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時雨の雨に濡れつつ腐り?・・

2020-11-05 16:32:10 | 日記




 1日に玉ねぎを植えてから晴れた日は有りません。

 例年、新津の石油の里で写真展を見ながら紅葉を堪能していたのですが、今年はこんな天候では行く気にもならないのです。(写真展は中止みたい)

 庭の桜の木の落ち葉を掃いていたのですが、晴れる迄お休みです。

 落葉は木の根元に掃き集めて雪の下にして腐葉土を狙っています・・でも春になって汚い状況ならゴミに出すしか有りません。

 「時雨の雨」なんて”馬から落ちて落馬して”みたいな使い方の様な気もしたのですが、江戸時代の「良寛」さんが岩室の田中の松を詠んだ詩にも有ったので、まあ、いいかなって使ったのです。

 「岩室の 田中の松を 今朝見れば 時雨の雨に濡れつつ立てり」・・

 他にもこの時雨の雨ってフレーズを使っているのでイメージが好きだったのでしょうか?

 私は正直この様な寒々としたのは好みでは有りません。

 種田山頭火にも「後姿のしぐれて行くか」って句が有りますが、何か尾羽うち枯らしてとぼとぼと歩いていく情景が浮かびます。

 今年は11月の初っ端から時雨ています・・雪の降らなかった去年の敵討ちでもされている感じです。

 山頭火の句はストレートでユニークなので好きですが、時雨の雨は嫌ですね・・
コメント
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