レッスンに行ってきました。
まずハイドントリオNo.39 第1楽章。いろいろなところでほころびを出しながらも一通り通しました。そして楽しみ(?)の細部チェック。出だしから入りました。アウフタクトの装飾音、弾こうとしすぎて重くなっていました。重心は最初の音に、そのあとは軽く、でした。全部同じように弾くことが大切なわけではないのですね。ソロと違い弦楽器パートと同じ旋律やベースが来ることがあります。ついついソロの感覚がでてしまい、大切に思えそうなところは歌いこんでしまうのですが、たとえばチェロと重なっていたりする場合はチェロをしっかり聴けるように優先させて、というような工夫がいるようです。その他、弾きにくく感じていた箇所の指使い変更のアドバイスや、速くて細かいところがきれいに聴こえるようになるための練習方法のアドバイスをいただきました。細かいところ、同音連打の練習も効き目があるそうです。早速やってみたところ、効果がありそうな雰囲気。これでガタも来にくくなるでしょうか。
トリオが今回のレッスンの最優先事項だし、かなりの時間も経過したので、そのまま終了だろう、と思っていたら、リストのコンソレーション第6番をどうそ、という予期せぬ指示。前回のレッスンで弾く、と宣言した瞬間、音をもっとも外しやすくて危険な6番から練習するべし、とのアドバイスは確かにいただきました。。。が今日の事態は予期していませんでした。それでも先日練習会で譜読みしたてのを持って行って弾いたのでなんとか弾けるであろうと思い弾いたところ、早速ストーップ。旋律となる部分のリズムの改ざんを勝手にしていたようです。その原因はほかに気になるところがあるから、ということも先生は分かってくださっていたうえで、変な編曲はせずに旋律部分だけをとって練習するように、と言われました。そして中から後半部分の難しいところは別として、音がとりやすい最初の数小節はメトロノームに合わせて弾くように、ということでした。そして最後に近い盛り上げるところ。ペダルのアドバイスをいただいたら、たちまち華やかなリストっぽそうな雰囲気に。これで間違えることがなかったら(実はそこに高いハードルが存在しております)華々しいリストデビューだわ、と瞬間的に悦に入りそうになりました。あああああ(汗)しかし、先生、危なっかしいと察知されたのでしょう、今日から見てくださって感謝しています。