はじまりました－前編－

初登園の朝、ベイビーの目覚めの一言は、

「あ！きょうベイビー、
　ひとりでようちえんいくひだよ！」

でした。朝の５時半にね。

遠足の日の朝のように
朝早くゴキゲンに目覚めたベイビーは
早々にリビングに下りていってくれました。
まだ寝てていいのに…。

バスが来るのは８時10分だというのに、
７時半には準備完了

「ようちえんで、かみねんどするんだ！」

とパパに言ってたそうですが
さすがに今日は無理だろうね～
パパは何故か何度もトイレへ。

「親が緊張してどーすんねん」

と自分で笑ってましたが…


８時、外に出ると、
近所のこー君も出てきました。
一つ上のお兄ちゃんで、同じ幼稚園です♪

二人でゴキゲンにわいわい騒いでいるうちに
幼稚園バスがやってきました


先生に促されるまま、バスに乗るベイビー。
どこに座ればいいのかしら？って感じできょときょとして、
座ったと思ったらバスは出発

あれよあれよという間に行ってしまいました

手を振るパパとママの姿が見えたのかどうか…。
パパもママも、涙する暇さえありませんでした。
バスが見えなくなってから、

「今頃泣いてるかな？」

とパパ。

さぁどうかなー。
帰ってくるまでわからないね。

ベイビーがいない家の中は、びっくりするくらい静かです。
小鳥のさえずりがうるさいくらいに聞こえてきます。
今頃、何してるのかなー。
どんな顔して帰ってくるのかなー。

続きは後半へ・・・・・。



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