テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

学会 at SF (4日目) ~学会~

2010-02-22 | 研究
8:15-10:15
“Structure and Dynamics of Membrane Transporters”、”Channel Regulation & Modulation”、”Membrane Dynamics & Bilayer Probes”などのセッションを転々としていた。

10:45-12:45
“Membrane Protein Functions”。Rhomboid Proteaseの話、Hydrophobic mismatchとLateral mobilityの話など。


昼、Walter Chazinに会った。就職活動をしているWadeに対して、“キャリアアップが見込めないジョブに就くのは止めなさい”とアドバイスしていたのが、非常に印象的だった。その後、Dr. Chazinの紹介で、Arthur Palmerと握手をすることができた。これは、ちょっと感動的。


1:45-3:45
ポスターセッション。T沢氏の発表を聞かせてもらった。E.Coliを用いたGPCR(CB2)の発現系構築の話があった。発表者は日本人で、今後固体NMRで攻めるらしい。


4:00-6:00
“Membrane Protein Structure”。Kobilka研のpH.D/M.D. studentが、ついこの前Natureに載ったb2ARのNMR解析の話をした。この論文には、Scottの名前が入っている。Lysをメチル化してメチル由来シグナルを観るという話だが、そんなに面白いか?と思った。GPCRでなければ見向きもされないだろう。発表したpH.D./M.D. studentは、堂々としていて、すごくsmartに見えた。アメリカ人の発表技術には、いつも感心させられる。
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学会 at SF (4日目) ~観光と食べ物~

2010-02-22 | 旅行
B&Bの屋上で日の出を見た。





サンフランシスコの夜明け。7時9分撮影。



昼ごろ、疲れてきたので、セッションを少し早めに抜け出して、学会会場の上の公園をぷらぷらした。





学会会場の上の公園から眺めたダウンタウン。12時撮影。



昼は、T沢夫妻と、近くのフードコートに行った。天丼的なものを食べてみたが、うまくもまずくもなかった。



夜は、チャックが共同研究をしているGeorge研の人たちと一緒に Santorini というギリシャ料理屋に行った。共同研究をしているといっても、自分はそのプロジェクトに関係していないため、George研の人たちは誰一人として知らないし、彼らの研究内容も詳しくは知らない。こんなdinner partyには、もちろん全く参加したくはないのだが、“月曜日の夜はGeorge研とディナーに行くが、君も人数の中に入っているから”というメールがチャックから来たため、行かないわけにも行かなかった。Dr. Georgeは、チャックとは全くタイプの異なる厳格な雰囲気の人間で、おそらくワンマン社長タイプの人だ。彼の部下たちは極めて従順かつ大人しく、彼の話を聞いていた。しかし、自分は、予想通り、全く会話にはついていけなかった。会話のスピードが速すぎて、そもそも何を言っているのかよく分からない。たまに分かったとしても、上述したようなDr. Georgeに対していったい何を言えるというんだ?頼みの綱のWadeはテツから最も離れた席でTina相手に盛り上がっていて、こちらの会話には全く加わる素振りがなかった。チャックも、どちらかというとそちらの会話に加わりたそうな気配がありありだった。俺はなぜこんなところでいたたまれない気持ちで飯を食わなければならないのだろう?注文した魚料理(Trout)が思いのほか美味かったことが、唯一の救いだった。

帰りのバスで、隣に座った黒人が酒を隠し飲みしていた。夜のバスの雰囲気は本当に最悪。
コメント (2)
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