葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

夏の初めの恒例行事

2016年07月25日 | お嬢
先日、ピアノコンペでした。
夏の初めの恒例行事だね〜。
結果は、予選通過ならずでした。

1曲目を弾き始めたところでフリーズしちゃって、後で聞いたら頭が真っ白になったそうです。こんなケースはお嬢にとって初めててびっくりしました。
でもね、すごいんだよ。
その後お嬢は最後まで弾ききりました。2曲目も素敵に弾ききりました。
まぁ最初のショックがなかったと言えば嘘になるけど、一生懸命立て直して最後まで弾いたのは本当にエライと思う。よく頑張ったよ。

どうして今回フリーズしたのか?
まぁ緊張のせいと言えばそれまでなんだけど、多分出番までの雰囲気がこれまでと違ったことが一因かな、と思いました。
これまでは、出番直前まで舞台袖にいて、楽譜を見直したり私がお嬢の手をマッサージしたりなんかしていたんだけど、今回のはそういうタイプの待機時間じゃなかったからなぁ。
でもそういうのも含めて、状況に合わせて自分で気持ちを作っていかなきゃいけないのも事実で、改めて、お嬢は一人でたくさん頑張ってるんだなと思いました。

コンペの日の夜、寝る前にお嬢がふと言いました。

「来年はさ、もっと早くから練習したいな」

お嬢はもう前を向いて次を見ていました

「そっか。じゃあ早くからエンジン全開でよろしく」

「・・・・・

お嬢はパパと同じで尻に火がつかないとエンジン全開にならないタイプなのよ。