午前(7時45分から11時15分)のSession(Nucleic Acid and Nucleic Acid Interactions)は、あまり興味のない分野なので、ただ聴いていただけ。Pervushinが持ち時間30分のところを、45分くらい話していた。しかも、大して面白い話でもなかった。
午後の前半(1時から3時)のSession titleは、membrane proteins and protein-lipid interactions。まずは、Baxのtalk。解析対象自体は、たかだか23残基の膜内ペプチドなのだが、Baxの緻密な解析結果に圧倒された。そして、自分の発表。普段は大して緊張しないのだが、Baxの後ということで、最初からかなり緊張していた。しかも、ふと目線を上げたときに、S田先生が目に入ってしまい(しかも、何やら不満そうに首をかしげているように見えた)、一時かなりあわててしまった。中盤からは落ち着いてやれた。質問は、I倉先生、Bax、K庄先生の3人から来たが、いずれも難しい質問ではなく、簡単に答えられた。アメリカ人から、もう少し突っ込んだ質問が来て欲しかった。一般的に、日本人の研究者が、あまり流暢でない英語で発表をすると、アメリカ人たちは、込み入った質問を控えるようである。これは、発表を完全に理解できなかったためというよりは、発表者に恥をかかせないように配慮しているように感じられる。自分も、質問をするには英語が下手すぎると思われたかもしれない。今回の学会で、自分以外で膜タンパク質の直接解析の話をした人はいなかったので、内容的にはインパクトのある話ができたと思う。しかし、もっとBiologicalなsupporting dataを集めていかないと、おもしろいけど信憑性がないという評価になるだろう。
午後の後半のSession(3時から4時45分)は、Pharmacologically Interesting Molecules & Approaches。ただ聴いていただけ。
Session終了後、成り行きで、I倉先生のホテルの部屋を見せてもらった。Hiltonの最上階(の1つ下の階?)のSweet Room。部屋の広さもさることながら、眺めが素晴らしい。その後、S田先生、I倉先生、K庄先生夫妻、Markley夫妻、I君と一緒に、タイレストランに行って夕食。先生方にご馳走していただいた(ありがとうございました)。食事後、学会会場に戻り、Poster Sessionに参加した。Bax Labから来ていたアメリカ人ポスドクと話をすることができた。Baxは、緻密なデータを要求してくるとのこと。そりゃそうだ。Biological NMR関連のポスターは、20演題しか出ておらず、あっという間に見終わってしまった。暇つぶしに、山のような有機化学関係のポスターの間をうろついていると、春までNashvilleにいたT本さんに会った。さらに、T大学のU野先生に会った。U野先生は最近医学部でラボを構えたすごい人だ。医学部で仕事をするのはなかなか大変だとおっしゃっていた。
今回の学会で、何より嬉しかったのは、3年以上ぶりにお会いした関係分野の先生方が、意外にも、テツのことを覚えていてくれたことだ。大変光栄なことだと思う。
午後の前半(1時から3時)のSession titleは、membrane proteins and protein-lipid interactions。まずは、Baxのtalk。解析対象自体は、たかだか23残基の膜内ペプチドなのだが、Baxの緻密な解析結果に圧倒された。そして、自分の発表。普段は大して緊張しないのだが、Baxの後ということで、最初からかなり緊張していた。しかも、ふと目線を上げたときに、S田先生が目に入ってしまい(しかも、何やら不満そうに首をかしげているように見えた)、一時かなりあわててしまった。中盤からは落ち着いてやれた。質問は、I倉先生、Bax、K庄先生の3人から来たが、いずれも難しい質問ではなく、簡単に答えられた。アメリカ人から、もう少し突っ込んだ質問が来て欲しかった。一般的に、日本人の研究者が、あまり流暢でない英語で発表をすると、アメリカ人たちは、込み入った質問を控えるようである。これは、発表を完全に理解できなかったためというよりは、発表者に恥をかかせないように配慮しているように感じられる。自分も、質問をするには英語が下手すぎると思われたかもしれない。今回の学会で、自分以外で膜タンパク質の直接解析の話をした人はいなかったので、内容的にはインパクトのある話ができたと思う。しかし、もっとBiologicalなsupporting dataを集めていかないと、おもしろいけど信憑性がないという評価になるだろう。
午後の後半のSession(3時から4時45分)は、Pharmacologically Interesting Molecules & Approaches。ただ聴いていただけ。
Session終了後、成り行きで、I倉先生のホテルの部屋を見せてもらった。Hiltonの最上階(の1つ下の階?)のSweet Room。部屋の広さもさることながら、眺めが素晴らしい。その後、S田先生、I倉先生、K庄先生夫妻、Markley夫妻、I君と一緒に、タイレストランに行って夕食。先生方にご馳走していただいた(ありがとうございました)。食事後、学会会場に戻り、Poster Sessionに参加した。Bax Labから来ていたアメリカ人ポスドクと話をすることができた。Baxは、緻密なデータを要求してくるとのこと。そりゃそうだ。Biological NMR関連のポスターは、20演題しか出ておらず、あっという間に見終わってしまった。暇つぶしに、山のような有機化学関係のポスターの間をうろついていると、春までNashvilleにいたT本さんに会った。さらに、T大学のU野先生に会った。U野先生は最近医学部でラボを構えたすごい人だ。医学部で仕事をするのはなかなか大変だとおっしゃっていた。
今回の学会で、何より嬉しかったのは、3年以上ぶりにお会いした関係分野の先生方が、意外にも、テツのことを覚えていてくれたことだ。大変光栄なことだと思う。