オードリー・ヘップバーン(サブリナ)は大富豪の運転手の娘。大富豪の次男ウィリアム・ホールデンに片想いしている。彼女はパリに留学。美しい女性になって帰って来た。その姿を見た次男は彼女を口説きまくる。しかし、彼には親が決めた婚約者がいた。
パーティーの夜、大怪我をした次男は長男ハンフリー・ボガードにサブリナの事を託す。堅物の長男はサブリナに接するうちに、彼女を愛してしまう。彼女の心も兄弟の間で揺れる。
やがて、サブリナは自分でも気付かないまま、長男を愛していた。
彼女は大富豪の意向でパリ行きの客船に乗せられる羽目に。
次男に背中を押され、今まで独身だった長男は彼女の乗った船を必死で追いかける。
オードリー・ヘップバーンの年齢を考えると、兄ハンフリー・ボガードと弟ウィリアム・ホールデンは歳が行き過ぎている様に思えるが、ヘップバーンのオーラと巨匠ビリー・ワイルダーの脚本・監督で一生忘れる事ができない映画になっている。