いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

本番が終わりました

2011年06月05日 | ピアノ・音楽

 パソコンが使えるようになりました。まことに長らくの間お待たせしました。

 今日はステップでした。会場はひそかにあこがれていた雑司が谷音楽堂。写真に撮りました。閑静な住宅地の奥まったところにひっそりと建っていました。入るとせまいロビーの向こうはすぐにホールという環境で、思ったよりも小さいところでしたが、薄暗い照明が美しく、素敵な会場でした。ただロビーは本当に狭かったです。まさに純粋な「音楽」のための施設だといえるでしょう。

 バロックのステップだったため、かならず一曲はバロックの曲を弾く必要があった今回のステップ。チェンバロもおいてありました。模造の大理石の模様のある由緒あるチェンバロでした。チェンバロやクラヴィコードのトークコンサートが聴けたのもうれしかったです。あの小さなクラヴィコード、音もとても小さかったのですが、強弱や陰影がちゃんと出ていました。感動しました。

 しかしあこがれの会場でも自分が演奏するとなるとその思いが発揮できるかは別であり・・・。練習の成果も出し切れたとは言えない結果になってしまいました。大変よく響くス○イン○ェイのピアノで、聴きながら演奏するように心がけたのですが、コントロールが非常に難しかったです。なかなか暴れん坊のピアノだと感じましたが、それでも自分の手の内にするのが大切なのだと思います。基礎の確認とともに、雰囲気やピアノを早く自分の手の内に入れる、ということも大きな課題だと感じました。

 ほかの出演者の方たちのピアノやチェンバロの演奏も聴けました。ピアノの方は私の部は全員暗譜でした。大変真摯に取り組まれており、かなりの気合が入っていたような気がします。私も気合は入っていたのですが肩の力も(汗)・・・まだまだ修行が必要です。