この映画が18年ぶりにテレビで放映されるという。オードリー・ヘップバーンを早見沙織、グレゴリー・ペックを浪川大輔が新たにふきかえる。旧版では池田昌子(「銀河鉄道999」のメーテル)と城達也(JALジェットストリーム)が吹き替えていた。その声に慣れているので、今回の吹き替えは心配だ。オードリー・ヘップバーンのいちばん可愛く美しい絶頂の時の映画だから、くれぐれもイメージを壊さない様にして欲しいという一念でこれを書いています。
神戸新聞会館大劇場でやっていた。当時中学生だった僕の友人は、映画館の入口で学生証を見せ、「学割で!」と言って、入場を断られたと話していた。もちろん18禁。
映画は配給した東宝東和が女性にも受け入れやすい様に、「SEX」のイメージを無くして、「カッコいいファッション性」を前面に出し宣伝した。映画は大ヒット。
僕はテレビで観たのだが、きちんとぼかしが入っていた。今はコンプライアンスの問題で放送できないだろう。
僕が子供の頃、この映画は実際に「忠臣蔵」が行われた12月に毎年の様に繰り返し放送された。
企画に手塚治虫が参加。遊園地を舞台に行われる「犬の忠臣蔵」である。悪役・虎の「キラー(吉良上野介)」がやたら怖かった記憶がある。
製作は東映動画(東映アニメーション)。