雲仙が見えます。

阿蘇五岳

九重連山

雄大な景色を見ながら昼食。

この後はカニのはさみ岩を見て下山しました。(写真撮り忘れ)

あとで分かったのですがカニのはさみ岩にも登れるようですね。

次は登りたいものです。

 

初めての八方ヶ岳はとにかく樹々が生き生きとしていて素晴らしく、印象的でした。

こういう山は紅葉の時期に来てみたいと思うのですが、他にもそんな山がたくさんあるので困ったものです。

紅葉を見たい山は数多くありますが休みはごくわずかしかないのですから。

まあ、その前に夏山を楽しむことを考えましょう。

 

下山は林道を下るのですが大雨による崩壊地が数多くありました。

九州の亜熱帯化はいよいよ深刻さを増してきたように思えます。

 

下山後は近くの温泉へ。

地元の人に愛される、とても良い温泉でした。

休憩室では大きなスクリーンで小田和正のライブを放映していました。

老若男女が小田氏の良い人丸出しな曲にじっと聴き入る光景はちょっと滑稽で、その中に溶け込む自分もなかなかに滑稽でありました。

 

そのあとは道の駅に戻りだご汁を食べ、しばらく昼寝。

 

目が覚めて、少々寂しさを感じながらも満足して帰路につきました。

 

こうして今年のGWは終わったのですが、たった2日にもかかわらず多くの出来事がありました。

無計画で1人ほっつき歩くのは本来の自分の姿のような気もしますが、時々やるくらいに留めておくべきでしょう。

戻ってこなくなる恐れがありますので。

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GW放浪記④ 鹿北の猫

2021年06月08日 | 

天草を離れ八方ヶ岳に挑戦するため道の駅鹿北で車中泊をすることにしました。

実は、結構疲れていてもう帰ってもいいかなとも思っていたのですが福岡までかえるのもつらいので、とりあえずここで寝ることにしました。

翌朝

晴天!

よし、せっかくだから八方ヶ岳がんばろう!

とりあえずお便所。

お便所から出てくると

猫発見

ぐふふ!なかなかかわいいじゃないか!

かわいこちゃんも見れたし、さあ行ってみよう!

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GW放浪記➂温泉とアラカブ

2021年06月05日 | その他の釣り

登山を終えた後は温泉を求めて天草の奥地へ向かいます。

思ったより天草は広く移動に時間がかかりますが、急ぐ旅でもないのでのんびりと。

そして河童の湯(だったかな?)に到着。

地元の人に愛される温泉のようでのんびりとできるところでした。

休憩室にて。

四つ葉のクローバーをくわえた河童がクール。

しばらくゴロゴロさせてもらいました。

 

その後は車を走らせながらうろうろします。

 

すると雲仙岳がよく見える海岸に出たので車を停めてみます。

朝は山の上から見た雲仙を今度は海から。

ついでに釣りもすることにしました。

ジグをなげてデカいのを狙おうかと思いましたが、釣り人に聞いてみると全然ダメだとのこと。

そこで浅いけど地磯があるところまで行って、穴釣りをすることに。

そして

今年のファーストヒット!

アラカブ君は裏切らない!

1匹だけでしたが楽しかったのでした。

 

去年は「今年は釣るぞ!」的なこと言っておきながらフナしかつれなかったので、今年こそは頑張りたいものです。

 

この後は天草を出ようとして凄まじい渋滞にハマりました…。

どうも余計なオチが付きがちです。人生において。

約2時間の渋滞の後たどり着いたジョイフルでの晩御飯はとてもおいしかったのでした。

ジョイフルは裏切らない!

 

ジョイフルで「熊本県の山」を見ながら明日の山を考えていたのですが、ちょっと疲れたので福岡に近づく感じが良いなと思い、県境近くの山を探すことにしました。

そして決定したのが八方が岳。

以前より気になっていたこの山にお邪魔することにしました。

 

食料と替えのパンツと靴下(持ってくるのを忘れたので)を買い、登山口に近い道の駅鹿北を目指すのでした。

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GW放浪記② 天草の猫

2021年06月03日 | 

コンパクトながら満足のいく旅となった太郎丸・次郎丸岳登山でしたが、その前後には猫との出会いもありました。

まずは登山前の猫を

随分と雰囲気のある猫ですねぇ。

お、もう1匹発見。

たたずむ姿がえになりますな。

あ、コンチワ。

お邪魔しますよ。

 

下山後にも

民家の前で待ち構える猫達。

いつも食事をもらっているのでしょう。

 

その地域の暮らしになじみ、その一部となっている猫達との出会いは登山の記憶とともに脳みそに保存されます。

猫に限らず、何でもない景色や食べた旨いもの、立ち寄った温泉、出会った人々、そんなものが忘れられないものとなるのが面白いですね。

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GW放浪記➀ 太郎丸岳と次郎丸岳

2021年06月01日 | 

待ちに待ったGW…はたったの2日!

しかし!普通のサラリーマンならいつもの週末と変わらないのでしょうが、私にとっては貴重な連休なのです。

というわけで、かねてより興味があった天草の太郎丸岳と次郎丸岳を1人で訪れることにしました。

 

前日の夜から熊本入りして天草の入り口手前の道の駅で車中泊。

この登山前日の前のりで、眠りにつくまでの時間が密かな楽しみ。

何をするわけではないのですが、音楽を聴きながら缶コーヒー片手にネット漫画読んだりするひと時がちょっぴり贅沢に感じるのです。

普段ならよだれ垂らしながら、白目むいて書類作成している時間ですからね。

 

さて翌朝は6時ごろゆっくり起床。

のんびりと登山口に向かいます。

なんせ低山なので時間はたっぷりあるのです。

 

登山口より。あれは次郎丸かな?

こんな感じなのです。まさに今求めているのはこんな感じなのです。

 

次郎丸岳

 

しばらく樹林帯を登り、分岐を太郎丸岳に行きます。

つつじの向こうに次郎丸。

海が見える!

太郎丸到着!

太郎丸より望む次郎丸はなかなかカッコ良いのです。

さあ、次はあの頂を目指すぞ。

ちょっと暑くなってきましたが気持ちの良い木のトンネルを歩き次郎丸を目指します。

山頂直下では巨大な露岩が出現。ちょっとしたスラブですな。

露岩の上からは海の眺めが素晴らしい。

ここである女性に会ったのですが、その人はライオンに見える岩を探しているということでした。

ライオン岩のことは初耳でしたのでわからないと答えたのですが、もしあるのなら見てみたいものです。

 

次は山頂を目指します。

再び樹林へ

少し行くと視界が開けて展望台的な露岩が出てきました。

そこからは山頂が見えました。なかなかの高度感でしたよ。

そして登頂!次郎丸岳です。

ここからも海が見えます。

いいですね。

そして見つけました。ライオン岩!きっとこれでしょう。

さっき寄り道した露岩がそうだったのですね。

するとライオン岩に人が出てきました。ライオンの鼻先から下をのぞき込んでます。

なんとライオン岩を探していた人です。

「そこですよ!ライオン!」

「ここ鼻ですか?」

「そう、鼻!」

良かったですね。

 

この後は巨大露岩まで戻り休憩。

のんびり。

遠くには雲仙岳が見えました。雲の中に浮かんでカッコイイですな!

ここで出会ったお母さんと娘さんと思われる2人組がなんだか愉快な2人で、こちらまで楽しくしてもらえました。

人との出会いも山の面白さだと思えます。

ゆっくりしたら、再び新緑の登山道を下って行ったのでした。

 

太郎丸・次郎丸はなんとも開放的で、のどかな山でした。

久々にのんびりできた気がします。

 

さてこの後は全くのノープラン!

何して遊ぼうか?

 

 

 

 

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