去る平成22年11月24日(水)、和歌山さんぽみちプロジェクトは吹上地区人権委員会より講演依頼をいただき、和歌山市中心市街地周辺の地域資源と親しむ「さんぽみちバスツアー」を開催いたしました。
身近な地域資源に触れ、街の魅力を理解し互いに共有することは、もっとわかりあえる明日を目指そうとされる吹上地区人権委員会の活動と共通する点が多いと考えられ、依頼を頂戴した次第です。
吹上地区人権委員会とは、吹上地区住民102名の委員で構成され、高齢者・障害者・青少年・女性・の各人権部会があり、和歌山市吹上連絡所を活動の拠点としています。
当日は人権委員と公募でお集まりになられた住民の皆様、合計37名が参加、和歌山さんぽみちプロジェクトの協賛社である、和歌山バス株式会社の大型観光バスをチャーターし、午後1時に出発しました。
ツアーは4時間の行程で、
1.なぜ和歌山城が築城されたか、
2.和歌山の城下町はどう発展してきたか、
3.現在の和歌山の魅力は何か、
という3点を参加者が理解できるよう企画しました。
なお、和歌山さんぽみちプロジェクトで紹介した合計31箇所のバス停全てをまわりました。
途中、新内バス停で、和歌山市まちおこし推進課の森本様に、県庁前バス停(県立博物館駐車場)で、和歌山県立博物館学芸員の大河内様、和歌山県企業振興課の中西様に、ゲストスピーカーとしてご乗車いただき、約10分間のショートスピーチをしていただきました。
また、和歌山城公園で45分間の自由時間を設け、本の字饅頭とお茶のおやつ休憩、紅葉渓庭園の散策、土産物センターでのショッピングなどをしていただきました。
参加者の皆様にご回答いただいたアンケートから、「生まれ育った街にこんな魅力があるとは知らなかった」「目からうろこの連続だった」「半日ではなく、1日のツアーを企画して欲しい」「機会があれば次回も参加したい」という感想が寄せられ、たいへんご満足をいただけたと感じています。
参加できなかった方々から、どのようなツアーであったか知りたいという声も寄せられたため、和歌山さんぽみちプロジェクトと吹上地区人権委員会は、ツアー当日に記録用として収録していた講演内容の一部を、CDにて公開することといたしました。CDは、来年1月31日まで、吹上連絡所にて貸し出しを行っております。併せて当日の配付資料も貸し出ししております。
なお、平成22年12月8日付と10日付のわかやま新報様の紙面でも掲載いただいております。
引き続き、和歌山さんぽみちプロジェクトの活動へのご支援をよろしくお願い申し上げます。
平成22年12月13日
和歌山さんぽみちプロジェクト
代表 次田 尚弘
◆貸し出しCD◆
プレミア和歌山の試み(和歌山県企業振興課 中西様)をお聴きいただけます。CDは約60分です。
吹上連絡所の窓口で貸し出しを受けることができます。
当日の参考資料として、わかやま新報連載「さんぽみち」の全32記事を使用しました。
記事は、
わかやま新報オンラインニュース(http://www.wakayamashimpo.co.jp/sanpo/)からご覧いただけます。