テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

大歩危峡の妖怪屋敷

2022-11-11 | 旅行
道の駅大歩危に行った。16時9分到着。この時間だと、日光は谷底まで差し込んでこない。




駐車場から見下ろした吉野川。




エメラルドグリーンの水。




ん?妖怪屋敷?




妖怪屋敷の入口。


この辺り(三好市山城町)は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる“こなきじじい(児啼爺)”の故郷と言われている。こなきじじいを含めた地域の妖怪伝説を紹介すべく設立されたとのこと。

700円払ってご入場~。




ノヅツ(=ツチノコ)と野鎌(=カマイタチ)。




マド。極悪非道の者の死霊。




ガイコツとヘビ。




うどん狸。年寄りに憑りついてうどんを食った。




山城坑道の中。




七人塚の大蛇。七人の祈祷師によって切り殺された。




野鹿池(のかのいけ)の龍神。お姫様に化けて泊まりに来た。




水辺の妖怪たち。


2階には化石が展示されていた。




ブラジル産の魚の化石。


妖怪屋敷から出た後、コーヒーを飲んだり、川岸まで降りたりして休憩した。

16時45分ごろ出発。国道32号線に沿って北上。大歩危峡まんなかにも寄ってみた。




駐車場から見下ろした遊覧船乗り場。



16時55分ごろ出発し、17時35分ごろ阿波池田の駅に到着した。見ノ越から、観光しながら5時間25分かけて戻ってきたことになる。

元々は16時半にレンタカーを返却する予定だったが、剣山から見ノ越に下山した時、18時まで延長して欲しい旨、レンタカー屋さんに電話を入れていた。延長しておいて正解だった。

18時になってもレンタカー屋のおじさんが現れないので電話すると、今から向かうとのこと。24分の南風に乗りたいというと、“鍵を置いて行ってください”などとおっしゃるが、どこに置けばいいかわからないので、とにかく待つことにした。結局18時15分ごろに来てくれたので、鍵の受け渡しもできたし、延長料金を負けてもらえたし、南風にも乗れた。




土讃線琴平行きの電車。一両編成。


南風は激混みで、岡山まで立ちっぱなしだった。初めて瀬戸大橋を渡ったが、ほぼ何も見えなかった。19時41分、岡山に到着した。


今回は阿波池田で途中下車したが、高知-岡山間は南風を使えば2時間半で移動できる。陸路で高知など行けるわけがないと思っていたが、十分に許容範囲内だ。今回の高知・徳島旅行は非常に楽しめた。また何かの機会に再訪したい。
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西祖谷

2022-11-11 | 旅行
14時55分ごろ祖谷のかずら橋に到着した。ここは山奥の二重かずら橋と違って、完全に観光地化されている。駐車場の観光バスから人がぞろぞろ出てきて、橋に向かって歩いていた。




祖谷のかずら橋。人が鈴なり。橋の向こう側は工事中。


また550円払って橋を渡る。長さ45m、高さ14mと、男橋より長くて高いが、全く怖さを感じなかった。




渡り切って振り返って撮影した写真。ここはもはや秘境ではない。


あまりの人の多さにげんなりし、近くの琵琶の滝を見に行く。




琵琶の滝。


人が多いのでさっさと通り過ぎ、工事現場の奥に行ってみる。




祖谷渓。




水がグリーン。


川の水に少し癒されて駐車場に戻る。観光バスのツアーガイドがツアー客に、“でこまわし”なるものを薦めていたので、売店で買って食べてみた。




でこまわし。


でこまわしとは、ごうしゅういもという地元のじゃがいもと、そば団子、岩豆腐、丸こんにゃくにみそだれを塗って焼いたもの。みそだれに(多分)ゆずが入っていて、すごく美味しかった。

その後、大きな土産物屋で買い物などして、15時50分に出発した。16時5分ごろ、大歩危峡に到着した。
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東祖谷

2022-11-11 | 旅行
見ノ越で休憩した後、12時10分出発。帰りは祖谷川に沿って国道439号線を西に進む。

この辺りは、東祖谷(ひがしいや)と呼ばれるエリアで、道が酷道な割に、見どころが多い。




紅葉。一眼レフで撮影。


12時30分、奥祖谷二重かずら橋に到着した。




入り口。入場料550円也。


まずは、小さい方の女橋を渡る。この橋は短い(22m)し、高さもない(水面から4m)ので、それほど怖くない。




橋からの眺め。向こうに男橋が見える。




川岸から見た女橋。




女橋。一眼レフで撮影。


続いて、男橋を渡る。




男橋にて。




男橋。




かずらで作られたケーブルと吊索。


かずら(葛)とはつる草の総称で、かずら橋の材料としては、先日雨飾山で実を食べたサルナシ(=しらくちかずら)が使われているらしい。




さな木の間から谷底が見える。


男橋は長い(42m)し高さがある(水面から12m)ためかなり怖い。へっぴり腰で渡った。

二重かずら橋は、平家一族が剣山山頂の“平家の馬場”に行くために架けられたと伝えられているらしい。

川岸に降りて反対側から女橋を撮影。




女橋。奥に野猿が見える。




野猿(人力ロープウェイ)。休止中。




女橋。一眼レフで撮影。




男橋。一眼レフで撮影。




祖谷川と男橋。一眼レフで撮影。




黄葉。一眼レフで撮影。


13時20分ごろ出発。




紅葉。


13時32分ごろ、名頃かかしの里に入る。




材木とかかし。




かかしの親子。




“かかし工房”と書かれた建物。


中を覗くと・・・




・・・・・。さすがにぎょっとした。


かかしの村には、本当にかかししかいなかった。先を急ぐ。




紅葉。13時47分。


14時頃、落合集落展望所への分岐を通り過ぎてしまう。ここじゃないはずだと思ってそのまま進むが、一向に展望所への分岐が現れないので、引き返した。分岐からしばらく山道を進むと、展望所に着いた(14時15分頃)。




落合集落。




茅葺の長岡家住宅。


落合集落の起源は明らかになっていないが、祖谷地方に平家の落人伝説が残っているらしいので、平安末期ごろに開拓されたのかもしれない。集落(の一部?)は、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されており、江戸期に建てられた屋敷が多く残っている。保存地区の広さは東西750m、南北850mで、高低差390mの急傾斜地に位置する。懐かしい山村の風景・・・などと紹介されているが、こんな集落は見たことがないので懐かしいとは言いがたい。昔話に出てきそうな(出てきたような)風景・・・といったところだろう。


14時25分ごろ出発。落合集落を過ぎると道路が2車線になり、運転しやすくなった。栗寄取水ダムまでが東祖谷で、その先は西祖谷になる。
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剣山:百名山48座目(2日目)

2022-11-11 | 日本百名山
5時起床。雨飾山の再現にならないよう、おにぎりをしっかり食べる。

6時15分ごろホテルを出発し、登山口のある見ノ越駐車場に向かった。




夜明け前。


6時25分ごろ、見ノ越駐車場に到着。6時32分、剣神社前から登山開始。




登山口。




剣神社。神主さんが祈禱されていた。




神社の脇から山道が始まる。




リフトの下をくぐる(6時44分)。




山頂と次郎笈(じろうぎゅう)が見えた(7時8分)。




リフトの西島駅(7時12分)。


西島駅の脇から尾根道コースを登り、刀掛の松に向かう。




東方向の眺め。中央の尖がりは、高城山レーダ雨量観測所。




西方向の眺め。三嶺(みうね、左)と塔丸(とうのまる、右)。


7時32分、刀掛の松に到着。




刀掛の松。


そのまま尾根道コースを登り、8時3分に剣山頂上ヒュッテに到着した。




剣山頂上ヒュッテと剣山本宮宝蔵石神社。


剣山頂上ヒュッテでバッジを買った。




登山バッジ。


剣山頂上ヒュッテと剣山本宮の間の階段を上がると山頂の笹原に出る。




平家の馬場。


笹原の中の木道を進み、8時18分、山頂(1955m)に到着した。




剣山山頂の三角点(右の白い棒)。




山頂にて。一眼レフで撮影。




剣山山頂から見た次郎笈。




左から、次郎笈、三嶺、塔丸。




塔丸。一眼レフで撮影。




三嶺。一眼レフで撮影。


三嶺は四国で一番人気の山らしい。わずかに見える赤い屋根の三嶺ヒュッテの奥に山頂湖があるようだ。




昨日泊まったラフォーレつるぎ山。




丸笹山。


山頂でおにぎりを食べたり写真を撮ったりしているうちに44分も経過してしまった。9時2分に次郎笈に向けて出発した。




枯れ木。9時14分。




イナゴ。




次郎笈へと続く稜線。9時18分。




次郎笈。9時23分。




斜面の枯れ木。9時27分。一眼レフで撮影。




日本庭園のような石。9時28分。一眼レフで撮影。




枯れ木と剣山。9時36分。




三嶺への分岐点。9時55分。




剣山。9時57分。


9時58分、次郎笈山頂(1930m)に到着した。




次郎笈山頂にて。10時8分。一眼レフで撮影。


10時12分、次郎笈山頂を出発。剣山方向に戻る。




剣山。10時34分。一眼レフで撮影。


次郎笈山頂から剣山を撮ると、剣の山頂部がなだらかに見える上、測候所の観測塔が写ってしまう。次郎笈山頂と鞍部の中間くらいの位置で撮った方が、剣山頂部が鋭い三角錐に見え、人工物も隠れて、見栄えが良い。


10時48分、分岐点を左折して遊歩道コースに入る。




松と次郎笈。10時50分。


二度見展望所を通り過ぎると、御塔石(おといし)がだんだん大きく見えてくる。




御塔石。11時1分。一眼レフで撮影。


次の分岐点で右折して少し上ると御神水の湧き出し口にたどり着いた。




御神水。11時3分。


飲んでみたが、味は普通だった。さらに登ると大剣神社の前に出た(11時11分)。




大剣神社。


大剣神社からは剣道コースを下り、西島駅に向かった。




霜柱。


11時23分、西島駅に到着した。




西島駅の下方の日本庭園のような岩場。11時25分。一眼レフで撮影。


西島駅からリフトで見ノ越に戻った(片道1050円)。




ロープウェイからの眺め。




朝通ってきたくねくね道。




見ノ越の剣山自然情報センター。




アナグマとイタチのはく製。


今回の登山のまとめ。

登山開始時刻(見ノ越・剣神社前):6時32分
剣山山頂到着時刻:8時18分
次郎笈山頂到着時刻:9時58分
登山終了時刻(リフト西島駅):11時23分
次郎笈まで登り3時間26分、下り1時間25分
計4時間51分 (休憩込み)

標高差
登り:555m(山頂(1955m)-見ノ越(1400m))
下り:255m(山頂(1955m)-西島駅(1700m))


きつ過ぎず、楽過ぎず、天気も良く、最高に気持ちのいい登山だった。
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