パパが泣いちゃいそうな話

久しぶりに風もやんで、ぽかぽか陽気です。
公園にはたくさんの子供たちがいました。
どうやら市立幼稚園が午前保育だったようで、
ベイビーには馴染みのない子供たちで賑わっていました。

ベイビーは三輪車に乗って公園に来ました。
お友達が自転車に乗っていくから、自分も！って。
歩いたほうが早いのにねぇ…

公園では三輪車を置いて遊んでいたんですが、
気付くと年中さんや年長さんたちが
ベイビーの三輪車で遊び始めていました。

・・・『貸して』くらい言いなさいよ。。。
と思いながらも
ベイビーが何も言わない（というか気付いてなかった）ので
しばらく放置していました。

しばらく後、
お友達が自転車で広場を一周するというので、
ベイビーも三輪車に乗りたいと言い出しました。

でも、三輪車は少し離れたところで幼稚園児たちが遊んでいます。

「自分で、『かえして』って言っておいで」

「・・・うん」

ベイビーはお友達といっしょに幼稚園児の群れに近づいていきました。
少し離れていたので詳しい会話は聞こえなかったけれど、

「かーえーしーてー」

というベイビーの声はしっかり聞こえました

これはもう快挙です
だって、知らない子でしかも年上だよ？！
一年前のベイビーと比べると、なんと成長したことでしょう
人見知りでママから離れず
お友達に押されたの叩かれたので泣いてばっかりだったベイビーが…。

ここにパパがいたらどんな顔するだろうなー



ま、結局三輪車は返してもらえなかったんだけどね

走って広場を一周して、戻ってきたベイビーに聞くと、

「ちょっとまって、っていわれたんだ」

とのこと。
子供たちだけで、ちゃーんとコミュニケーションとれてます。
まだまだ泣き虫だけど、
困ったちゃんだけど、
着実にベイビーが成長していることを実感した春の日でした

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