Middle Tennessee地方において、今年は13年に1度のセミの当たり年だという。昨年も一昨年も、セミの鳴き声は数度耳にしたが、見かけることはまずなかった。13年に1度の大量発生がいかなるものか、少々楽しみにしていたのだが、いざ眼にすると、必ずしも眼に心地よいものではなかった。
Vandy Campus内の、とある木。8時46分撮影。
羽が伸びきったセミ。8時48分撮影。
羽化中のセミ。8時48分撮影。
上の写真を撮っている間にも、セミの幼虫が地面の中からどんどん出てきて木の幹を登っていく。間違えてテツの足を登ってくるやつもいた。羽化に失敗して、羽が伸びきらない状態で死んでいる個体もちらほらいる。
日本では、セミの幼虫は夕方6時ごろ、日暮れとほぼ同時に地面から出てくる。身を守るすべのない羽化中に、鳥に襲わるリスクを減らすためであろう。一方、このNashvilleで大発生しているセミたちにとって、羽化の時間帯は特に決まっていないようである。これだけいれば、多少鳥に食われても、問題ないということだろうか。
さて、午後になって、Dungengが、セミの幼虫のフライをどこからか持ってきて、みんなにふるまい始めた。フライにされているのは全て羽化する前の幼虫だった。羽化後の成虫はまずいそうだ。みんなが遠巻きに見ている中、LauraとChuckが手をつけた。ChuckはDungengのメンツをつぶさないように食べてあげたように見えた。Danielleはキャーキャー騒いでいた。Wadeは、今後一生食うことはないから、一度だけ食べるから写真を撮れと言ってきた。
セミのフライにチャレンジするWade。2時29分撮影。
思ったほどgrossではないとのことであった。テツおよびMin-Kyuは、全く寄り付かなかった。Dungengは不満そうだったが、テツは虫は食えない(ちなみに、本物の犬のテツは、子犬の頃、セミを捕まえてかじった後、ぺっと口から吐き出していた)。中国人ポスドクたちは、後でばりばり食っていたそうだ。
セミ(成虫)。5時43分撮影。
セミの成虫は、体が黒く、羽がオレンジ色である。眼がオレンジ色なのが、少々気色悪い。色合いはアブラゼミと少し似ているが、はるかに小さく、ツクツクホウシほどである。あまり鳴かない。近づいても逃げず、トライしていないが、その気になれば簡単に捕まえられるだろう。
Vandy Campus内の、とある木。8時46分撮影。
羽が伸びきったセミ。8時48分撮影。
羽化中のセミ。8時48分撮影。
上の写真を撮っている間にも、セミの幼虫が地面の中からどんどん出てきて木の幹を登っていく。間違えてテツの足を登ってくるやつもいた。羽化に失敗して、羽が伸びきらない状態で死んでいる個体もちらほらいる。
日本では、セミの幼虫は夕方6時ごろ、日暮れとほぼ同時に地面から出てくる。身を守るすべのない羽化中に、鳥に襲わるリスクを減らすためであろう。一方、このNashvilleで大発生しているセミたちにとって、羽化の時間帯は特に決まっていないようである。これだけいれば、多少鳥に食われても、問題ないということだろうか。
さて、午後になって、Dungengが、セミの幼虫のフライをどこからか持ってきて、みんなにふるまい始めた。フライにされているのは全て羽化する前の幼虫だった。羽化後の成虫はまずいそうだ。みんなが遠巻きに見ている中、LauraとChuckが手をつけた。ChuckはDungengのメンツをつぶさないように食べてあげたように見えた。Danielleはキャーキャー騒いでいた。Wadeは、今後一生食うことはないから、一度だけ食べるから写真を撮れと言ってきた。
セミのフライにチャレンジするWade。2時29分撮影。
思ったほどgrossではないとのことであった。テツおよびMin-Kyuは、全く寄り付かなかった。Dungengは不満そうだったが、テツは虫は食えない(ちなみに、本物の犬のテツは、子犬の頃、セミを捕まえてかじった後、ぺっと口から吐き出していた)。中国人ポスドクたちは、後でばりばり食っていたそうだ。
セミ(成虫)。5時43分撮影。
セミの成虫は、体が黒く、羽がオレンジ色である。眼がオレンジ色なのが、少々気色悪い。色合いはアブラゼミと少し似ているが、はるかに小さく、ツクツクホウシほどである。あまり鳴かない。近づいても逃げず、トライしていないが、その気になれば簡単に捕まえられるだろう。