新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

年末のご馳走シリーズなのか? 「鯛と菜の花の昆布蒸し」

2024年12月30日 12時20分50秒 | グルメ
▲年末のご馳走シリーズなのか? 「鯛と菜の花の昆布蒸し」


家人が久しぶりに「鯛と菜の花の昆布蒸し」を作ってくれました。

買い出しに行ったお店で菜の花を見つけたので思わず買ってしまったとのこと。

家人の「菜の花レシピ」は何種類もあるのですが、ダントツの一番がこれ、「鯛と菜の花の昆布蒸し」なんです。

とても美味しく、日本酒に良く合います。

年明けにリピートをお願いしようと思っています。

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2024 クリスマスディナー 「ローストチキン ピンクペッパー」

2024年12月29日 12時49分52秒 | グルメ
▲2024 クリスマスディナー 「ローストチキン ピンクペッパー」


家人がクリスマスディナーを作ってくれました。

▲「アボカドといくらのブルスケッタ」


前菜が「アボカドといくらのブルスケッタ」。
バゲットにアボカドを塗り、いくらをのせたシンプルな前菜ですが、実に美味しいのです。

大晦日の晩にまた作ってほしいとお願いしました。

メインが「ローストチキン ピンクペッパー」で、これは家人のスペシャリテで、何度食べても美味しいのです。

チキンが焼き上がるのを待つ間、「アボカドといくらのブルスケッタ」をつまみながら、シャンパーニュを楽しむ、という至福の時間を過ごしました。

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映画マラソン 16/100 「正体」

2024年12月28日 17時10分01秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲映画マラソン 16/100 「正体」


12/27 16/100 「正体」劇場
分類 サスペンス
脚本 小寺和久、藤井道人

主演 横浜流星 助演 吉岡里帆

「正体」鑑賞してきました。
WOWOWの連ドラ版とは全くの別物、とても面白い作品になっていました。

ほぼほぼラスト、横浜流星と山田孝之が相対するシーンを横から撮ったシーン、横浜流星の首が白くて長く、
ろくろ首のようだなあ、と場違いな感想を抑えることができませんでした。



以下ネタバレ。

原作は未読なので、映画版がどのように脚色されたのか正確にわかりません。
しかし、吉岡里帆の父、田中哲司が痴漢冤罪の被告という設定は、映画版の脚色なのでしょうが、吉岡里帆の横浜流星に対する強いシンパシーの説明としてとても理解しやすかったです。

流石にそれはないんじゃないの? という釈然としないシーンがいくつもありましたが、ストーリーをテンポよく進めるためには仕方なかったのかもしれません。

横浜流星が原日出子にこだわったのは、確定した自分の裁判の再審には、新証拠が必要、だから原日出子の証言を何が何でも録音したいのだ、と私は理解しましたが、その辺、少し説明不足かな、と思いました。

同じ原作でもこれほど面白くなるのか? ドラマも映画も脚本が大切なんだと思わされた作品でした。

各劇場ほぼレイトショーのみとなっています。
「侍タイムスリッパー」ほどには鑑賞をおすすめしませんが、お暇でスケジュールが合えば是非!

すくなくとも劇場に来たことを後悔するような作品ではありません。

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佐渡島 11/11〜14 三日目

2024年12月14日 12時36分01秒 | 旅行
▲道遊の割戸


今日は佐渡島でのメインイベント、佐渡金銀山の見学です。

聞けば西暦1601年に山師三人が、佐渡金銀山を発見して開山したということなのですが、佐渡島に上陸後、どのようにして開山に至ったか、猛烈に知りたいと思いました。

何故って、相川の海岸線から佐渡金銀山まで直線距離で約2キロ、似たような山々が数多ある中、どうして佐渡金銀山をピンポイントで見つけることができたのか? 
どのような知見と技術が山師たちにあったのか?
私は猛烈に知りたいと思います。

当日、朝9時少し前にチェックアウトして「史跡佐渡金山」を目指して車を走らせます。

10分かからぬうちに「史跡佐渡金山」に到着。
開場が8時30分なので、駐車場の車は疎らでした。

「史跡佐渡金山」には、江戸時代に開発された宗太夫坑に、説明のためろう人形など作り付けて、分かりやすく解説した「宗太夫坑コース」と明治以降に開発された「道遊抗コース」の二通りあります。
我々は二つのコースを見学できる共通券を購入して、まず「宗太夫坑コース」に入りました。

下り勾配を歩いていくと、そこここにろう人形などがいて、ろう人形たちの会話と思われる音声が聞こえてきます。

当時は電灯照明などあろうはずが無く、灯のため、穴の中で油を燃やしながらの作業とのことで、ちょっと想像できないくらいの過酷な職場であったことでしょう。


































▲佐渡金銀山・宗太夫坑


佐渡島は「流人の島」という先入観がありました。
ずっと以前に松本清張の「佐渡流人行」を読んでいたからと思います。

しかし、金銀鉱石の採掘は高度な専門職だったそうで、罪人・流人を採掘に当たらせることは出来なかったようです。

鉱脈を下に掘り進むうち、湧水の処理という難題に立ち向かう事になり、特に技量のいらない力仕事だけという「水替人夫」、湧水を地上まで上げて捨てる、を担当させるため、江戸などで無宿人狩りをして集めた人々を佐渡に送り、強制労働させたのだそうです。流人を使ったのはこの仕事だけのようです。

「宗太夫坑コース」の終点にお土産屋さんが有ります。

地上に戻ってから、再び「道遊抗コース」に進みます。
こちらは明治期から平成まで採掘された鉱山後で、かなりリアリティを感じさせます。















▲道遊坑


仕事で釧路炭鉱の採掘現場に行ったことがあると言う友人は、トロッコに乗って1時間くらい、そこから人が乗るベルトコンベアー(マンベルトというらしい)で採掘現場に行くんだ、と言って懐かしがっていましたが、炭坑は火事や爆発が付き物の危険な現場、私は絶対に行きたくはありません。

「道遊抗コース」の最後に、「道遊の割戸」と言われる佐渡金山の山頂から下までV字に切り込んだ線を見ることの出来る場所があります。
発見した山頂の金脈を、鉱脈沿いにV字に人力で掘り進んだ跡だそうで、江戸人のパワーに圧倒されます。


▲道遊の割戸








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佐渡島 11/11〜14

2024年12月10日 18時05分42秒 | 旅行
▲佐渡島 11/11〜14



▲二日目の朝、宿の屋上から見える佐渡島の汽水湖・加茂湖と日本海


両津港へ戻りレンタカーを借りました。
佐渡島三泊ということで朝10時という、かなり遅めの出発です。

借りた車が3代目か4代目のプリウス。HVなので当初は中々操作に馴れませんでしたが、馴れればそこそこパワフルな走りを見せてくれました。さすがトヨタのベストセラー車だけあります。







▲「朱鷺センター」


最初に訪れたのは「朱鷺センター」。
鳥インフルのせいで、見学できる場所がおよそ半分に縮小されていました。

大きなケージの中で、食事後のんびり動かない朱鷺が三羽おりました。

学芸員さんのお話では、ここで育った朱鷺が、すでに250羽以上放鳥されていて、運が良ければ野生になった朱鷺を見ることが出来るとのことでしたが、「朱鷺センター」後は、あまり朱鷺がいないという、海岸線のドライブだったためか、結局「生」朱鷺を見ることが出来たのはここ、「朱鷺センター」だけでした。







▲「たらい舟」乗り場


昼食後、海岸線をドライブして小木に移動。
「たらい舟」に乗りました。
「たらい舟」は正に大きなたらいを浮かべて櫓をつけただけなので、見るからに安定が悪く、船頭さんに「漕いでみる?」といわれて友人はエッチラ漕いでみたものの、前に進めず回るばかり。

私にも「漕いでみる?」とお声掛けいただきましたが、重量級の私が下手に立ち上がるとバランスを崩して海へ転落しかねないと思い、遠慮しておきました。











▲宿根木の町並み


その後も海岸線をドライブし、宿根木に到着。
ここは江戸時代の町並みをそのまま残す、風情のある集落でした。

宿根木散策の後、西三川ゴールドパークに到着。
ここは砂金取りの体験が出来る施設です。

施設の脇を流れる川から、水と川泥を引き込んでいるのでしょうか、施設内の水路には、砂が堆積していて水がゆっくり流れているようです。

そこに洗面器状のもの入れて砂を掬い、ゆらゆら水の中で揺らしながら砂金を取るのです。

説明の人が実演してくれるので、その通りにするのですが、中腰で洗面器状のものをゆらゆら水の中で揺らすのがかなりの苦痛で、私は5分ほどでギブアップ。

残り時間は友人が砂金を発見するのを見ておりました。

が、残り時間が10分を切った頃に説明の人が再登場して、私がギブアップしているのを見て、「もう少し頑張りましょう」と言いながらざくっと砂を掬い、ゆらゆら水の中で揺らして半分くらいにしたのを私に渡し、「これでやってみて下さい」とのこと。
じっと見られていたので、致し方なく再開、そうすると二粒の砂金を発見! 無事に採取することが出来ました。

しかしながら、砂金集めは割の合わない仕事だな、と実感しました。

ゴールドラッシュ時代のアメリカで、一番儲けたのが、金を掘りに来た人たちにスコップを売った商人だ、という話を思い出しました。

▲中腰の重労働



西三川ゴールドパークを後にして、本日最後はライトアップされた、北沢浮遊選鉱場跡です。

緑の苔に覆われた「The 廃墟」という趣の場所でした。



▲北沢浮遊選鉱場跡



暗くなり、寒くもなってきた北沢浮遊選鉱場跡を後に、本日の宿まで5分ほど車を走らせました。

今日の宿も温泉付き。
食事は部屋食でなく、食堂でしたが、海産物が美味しく、かつ、お酒も美味しくてリーズナブル。

▲佐渡の地酒飲み比べセット5杯で¥600!


















▲大変美味な海産物!


宿のオーナーが原発反対派のようで、政治的な話は私と一切合いそうもないと思いましたが、宿は清潔で温泉もよく、ここにはまた来たいなと思いました。





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