葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

春旅行~満開編

2015年03月31日 | おでかけ
羽田空港を出発して、とっても綺麗に富士山を眺めつつ、着いたところは長崎空港。
飛行機遅延のおかげで、乗り継ぎの船はほとんど待ち時間がなく、お昼ご飯を食べ損ねたまま16:00

高速船に50分乗り、着いたところは…



春爛漫なハウステンボスでした。

もうどこもかしこもチューリップでね、それだけで嬉しくなっちゃいましたよ

ONE PIECEとのコラボ企画とか、妖怪ウォッチとのコラボ企画とかいろいろあったんだけど、その辺りは完全スルーでひたすら花畑と風景に見惚れておりました。
夜には園内がこれでもかってくらいに光に埋め尽くされていました。


・・・いや、こんなもんじゃないのよ。
2階のレストランから見た景色が最高だったのよ。写真はないけど
ライトアップされた運河に船が通ると、光と噴水でお出迎え・・・とかね。見てて飽きなかったです。

本当は3Dプロジェクションマッピングも見たかったんだけど、お嬢と私の体力の限界により、断念。

昼間は色とりどりのチューリップが咲き乱れていたお花畑も、夜はイルミネーション満開。
そんな中、私とパパの足を止めたのが…



チューリップの中にLEDが仕込まれているわけではなく、有機ELのチューリップ
昼間見たときは、何だこれーって思ったけど、夜になると表情が一変する感じが良いです。

ママ「字とか出てこないのかな」
パパ「どこの有機ELやろ」
お嬢「きれーーー」


夜、お嬢が言いました。

「飛行機に乗れないかもって焦ってたのって、今日なんだよね。もうずっと前のような気がするね」

ほんとだね

春旅行~出発編

2015年03月30日 | おでかけ
春休み。ということで、一泊二日でちょいと春旅行に行ってきました。

金曜日の午前中出発。
12:15羽田発の飛行機に乗るべく、3時間前に出発しました
そしてまさかの大渋滞につかまってしまいました

このままだと確実に間に合わない…
そう考えたパパは、高速を降り、iPadによるナビを頼りに下道を走行。
でも下道も渋滞中。だって東京だもん
そして再び高速に乗り、羽田に向かいました。

当初は、羽田空港付近の駐車場に車を預けていく予定だったんだけど、それじゃあ間に合わないかもしれないってことで、直接羽田空港に突っ込んだのですが、まさかの駐車場満車満車満車満車

11:50

「最悪の場合、二人で行ってきて!」

パパはそう言って私とお嬢を空港におろし、駐車場を求めて走り去って行きました。

不安そうなお嬢を連れて、とりあえず出発ロビーに行き、保安検査場の入り口で待つことにしました。
幸いなことに、飛行機の到着が遅れて、予定より10分遅れの出発と表示されていました。

…もうちょっと待てる。

チケット類は全部私が持っているので、私とお嬢が保安検査場を通ってしまえば、もうパパはお留守番決定なのです。
でも離陸予定の15分前には保安検査場を通過しないといけない。

12:00

パパから電話がありました。

「駐車場入れた!」



しばらくすると、パパがダッシュしてくるのが見えました

まにあったーーーーー


というわけで、ドタバタしましたが、無事に三人で出発することができました。



あ、Mr.ベアーも同行ね

春分の日だからってわけじゃないけど

2015年03月23日 | おでかけ
土曜日、筑波山の梅林に行ってきました。

紅梅も白梅も満開で、とっても綺麗でした
ほのかに香りが漂って、まだ拙い鶯の声が響いて、春を体感してきましたよ。



筑波山の梅林って初めて言ったんだけど、予想以上に良かったです
何がいいって、梅が近い!
梅のトンネルをくぐって斜面を登り、上から紅白の梅を見下ろすのはなかなか良いです。
風が吹いたら梅吹雪がまた綺麗でね

梅を満喫し、筑波山神社近くの「縁むすび」というおむすびやさんで休憩。
朝ごはんを軽めにして家を出たのでね、おむすびと味噌汁が染み渡りました。

さぁ帰ろうかなと思っていたら、お嬢が言いました。

「どうせなら、上まで行きたいなー」

上?上って…うえ?



ということで、ついでに筑波山に登ってきました。もちろん、ケーブルカー利用で


ケーブルカー降りたところ。
花粉症パパ、くしゃみの瞬間



いい天気でよかったよ。男体山山頂、女体山山頂それぞれ行ってきました。あ、男体山の方は頂上渋滞してたので、頂上一歩手前まで
パパは初山頂だね~。



いい汗をかきました。

おかげで昨日は予定外の筋肉痛でした。
そして今日もまだ治らない筋肉痛。




能と狂言

2015年03月16日 | お嬢
土曜日、お嬢と能楽公演に行ってきました。
最寄りのいつものホールでやるというのを聞きつけたのはずいぶん前で、お嬢が行ってみたいと言ったのでチケットを取ったのです。
始まる前に、20分くらい、能や狂言の説明をかなりわかりやすくしてくれたのが嬉しかったです。

狂言といえば、小学生の頃に授業で「附子」を習ったのを覚えていたくらいなんだけど、今回の「佐渡狐」も面白かった~。
野村万作さん(人間国宝)の技に魅せられました
きっとお嬢は、言ってることの半分もわかってなかったんだろうけど、いわゆる「オチ」のところではケタケタ笑ってました。いやもう本当に面白かったの。
附子も佐渡狐も、お話としてそれだけで十分面白いんだけど、実際に「狂言」として演じられるとこんなにも面白くなるものかと改めて思いました。

休憩を挟んで能。「土蜘蛛」でした。
ある程度内容は最初に説明してくれていたわけだけれど、やはり能はセリフ(というか歌)を聞き取るのがかなり難解
お嬢にはちょっとハードル高かったかな~と思ったんだけど、終わったら
「おもしろかった!」
とのたまいけりましたよ。

隣に座ってらしたご婦人によると、この土蜘蛛は能の中でも華やかなものらしいです。確かに蜘蛛の糸がばんばん飛んでたし。お話の山場のところ(土蜘蛛 vs. 独武者)はかっこよかったです。
この演目で出てきた能面は2面。
小面と、顰(しかみ)。
能面好きとしては、もっといろんな能面を拝見したかったです。

後半の土蜘蛛の精が出てきたところあたりから、私がかけていた眼鏡をお嬢に奪われてましてね、実は土蜘蛛の精の面をはっきり見てないのですよ。
あな口惜しや。
春休み中にお嬢の眼鏡を作らないとね

そうそう、おそらくはじめて「古典」というか「古文・古語」に触れたお嬢の感想。

「やたらと『る』ばっかり言ってるよね」

たしかに語尾は「る」が多いねー。
佐渡狐では「かしこまってござる」がいっぱい出てきたしね。
古文好きな私としては、たまらないひと時でした。

切り取られた情報は怖いってはなし

2015年03月12日 | 呟き
お嬢が1歳の頃から、我が家では両実家にお嬢の写真を配したカレンダー(A4)を毎月送ってます。
カレンダーだけじゃ寂しいから、もれなくお嬢の手紙が付いてきます。
最近じゃ手紙を書くのが面倒だから何を書いていいのか迷った挙句、絵を描くことが多くなってきました。
今月は、実家にはランドセルの絵を描いてました(なぜこの時期にランドセルなのかはあえて聞かない。きっと聞いちゃダメ)。

先日、3月のカレンダーが届いたと、実家から電話がありました。
電話を取ったのはお嬢。
延々としゃべってます。

どうやら、絵の話になったようです。

「描き終わったときね、これあ~ちゃんとじぃじに送るやつなんだって言ったらさ、パパがね、『えーだったらそんなに一生懸命に描かなくてよかったのに』って言ったんだよ」


パパ「・・・なんか俺、めっちゃ感じ悪いやん」

お嬢がランドセルの絵(力作)を描いていたのは、夜10時前でね、翌日は学校がある日だったのよ。
絵を描いてるところを見ていたパパは、学校に提出する何かだと思っていたらしいのですよ。(なんでこの時期にランドセルなのかはきっと気にならなかったんだね
で、実は実家に送る絵だと聞いてのあのセリフだったわけですよ。別に明日でもいいじゃん?っていう意味も込めて(きっと)。

「じゃーねー。ばいびー」

パパ「あぁ俺には弁解の余地もない・・・」

大丈夫。パパがそんなひどいやつだなんてあ~ちゃんもじぃじも思ってないから。多分

お嬢に悪気はなく、別に間違ったことは言ってない。
いやー切り取られた情報って怖いねー

11周年

2015年03月07日 | 呟き
3月5日(木)
あ~ちゃんからメールが来ました。
「明日は結婚記念日だねー。11周年おめでとう」

 (  ゜  ω  ゜  ) ! !

すっかり忘れてた。

3月6日(金)
何事もなく、平穏に1日が過ぎ…

3月7日(土)
朝、起きてきたパパに聞いてみた。

「昨日ってさー、結婚記念日だったって知ってた?」

 (  ゜  ω  ゜  ) ! ! ! ! !

「あぁぁぁああぁぁ9周年も11周年も忘れるなんてーー

9周年も11周年も忘れていたのはお互い様で、去年の10周年はお互いに頑張って覚えていたんだよねー


結婚記念日が大事なんじゃなくてね、こうやって笑い合える日常を過ごせていることが大事なのです。

アナゴに釘付け

2015年03月04日 | 呟き
先日、実家からあ~ちゃん特製いかなごのくぎ煮が届きました。



春ですね

郵便で届いたんだけど、「いかなごラベル」が貼ってあるのには毎度びっくりします。でも嬉しい
お嬢もパパも、もちろん私も大好きな春の風物詩なのです(でも私は作れないのよ)。

昨日、「いかなごのくぎ煮」の話をしたかったらしいお嬢が言いました。

「アナゴの…なんだっけ…くぎづけ?」

アナゴの釘漬け。アナゴの釘付け。アナゴに釘付け・・・



いかなごのくぎ煮とともに、あ~ちゃん作の可愛いお雛様も届いたのです。



「これ、フィルムケースで作ってあるよ♪」

って言うとね、

「フィルムケースって何?」by 平成生まれ。

あぁもうジェネレーションギャップ