▲北沢浮遊選鉱場
佐渡金山の見学後、我々はヘアピンカーブが連続した大佐渡スカイラインを上り、展望台を目指しました。
▲大佐渡スカイライン展望台
初日の宿の方によると、天気さえ良ければ佐渡の平野が見渡せる、とのことでしたが、生憎の霧で、その片鱗しか伺うことができませんでした。
展望台で折り返して海岸線を目指し、来た道を戻ります。道中、前日の夕方見学した、北沢浮遊選鉱場を昼の光の中、もう一度見学しました。
▲佐渡島カツ丼
海岸線に沿って北を目指すのですが、これから走る相川より北にはほとんど商店がないので、食事に気をつけるよう宿の方に言われたのを思い出し、「食堂」の看板を見つけ「カツ丼」をいただくことにしました。
次の見学場所は、尖閣湾揚島です。
私は知らなかったのですが、映画「君の名は(アニメじゃない古い方)」のロケ地だそうです。
▲尖閣湾揚島
見学した時刻が強烈な逆光のため、そのギザギザぶりが私の写真ではわかりにくいので、尖閣湾揚島遊園HPの写真を貼ります。
同行の友人は、これまで走ってきた両津港から佐渡島東南の海岸線を「佐渡島のイメージと違う」と評していました、それはNHKの朝ドラ「君の名は」によるものだそうですが、この尖閣湾揚島こそ、まさに朝ドラ「君の名は」のイメージ通りのものだそうです。
▲尖閣湾揚島
尖閣湾揚島を後にひたすら海岸線を北上すること1時間、景勝地、大野亀に到着です。
海に飛び出した小さな岩の山です。
▲大野亀
麓周辺を歩いてみましたが、なかなか神秘的な感じがして、思わず鳥居を建てたくもなるよなあ、と思いました。
大野亀の後は約5分で二つ亀に到着。
こちらは海岸の遊歩道がキモのようでしたが、遊歩道を崖の上から眺めることでよしとし、そこにあったホテルで小休止しました。
▲二つ亀
二つ亀を後にした我々は、一路両津港を目指しました。
今日は両津のホテル泊まりです。
▲両津
前2泊が宿での夕食でしたので、佐渡島では都会の両津では外食しようということで、素泊まりのビジネスプランを選択し、夕方、目をつけていた居酒屋に突撃! しかし、「本日予約により満席」の張り紙が!
▲両津の寿司屋さん
そこでプランBのお寿司屋さんに移動、こちらは無事、入れることができました。こちらも相当混んでいて、つまみを地酒でゆっくり楽しんで、という雰囲気ではなく、握りを頼んで食べてとっとと店を出ました。
どうしようかと暮れた町中を二人でブラブラしていると、曰く有りげな飲み屋街に気づきました。
▲両津のスナックにて
ほとんどの店がシャッターを下ろしていたのですが、元気に営業中のスナックを見つけて入店。
空いていたカウンターに座って佐渡の地酒を注文、「金鶴」というのが出てきましたが、これがなかなか美味しい。
隣のおじさんが真っ黒く日焼けした漁師風、歯が半分くらいないので少々ビビっていましたが、そのおじさんに特に絡まれることもなく、ママさんに昔の佐渡について色々伺い、勧められるままにいろいろなツマミを食べているうちに店が満席となりました。
次のお客さんが戸を開けたのを汐に、席を譲り店を出ました。
地元でスナックに行くことなど無いのですが、旅先でのスナックというのも中々思い出深い経験となりました。