審判も入念に準備をするものだ
《グループG》
消化試合の2試合だが、パナマは初勝利を目指し、チュニジアは誇りをかけて試合に臨み、イングランドとベルギーは1位抜けで楽な日本と当たるために雌雄を決した(笑)
だから、同じ時間帯に共にスリリングな内容の好ゲームを披露した(と言っても選手は大幅変更)。数時間前のグループとは違うね(苦笑)
結果、ヤヌザイが決めて、ラシュフォードが決めきれなかった。
これでベルギーと日本が当たる。ベルギーに取ってはベスト8からは骨のあるチームとの対戦が続く山に入った。
イングランドがコロンビアに勝つのは至難の業だろう。
《グループH》
日本が失点してからはコロンビアの試合に切り替えた。セネガルの強い気持ちが伝わる終盤だった。シセ、良いチームを作ったが、対戦順の巡り合わせが悪かったね。
《日本講評》
いつものとおり日本講評といきたいが、個々人の評価は軒並み低いので今回は書かない。チーム(監督)の評価は4.5とだけ示しておきたい。0.5はノックアウトステージに辿り着いたご褒美のプラス点。試合内容は4.0。
まだ、マスコミやサッカー有識者の記事は読んでないが、ポイントは1つだけ。
それは選手を6人替えて望んだ事だ。
人によっては次に向けて休ませることが出来たと言うはず。しかし、日本はまだ勝ち抜けを決めている訳ではないので、例え選手を入れ替えたとしても、「いつもどおりの勝ちに行くためのフォーメーション」にすべきだった。それが、4-4-2を選択した上、右は酒井を二人並べるという「明らかに今日は失点しなくて勝ち点1だけ欲しいんだ」という消極姿勢。しかも、試合開始からレスターの様に前線から守備的に駆けずり回る岡崎は存在せず、明らかに体調不良(^_^;)
香川を休ませ、本田を入れるならまだしも、ボールの収まりどころが存在しないので攻め手がないという寂しさ。
ポーランドの中盤のルーズさからすると、何時もの先発メンバーじゃないにしろ、本田を入れて4-2-3-1で望めば、先制できてたかもねと思った。
何れにせよ守備に重点を置いたのだから、先制されては意味がなかった。
他会場の状況から、残り20分をあの様な選択(英断と言う人もいるはず)にしたのは、そもそもそういうノリで試合に入ったのだから仕方がない。怪我で岡崎から大迫、失点した後に宇佐美から乾に切替え、カードが一枚しか無いんだから、やれる事は限られていた。
だから、試合のポイントは、選手を大幅に変更して超守備的な布陣で臨んだ姿勢なのだと思う。トーナメントの山が明らかに楽な状況にある首位通過を狙って勝ち点3を取りに行かなかった選択が残念だし、それでいて失点したのだから、試合内容は、4.0だと言うこと。
選手を休ませた結果が次の試合で分かるような積極的な戦いを期待したいね。