二か月ほど前、福岡のNさんから送っていただいた「ゆっくりじゃだめ?」をしみじみと再読しました。
作者は、ニシノミサさんという方だそうですが、紙面いっぱいに描かれた絵が、みな夢のように美しいのです。これって、水彩画なのかなあ~?
とても好みの絵で、嫌味のまるで感じられない絵。 夜の月光が差す中、植物の葉の上にいるカタツムリとフクロウの会話……カタツムリとフクロウという組み合わせが、珍奇で、しかもメルヘンチックなのです。紺色の背景のなか、薄いパープル色のフクロウが浮かび上がって、いっそう幻想的に見えます。
色のハーモニーがとても美しい! カタツムリと旅に出たくなった時、読みたくなる本。
⁂おまけ 花のアレンジメント