新沼健 日々独言

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冬ドラマ雑感 ハードボイルドタッチの探偵譚 NHKドラマ10「ハムラアキラ」

2020年03月30日 09時57分24秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲冬ドラマ雑感 ハードボイルドタッチの探偵譚 NHKドラマ10「ハムラアキラ」


自由が丘大人の音楽教室 新沼健です。

視聴していた冬ドラマがほとんど最終回を迎えたので、冬ドラマの雑感です。

今回は、シシドカフカ主演の探偵譚、NHKドラマ10「ハムラアキラ」です。

主演のシシドカフカは、前髪を切り揃えたロングヘアという特徴的ヘアスタイルから、バッサリ切ったショートヘアで印象が一変しました。

これは役作りだったのでしょうか?
当ドラマの主人公・葉村晶にふさわしい活動的なビジュアルでした。

主人公・葉村晶(はむらあきら)、34歳独身。ミステリー好き。生活は質素。訳ありの転職、転居十数回…。今はミステリー専門書店MURDER BEAR BOOKSHOPのバイト兼、書店のオーナーが冗談で始めた〈白熊探偵社〉の調査員として働いている。葉村は何かと災難に巻き込まれ、周りから『世界で最も不運な探偵』と面白がられるが、事件と対じする中で、彼女自身の人生とも対じし、タフに、そして優しく生きていく。(番組HPより)


ハードボイルドタッチの探偵譚という雰囲気は良く、キャスティングもシシドカフカをはじめ、間宮祥太郎を除いて適材適所という印象でしたが、如何せんドラマ各話が今ひとつ面白くありません。

原作者がドラマ化の話をもらってびっくりしたというだけあって、最終話まで地味なストーリーばかりでしたが、最終話だけ妙に話が大きくなって、リアリティがふっとんでしまいました。

このドラマでは初回から間宮祥太郎が浮きまくって雰囲気を壊していて、かつ、3話にわたった最終話で重要な役どころだったのに、まるでダメ、当ドラマ全体の印象を悪くしました。
間違いなくミスキャストでした。

ドラマ化にあたって脚本家が作ったオリジナルキャラクターだったようですが、これは失敗だった、としか言いようがありません。

ドラマ初主演というシシドカフカは好演でしたし、ハードボイルドタッチの探偵譚という雰囲気は良かったので、作り込んだオリジナルストーリーでの復活を希望します。

ベスト回は第二回とします。


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