そばｔｏそば

数年前一時期那覇市内の久茂地に数店舗の日本蕎麦のお店が一辺にオープンした次期があったのですが、その中で唯一生き残っているそば屋さんになります。
松尾から病院通りに向かう狭いとおり沿いにあるのですが、出来た当時は、良質なしっかりとした蕎麦を提供してくれて、蕎麦湯もちゃんと出してくれるのに驚いたくらいです。
その後も、年に数回ほど通っていたのですが、福岡に転勤になったりして、昨日３年ぶりに行きました。

このお店のある通りには、数年前まで十和田という定食屋があって安くて美味しかったんですよね。
そんな事はどうでもいいのですが、そばtoそばの店内にはいると女性の方がお店を切り盛りしていました。昔は初老の男性２人でやっていたような気がしたんですけど・・・・それに宜野座のじゃが麺もお店の売りだったはずですが、それが無くなってダッタンを使った蕎麦を提供していたのも驚きでした。
血液サラサラってやつでしたっけ

それで、試しにダッタン蕎麦を注文したんですけど、クセのある味でしたね。苦みがあって、コシもコシも硬くて・・・普通にいつもの蕎麦を頼めば良かったとちょっと公開しましたね。
ちなみに十割そばもメニューにありました。
なにやら色々なそばに挑戦しているんですね。

今回のダッタンは私の口には合いませんでしたが、基本的に美味しい天ぷらと美味しい麺・・・そして何よりも手頃な値段で提供してくれる那覇では珍しいというか沖縄でも珍しい本格的な蕎麦屋のままだったので、また、次の機会にも行くだろうな～って思った次第です。

沖縄県那覇市久茂地 3-29-24　TEL:098-864-1223

崖の上のポニョ

子供が絵で見る童話みたいな映画でした。
昨夜のダークナイトの後味の悪さを消し去るには丁度良かったです。
今日は、早朝の上映が１１００円というサービスディだったのも嬉しかったですね。
さしあたり、車の動きがカリオストロの城みたいな感じで、宗介君のお母さんはクラリスって感じでしょうか（笑）
展開の早さには驚きでしたが、結局、二泊三日で自分たちの子供（宗介くん）に許嫁がやって来て、その許嫁も将来に渡って夫婦で育てるんだよっていうオチで、子供には楽しいのかも知れませんし、ほのぼの観るには打って付けなんでしょうけど・・家に戻ってきたお父さんは驚きのあまりショック死しそうですね（笑）

金時計の秘密

ｊ・ｄ・マクドナルドという昔の作家の作品。
オイラが読んだのは、扶桑社ミステリーが２００３年に出版した時だから、既に５年が経過しているんだけど、とても面白い作品だった。
今回の出張は、新書で読みたい本が全くない状況だったので、自宅にある書籍（と言ってもタンボール３箱分の本を本棚に並べているだけのもの・・引っ越しする際に大変苦労している代物）から、何か気軽に読める本はないか（要するに考える必要がない本）探していたら、この本が出てきたわけ・・
最初に読んだときの面白さを体が覚えていて、内容についてはほとんど忘れ去っているっていう状況だったので、昨日は旅のお供に連れ歩いたんです。

もう扶桑社も出していないだろうから、古本屋さんで見つけるしかないだろうけど、この小説はファンタスティックだよ（笑）。
２，３年前にヘンリーの悪行日誌だったかな？新潮社から出た小説をべた褒めしたことがあったけど、それに勝るとも劣らぬ面白さだね。
スラプスティックが根本的に好きだから、この種の小説にも反応してしまうんだろうけど・・・ちょっとした息抜きに読むには打って付けってことで（笑）

ルーマニア王者が驚愕のスタート

遂に今年もＣＬがスタートしましたね。出張で全く映像での試合を観ていないので、試合結果だけでしか分かりませんが、クラブクルージュがローマ相手にアップセットを決めて驚きのＣＬデビューを飾りました。
ローマは、いつも中途半端に強いわけですが、ホームで手痛い躓きです。
それでは２日間の試合結果です

【グループＡ】
チェルシー4-0ボルドー
ローマ1-2CFR
ボルドー相手にチェルシーが大爆発していますが、これはあまりにも良すぎ（苦笑）このまま爆走するとは思えませんが、ボルドーは手痛すぎますね。

【グループＢ】
パナシナイコス0-2インテル
ブレーメン0-0アノルトシス
ブレーメンはやはりここ数年というか２年前までの勢いが完全に廃れてしまっていますね。パナシナイコスはホームで勝てないとグループリーグは苦しいでしょう（苦笑）

【グループＣ】
バーゼル1-2シャフタール
バルセロナ3-1スポルティング
今年もシャフタール・ドネツクに荒らして欲しいですね。出来ればバルサ相手にも互角以上に戦ってくれたら嬉しいですが・・・

【グループＤ】
PSV0-3アトレティコ
マルセイユ1-2リバプール
ＰＳＶ相手にアトレティコが素晴らしいスタートを切りましたね。ファンは小躍りどころか大騒ぎでしょうな～。我らがレッズはアウェイで勝ち点３のスタート。ま～グループリーグで負けるとは思えませんし、試合内容が不安定なのか、安定していたのかは判りませんが、不安定でも勝てば良いんです

【グループＥ】
マンチェスターU0-0ビジャレアル
セルティック0-0AaB
俊輔のセルティックはホームで最悪のスタートを切りました。この相手に勝ち点３を取らないで、何時取るんでしょうか（苦笑）
ビジャレアルは、３年ぶりのＣＬで前回同様の良いパフォーマンスを見せてくれるかもしれないですね・・

【グループＦ】
ステアウア0-1バイエルン
リヨン2-2フィオレンティーナ
当然、リヨンを応援しているので、このバランスの良くないグループでホームドローでのスタート・・しかも２失点でのスタートは頂けないですね

【グループＧ】
ポルト3-1フェネルバフチェ
ディナモ・キエフ1-1 アーセナル
ガナーズとしてはアウェイで勝ち点１は悪くないでしょう。フェネルバフチェは、ここ２年のセルティックと同じでホームで勝ち点３を取っていくチームですから、ここの負けは許されるかも・・・

【グループＦ】
ユベントス1-0ゼニト
レアル・マドリー2-0BATE
ゼニトはさすがに負けましたか・・・ちょっとだけ期待していたんですけどね～

娯楽作品であるべきなのに～ダークナイト～

５日間、八重山列島で台風にさいなまれ、やっと台風が過ぎ去った昨日、飛行機で台風を追いかけるように沖縄本島にやって来ました。
昨日は会議の出張だったのですが、オイラはこの出張が楽しみでなりません。
なぜなら、石垣ではＤＶＤで我慢している映画を妻子に黙って一人で堪能できるからです。
今夜も午後８時からダークナイトを観たのですが、これに結構げんなりさせられてしまいました。
観るまでは、明日はハンコックを観ようと思っていたのですが、あまりにも非娯楽的で人間の暗部を示すような映画だったので気が滅入ってしまい、明日はポニョで気張らししようかなって思っているところです。

ダークナイトは、ヒース・レンジャーの遺作として凄まじい話題をさらっていますが、オイラとしては写真の２人が主役じゃないのって気がしてなりませんでしたよ。この映画の監督さんは、人間の暗部に狂気が必ず宿っているというのを表現したかったのでしょう。舟で起爆装置を選ばせるというシーンは、ただ付け足しただけで、あれだけで人間の良心は善良なんだっていうのは無しにして欲しいと思います。あのようなシーンは、映画の雰囲気からして不要で、検事さんがどの様に悪に染まっていくのか、つまり、トゥー・フェイスになっていくのかというのをしっかりと描いて、人間の良心が壊れていく様をしっかりと表現さえすればよかったのではないかと思います。
ただ、監督が誰になってもバットマンというのは娯楽作品であって、もっとお気楽という訳ではないのでしょうけど、楽しめる作品にすべきだったと思いました。
肩の力を抜くことが出来るようなストーリー性の方が、作品のコンセプトにあってるんじゃないでしょうか。

昔、押井守という監督がうる星やつらの映画第２作目を世に出したとき、うる星やつらを殺して、１つの世界観を描いた訳ですが、その世界観がうる星やつらのコンセプトであるギャグやラブコメディを完全に排除してしまっていたら、誰にも受けいられなかったのではないかと思います。

それと同じとはいいませんが、あくまでもバットマンはアメコミであって、ヒーロー性を残すべきだったのです。それを排除したダークナイトは良質の作品ではなく、全く別物の作品を作り出したのではないかという気がしてなりませんでした。

とにかく展開が二転三転することで、作品の長さを感じることはありませんでしたが、人間の狂気を描くというのは、バットマンを利用して描くべきではなかったのではと思います。