葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

秋を待たずに(番外編)

2017年09月30日 | 呟き
春眠暁を覚えずとはよく言うけれど、秋眠も暁を覚えずだと思う今日この頃。
目覚めは悪くないけど、布団が心地よいそんな秋。
庭のハナミズキもじんわりと色づき始めて、いい感じです

でも、ジューンベリーは秋を待たずにすっかり丸坊主になっちゃいました



通りかかった造園屋のおじさんが
「どうしたの?枯れちまったか?!」
ってびっくりしてたけど、落葉したわけじゃなくて、食べつくされちゃいました
モンクロシャチホコに。
いわゆる毛虫です。

9月の初旬に存在を確認し、毛虫が立派に育ってきたなぁと思ってからほぼ1週間ほどで完食してくれました。

薬で駆除しても良かったんだろうけど、見た目が悪いだけで人体に影響はないモンクロシャチホコ。駆除しなきゃいけないわけじゃないよなぁ。
駆除に適すると言われている卵から孵ってすぐの小さい虫のときは、私が一番見たくない形状(小さいのがいっぱい集まってる状態)の時期なので、虫付きの枝を切り落とすとか薬剤散布とか、無理です。
立派に成長してきたら、なんかもうどうでもよくなってきたので、成り行きに任せてみたら丸坊主になったわけです。

5月の末にはこんなに茂ってたのにねぇ。


葉っぱを全て食べ尽くした後、食べるものがなくなった毛虫はどうするのかなぁと思っていたら、木を降りてました。そしてなぜか玄関先に集まってました
ドアが緑色だからでしょうか。
踏まないように出入りするのが大変だったよ。
それも3日もすると、鳥に捕獲されたのかいい餌場を見つけたのか、綺麗さっぱりいなくなりました。

ジューンベリーの紅葉もなかなか綺麗なので、今年は見られないのが残念なんだけど、落ち葉の掃除しなくていいのはちょっとラッキーかも