デイビッド・ゴードンの新作『用心棒』。この作家は処女作の『二流小説家』、『ミステリガール』も途中で中弛みと脱線があるんだよね(^_^;)
処女作は、それでもしっかりと持ちこたえて楽しめたんだけど、『ミステリガール』は駄作中の大駄作(笑)
だから『用心棒』を読むのも躊躇してたんだよ。実際、本作も途中で中弛みあり(笑)
それでも持ち直した。なんとなくページが少なかったからじゃないかって気もするけど(^_^;)
さて、『用心棒』はケイパーもの。しかも、かなりドナルド・E・ウェストレイクを意識したんじゃないかと思える。nobutaはドートマンダーやパーカー、どちらのスタイルも好きだったので、本作は楽しめた!
シリーズ化したら購入し続けそうだけどね。この作家、長編三作それぞれ感じが違うから、もうケイパーものをやらないかもしれないけど(苦笑)
トニー・ケンリックが好きだった人にはお薦めできるよ(笑)