のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

デジタル赤字、ダントツ世界一(T_T)

2024年03月11日 16時52分15秒 | ニュース・記事
そうだよねぇ・・・(T_T)

日本のデジタル赤字9年で2.6倍』という記事がありました。
記事によると、
日本のサービス収支のうち、「デジタル赤字」は5兆円を超えた。
日経の記事によると、2023年の日本のデジタル関連の国際収支は前年比16%増の5.5兆円の赤字。
2014年の2.6倍に拡大。

2021年で比較をすると、日本は153億ドルの赤字(当時の為替レート換算で1.68兆円)で世界一。
2位はドイツ(89億ドル)、3位フランス(81億ドル)で日本は突出。
一方、受け取り超過(黒字)国は、1位アイルランド(1,936億ドル)、2位インド(1,051億ドル)、
3位イスラエル(404億ドル)、4位イギリス(245億ドル)、5位米国(167億ドル)、6位中国(106億ドル)だった。

黒字国1位のアイルランドは、米国IT企業の対ヨーロッパサービスの拠点になっているためで、
これは、アイルランドが奇跡的な成長をし、ヨーロッパで最も豊かな国の1つになった原動力。
米国は、貿易収支・経常収支は赤字だが、最先端の分野は黒字だ。

日本のデジタル化に必要なクラウドサービス
米大手3社で世界シェアの66%を占め、米国企業に依存せざるを得ない。
総務省は2020年「政府共通プラットフォーム」に「Amazon Web Services(AWS)」を採用。
デジタル庁も、行政システムのクラウドサービスにAWSとGCP(Google Cloud Platform)を選んでいる。
個人のレベルでもWindowsを使いマイクロソフトに、
加えて2023年からは、OpenAIへの支払いもある。
値上げされれば従うしかなく、
デジタル小作人」とか「デジタル農奴
と皮肉られている。
デジタル化を進めなければ世界から取り残され、進めると国際収支の赤字が増える。

日本は天然資源に恵まれていないので、資源を外国から輸入しなければならない。
だから技術力を高め国内で高い付加価値を生産し、
資源の乏しさを補わなくてはならない。
ある時まで日本人はこの教えに従って、豊かになってきたのに、
いつの頃からか、日本人はそうした努力を怠るようになった
そして、ITという新しい技術にも対応できなかった。
これからAIの時代が始まる。
ここで逆転できなければ、もう挽回はできないだろう。(後略)
とのこと。

厳しいお言葉ですね。
それは、アナログからデジタルへと設計手法の変化を経験した
私も強く感じます。

かつてガラパゴスと呼ばれた国産パソコンPC88、PC98がありました。
けん引していたのはNEC。
そして
インテル入ってる
じゃなく、
インテルと機能互換のCPUをNECが生産し、
自社パソコンに搭載してました。
私も設計者時代、VシリーズCPUを
自社製品の回路に組み込みました。
そして、ネット黎明期の携帯も国内メーカー品ばかりでした。
私の友人は、その事業に携わり、
今から思うと『不適切にもほどがある!』ほどの働き方を強いられて
よくぼやいていました(^_-)-☆

それから令和の現在・・・
パソコン、スマホ、そしてそのソフトウェア、アプリ
国産のものは姿を消してしまいましたね(T_T)

日本が世界に誇れる技術は、
アニメ、ゲーム位ですかね。

どうした日本!がんばれ日本の技術者!

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