そう略すんだそうです。・・・キミスイ
略さないままだと、ホラー小説のようですが、
略すと、『kiss me』とも間違えてよめそうな本です。
内容は、『キスミイ』のほうが近いですが、
キスシーンもでてきませんし、オリジナルのグロシーンも出てきません。
なんで、この本を知ったのか、覚えていません。
何かの雑誌の本の批評コーナーで覚えていた特徴あるタイトルを
たしか、『夜行バスは時間があるし、宿にはTVもないでしょ。ちょと本屋に行っていい?』という
2週間前のデガワ君の言葉で思い出して本屋の中を検索しましたが
その時はありませんでした。
その日はこの本のちょうど発売日でした。
そして、2週間後、
『夜行バスは時間があるし、何か暇つぶしで読もう』という
デジャブ感に誘われて、はいった大阪なんばの高島屋の本屋。
そこの入口近辺に置かれていました。
でも、新書版1400円・・・( ;∀;)
まず、ほかの候補も探してからと、本屋の中を二回り三回り・・・
結局、積み重なっているほんの下のほうから一冊抜き出して、クレジット決済。
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帰りのバスの待合室、消灯までのバスの中、昨日の会社の昼休み、
そして帰宅後のわが布団の上で読み切りました。
最後、遺書ともいえる桜良さんの『共病文庫』を
彼女のお母さんが、桜良さんのそのときは遺言ではなかった言葉
『こういう人が来たら渡してください』を思い出して
渡すシーンから、『名無し君』がそれを読むシーンは、
もうだめですぅ(T_T)
死が現実のものである彼女が、『秘密を知っているクラスメイトくん』に
『生きる』意味を語るシーン・・・
そして何より共感したのは、『共病文庫』という彼女の日記のタイトル。
私のブログのカテゴリと同じ・・・桜良さぁん、同じ境遇の身ですヨーっ。
その彼女が、約一年の余命を持っていながら・・・
途中で緊急入院・・・ありふれだなぁ
その時は、そう読んでいましたが・・・
前半にちりばめられた謎のエピソードを、ここで回収するのか!
その時には、何の説明もふくらましもしなかったのに・・・
前半は、なんだか昔見た
そしていまではいいおばさんになってしまった
小林聡美さんの『転校生』を思い出してしまい、
甘酸っぱい青春の匂いが漂ってきました。
でも、桜良さんにとってはそれは・・・
この本の批評をネットで検索すると
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『陽だまりの彼女』や
『忘れないと誓った僕がいた』や
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の
雰囲気が好きな方なら
きっとこの作品も
気に入っていただけると思います。
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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』・・・読みました。
このブログにも乗せました(^^)/
その流れに沿って、惹かれてしまったのかもしれません。
最近、この手の本を選んでしまいます。
少女化したかも・・・
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