ピアノがやってきたばかりの頃は、周りにものをできるだけ置かないようにしよう、と思っていたのですが、なかなかそういうわけにはいかないものですね。楽譜を見たくなるし、鉛筆で書き込みたくなることもあります。演奏会などでよくもらう、持ち手がプラスチックの鉛筆で書きこんでいたら、思わず手を滑らせてしまいました。どこの隙を狙ったかと言わんばかりのように鉛筆は姿を消しました。鉛筆、ピアノの周囲には見当たりません。譜面台を外すのは勇気が要ったのですが、今回はそういうことを言っている場合ではありません。勇気を持って外し、中を覗き込んでみたのですが鉛筆はありません。楽器の奥底に隠れてしまったのでしょうか。。。不吉な予感がします。弾いているうちに鉛筆が好き勝手に移動し、響板やアクションに対して悪さをしたりなんかしたら、と思ったらいてもたってもいれなくなり、メーカーに電話しました。入ったものが鉛筆で幸いだった、影響はそこまでないということでした。ちなみにそれが水や液体だったら大変だったとか。金属は錆びてしまうし響板にしみこんだりしたら響きにも影響を与えてしまうとのことです。おそろしや~。例えばピアノの上に花を飾りたいので花瓶を置こうなんていうのはもっての外なのです。レンタルスタジオで練習していた時、よくペットボトルのお茶を持って入っていたのですが、ピアノにとってはあまり勧められないことだったのだと今更ながら知りました。その後しばらくして、メーカーの方から近くにいるので確認させていただきたいとの連絡をいただきました。鉛筆も取っていただく上に、気をつけることのアドバイスもいただけるかもしれません。そして来ていただきました。幸い鉛筆は、ドライバーを使わなければいけないほど奥には入っておらず、鍵盤の奥にちょこんと載っていました。蓋を取り外した段階で発見できて幸いでした。それにしてもグランドピアノの場合、蓋を取り外すだけで鍵盤の奥を見ることができ、ちょっと解体したかのように見えるのですね。そのため蓋を取っただけで修理をしているような気分にもなれそうで(笑)すごいと思いました。鍵盤の奥にちょこんと載っかっていた鉛筆、ピアノ自体への影響はそこまではなかったものの、弾いているうちに鉛筆がころころという音を出すことになりかねなかったかもしれなかったので取ってもらえて本当によかったです。そして注意すべきこととして、開けた蓋を閉める瞬間、蓋とピアノとの間に隙間ができるのでそこから物が入ることがあるので気をつけましょう、ということでした。
それにしてもピアノの中に物が入るの、子供のころは面白いと思っていたんですよね。物が出てこなかったりなんかするとますます面白くって、ちぎった紙を鍵盤とピアノとの隙間に入れたりなんかしていました。ピアノが紙を食べてしまったんだ、しかしそれでもピアノは何もなかったかのように音が出てくれるのだからえらいと思っていました。そしてその紙はくじらに飲み込まれたピノキオのような気分かもしれないものの、結構楽しんでいるんじゃないかな、「おしいれのぼうけん」にちなんで「ぴあののぼうけん」のではなどと思っていました。今考えてみたら誠に不届き極まりない話なのですが。。。食べたものが飲みものだったりなんかしたらどうなっていたのでしょうね~(汗)
一瞬ひやりとしましたが、いい勉強になりました。
それにしてもピアノの中に物が入るの、子供のころは面白いと思っていたんですよね。物が出てこなかったりなんかするとますます面白くって、ちぎった紙を鍵盤とピアノとの隙間に入れたりなんかしていました。ピアノが紙を食べてしまったんだ、しかしそれでもピアノは何もなかったかのように音が出てくれるのだからえらいと思っていました。そしてその紙はくじらに飲み込まれたピノキオのような気分かもしれないものの、結構楽しんでいるんじゃないかな、「おしいれのぼうけん」にちなんで「ぴあののぼうけん」のではなどと思っていました。今考えてみたら誠に不届き極まりない話なのですが。。。食べたものが飲みものだったりなんかしたらどうなっていたのでしょうね~(汗)
一瞬ひやりとしましたが、いい勉強になりました。
そして慌てます・・・私も当時習っていた先生に電話しましたし、私の知人は私にかけてきました。
で、蓋を外せばいいのだ~と安心します。
一種の洗礼かもしれませんね、これは。
うちの場合はその後蓋をあまりにも取り外しすぎた上、はめ方が荒かったおかげでをサイドをえぐってしまいました(汗)。
お気をつけて~
「ショパンのまねをして、鍵盤に喀血(ケチャップか何かを吐いた)し、ピアノをダメにした」というものがあったように思います。
うちの子どもだったら、タダじゃすまないくらい叱ってしまいそうですけど、大林監督のおうちはそうでもなかったみたいですね。
さすが、将来の映画監督を育てられたおうちです。
大林監督はショパンの真似のとごく、ピアノにケチャップをかけたのですか!とても斬新ですがピアノにとってはとんでもないことですよね。しかし想像力豊かな子供ならやってしまいそうな気もします。機械なので油を差そうなどと考える人もいるかもしれませんし(汗)仮装さんのお子様にはそういうことをしないようにしっかりしつけられているのだと改めて思いました。ではメッセージを書いた紙きれを入れるのはいかがでしょう?いい。。。わけないですよね(汗)。