公園でこんな看板を見つけた・・ここは村松藩三万石の城下町で見れば武家屋敷が何軒も残っているとの表示が有る。
何年か前もこれを見て探した覚えが有って、とうとうわからずじまいだった。
陽気につられて歩き始めたのだがそれらしき建物は見つからない・・通りにいた住民に聞いてもよく分からないみたい。
帰り道に犬を連れたご夫婦に聞いたらそれらしき建物まで案内してくれると言う・・先程引き返した先とのことだが折角の行為に甘えることにした。
右側の家二軒とも住んでいなかったが、そうだと言われればそんな雰囲気が伝わって来た。
きちんと保存されている角館や村上の武家屋敷を想像してはいけません・・足軽の屋敷だったらしい。
こんな売地の看板も有ったけど何しろ敷地が広い・・近くにも家は今風だが玄関に立派な松が植わっていたりでもしかして昔の屋敷町跡かと思われた。
大通りの街道筋は店(商人)が隙間なく連なっているけど、この辺りはゆったりとした感じで地元の巻や和納とは大分雰囲気が違う・・やっぱ、城下町なんだ?
ここの武士は維新後は「巡査」になった人が多かったと言われている・・三根山教員、村松巡査と伝わっている。
三根山藩では高禄の武士の敷地は600坪で足軽は300坪だったと街歩きで聞いたが、これはどの位有っただろうか?
*同じ城下町でも村上は観光地化されているけど、ここはもっとのどかな雰囲気がする(いい意味でだが)。
通りにいた人は詳しい人の所まで案内してくれると言ってくれたし、もう一組のご主人は自宅を通り越してまで案内してくれました。
本当に親切な人達で感謝です!有難うございました。