葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

難解なルール

2008年03月23日 | ベイビー
春の陽気の公園にて。

「ママー、まてまてしよー」
『まてまて』=追いかけっこ。

逃げるのはベイビー、追いかけるのはママ。これは変更不可らしい。
ベイビーもずいぶん足が速くなりました(遅いながらもね)。
とろとろ歩いてると、追いつけないくらい。

公園は広いんだから、端から端まで走ってもいいのに
何故かベイビーはグルグル回り始めます。必ず時計回りに。
しかも、回転半径が狭い
ただでさえ三半規管が弱いママは、目が回ってクラクラします。

やがて、

「ママがそっちグルグルしてるだに、(してるだに=してるあいだに)
 ベイビーがこっちをグルグルするから、
 ママはまて~っておいかけてね」


えーっと、追いかけられないんだけど…どうしよっか。。。

そして、

「ママがいっぱいいっぱい、
 『ベイビーどこかな~』ってさがしてね」
 

はいはい。

でも、ベイビーは決して隠れてなんかいないんです。
ベイビーにとって、
ママと目が合っていなければ、隠れている
ってことになっているようで、
ベイビーはその場でうつむいて立ち尽くしておられます。

ママは、明らかにそこにいるベイビーを探しながら、

「あれーベイビーどこに行ったかなー。
 もしかしておうちに帰っちゃったかなー」

なんて言いながらウロウロ、ウロウロ。。。
そして遅からず早からず、

「あ!こんなところにいた!!」

とベイビーを見つけなくてはいけません。
傍から見れば、なんとも滑稽な親子。

でも、ママがベイビーを探している様子をベイビーはしっかりと見ているので、
手は抜けません

ベイビーの設定したルールに反すると、
拗ねるか、怒るか、泣くか
いずれにしても面倒なので、ママはできる限り一生懸命遊びます。

でもね、体調が悪い時なんかはね、ちょっとつらいのよ


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↑↑↑ ベイビーがグルグルしてるだに、くりっくぷりーず。