最近クリストフ・ルセ氏というチェンバリストにはまっています。ちょっと前まで来日していたんですね。ツイッターのフォロワーの方からの情報で知ったのですが、非常に情熱的で魅力的な演奏をされています。複雑なところも非常に速く指が動き、まるで魔法のよう。確かにピアノよりは鍵盤は軽いかもしれませんが、それでもタッチは難しいはず。そのような難しさも軽やかに乗り越えて、明晰で気持ちの良い音楽を聴かせてくれます。
ルセ氏だけではなく古楽器の集まったこのアンサンブルも魅力的です。そして曲も!Georg Anton Bendaことゲオルク・ベンダ(1722‐1795年)という、バロック時代とはいえちょっと古典派への過渡期であるチェコの作曲家のconcerto pour clavecin et cordes en si mineur という協奏曲の第3楽章です。いや~なんと美しい曲でしょう。演奏も素敵そのもの。あまりにも知られなすぎな作曲家&曲ですが、バロックがちょっとでも好きな人は好きになると思います。CD化されないのかな?今はされてなそうですが。。。というわけでこのyoutubeは宝物です。
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