ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

SWITCHインタビュー(3/26)3

2022-04-25 15:18:00 | メディア
甲斐さんが「自分が出た作品って、どういう風に向き合って、どんな思いでっていうのって
ナンか…当然おありになりますよね?」とお訊ねになると

中井さんは「そうですねぇ、僕は…まあ、役者をやって40年経つんですけど
まだ、初日の前って眠れない…んです
そいで、それは何が一番、その眠れないっていうことの緊張に起因してるのか?っていうと
その次の日の第一声で、その映画1本の声のトーンが決まるからなんです
(『なるほどねぇ』と甲斐さん)

ですから、そのセリフの最初に話す声のトーンだったり、話し方だったりを…
やっぱり、僕たちの仕事って正解がないので、ギリギリまで迷うんですね
だから一番、どこかで恐怖感を覚えるっていうのが、第一声なのかも知れないですねぇ」
…と、番組公式ツイッターにアップされていた動画の続きをお答えになり

更に…「役者さんにも色んなパターンがいて
自分の出たものに自信が持てる人と自信が持てない人(がいる)…
で、僕は、どちらかというと自信が持てないタイプで、それは何故か?っていうと
逆に正解がないので、例えば、自分でその…こう…映画を観た時に
『ああ、ここはこっちじゃなかったなあ』って(思うことがある)…

僕の中には、頭に描いていた3パターンの芝居が残っていて、そのチョイスの…
1パターンを映画でやって、監督はOKを出して下さってるんですけど
『あっちのパターンでやってたら、こっち違ったかも知れない』…(『うん、うん』)
っていう風に観てしまうんです、映画を…

ですから、僕は、その…絶対に映画は公開日を過ぎたら、自分で映画館に観に行く
それまでは(試写を)観ない…っていうことを貫いてるんですね
で、それは何故か?っていうと、僕たち…映画ってキャンペーンっていう時間がありまして
宣伝期間があって『皆さん、観て下さい!』っていう期間があるんですけど

そんなつもりで僕は映画を…頭の中のパターンで観ちゃってるんで
『観て下さい!』って、言えなくなっちゃうんですよ…(『結果?(笑)ハイハイハイ』)
イヤ、あっちの方が良かったのに、ナンか…『観て下さい!』って
『ゴメンなさい!』みたいになっちゃうんで…
観ない(でいる)と、無責任でいられるんですよね
だから、その…いかに自分が無責任でいられるか?っていう時間を
そのキャンペーンの時間に充てたいので、公開初日までは観ない…っていう風にしてるんですけど…」と明かされていたんですが

出演作品に「自信が持てない」というのは、ご自身の演技に真摯に向き合い
より良いものにしたいと考えておられるからこそであって
中井貴一さんっていう役者さんは、非常に誠実な方なんじゃないかと…?
あと、誠実と言えば、その語り口も、ご自身の思いや考えをキチンと伝えようと
最も適切な言葉を選びながら、お話しになっていることが伝わって来て、とても好感が持てました

ただ、奥さんは「話の行方が見えた途端、語尾にカブセて話し始める」某福岡県民の方(笑)が
中井さんのお話を途中で遮らないようにと、ガマンなさっているんじゃないか?と想像してクスクス(笑)
まあ、番組の進行上、この時間は「中井さんのターン」であるとはいえ
こんな風に相づちを打たれるだけの甲斐さんは、ある意味レアかも知れませんね?(笑)

それはともかく…ここで、大河ドラマ「武田信玄」の映像が流れ
平岩紙さんが「中井は26歳で大河ドラマの主演を務め、その後も数々の映画やドラマに出演
俳優として王道を歩んで来た」とナレーション
同じく大河ドラマ「平清盛」の1シーンが流れ
「真面目なイメージで、時に正統派俳優とも呼ばれる中井…
本人はどう思っているのだろうか?」との問いかけがあり

甲斐さんが「『正統派』って(呼ばれることについて)どうですか?その辺…?」と質問なさると
中井さんは「イヤ、僕は全く違うと思います」と即答(笑)
「イヤ、っていうか、昔から『正統派』って何だろう?って…
(『ハイ、そうですね』と甲斐さん)…すごく僕も疑問があるんです

僕は、でも、1つだけ大事にしてて…それは『正統派ですよ』っていう風に
思われてもしょうがないな…って思うところがあって
あのー、要するに人間って…まあ、楽な方に行きたい訳じゃないですか?
そうすると、例えば、ファッションにしても…
まあ、僕は洋服が好きなんで、アレなんですけど…

要するに、着くずしっていうことってのは、楽にする方法なんですけど
それって、キチッと着る着方を知ってるから、着くずしになる…(『ハイハイ』)
で、そのキチッと着ることを知らなかったら
ただ、だらしなくなるだけだ…っていうのが、自分の中にあって
そのキチッと着る方法っていうものを、僕は…
えー、自分の中での定義として持とうというのは思っているんです
だから…(『それが一番基本ですからね』)…ハイ

まあみんな、世の中の流れに乗ってる人たちっていうのに安心感を覚えるんですけど
僕は、それが昔から好きじゃなくて『じゃない方』にいる…(深く頷かれる甲斐さん)
だから、それが『サラメシ』のナレーションとか、そういう所にも…」
…とおっしゃったトコで、画面には「NHK『サラメシ』2011~
中井がナレーションを担当する食のバラエティ番組」という注記がクレジットされ

「その…結構ズラしてくっていうことを僕は…
最初に貰った原稿よりもズラしてく、ズラしてく、ズラしてく…ってことを考えるんですけど
やっぱり、このベースにあるものの残さなきゃいけないもの
ここをヘズったら、だらしなくなってしまう…
みたいなことは避けようっていう風には、自分ではしているところはあると…

(『だから、あの…型破り理論と一緒ですね
型を知っていないと、破ることも出来ないぞ!っていうね』)
だから、どっちかっていうと、俺は破る方に動いてる方なんで
本人は『正統派』ではないっていう風に…僕はどこか思っていて…」と
ちょっと甲斐さんを彷彿させる?(笑)身振り手振りを添えて話されてましたが

正直、我が家で「中井貴一」さんと言えば、あの佐田啓二さんのご子息で
「ふぞろいの林檎たち」を始め、数々のドラマや映画で主演…
それも「善人」「正義の味方」キャラというか
いわゆる「良い人」の役…を務められる役者さんで…といったイメージが強く

初めて悪役を演じられた時には、違和感さえ覚えたくらいで(失礼!)
ナンとなく、かつての三浦友和さんみたいな「生粋の二枚目」枠の方
それこそ、王道中の王道…「正統派俳優」という冠がピッタリな方だなと思っておりました(苦笑)

いったん、そういうラベリングをしてしまうと
ちょっとコミカルな役を務められていても、それは、どこか「カッコいい三枚目」に見えたし
「正統派」のイメージは、なかなか払拭できなかったんだけど
以前にドラマネタでご紹介した通り…って、このあと、番組の中でも話題に上るんですが
昨今のドラマは、スポンサーの顔色を窺うあまり、クレームが来ないようにと
コンプライアンスにきゅうきゅうとしている状況であることについて

中井さんが「例えば、ヤクザの役なのに、タバコをポイ捨てせずに、ちゃんと灰皿で消したり
命からがら車に乗って逃げようとするシーンで、キチンとシートベルトしたり(笑)
『そんなのオカシイだろ!』って思うことがいっぱいあって
ナンか、面白くないなあ…って、しばらく仕事しなかったんですよ」
…と、おっしゃっているのを偶然、何かの番組で目にしまして

「あっ、ただの優等生っていう訳じゃないんだなあ」と遅まきながら気づいた次第で(苦笑)
それ以来、ちょっと見る目が変わったというか
中井さんが年齢を重ねられ、脇を固める重鎮的な役柄も務められるようになって来られたことで
自然に「ラベル」が剥がれて行ったような気がします
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SWITCHインタビュー(3/26)2

2022-04-24 18:40:00 | メディア
この番組で紹介された甲斐さんの著書「画面の告白」を眺めていたら
「はなまるマーケット」について書かれている章があり
そこに「SWITCHインタビュー」の甲斐さんの対談相手が、中井貴一さんだと知って
奥さんが、甲斐さんのラジオ番組に投稿したこと…
「福岡選出の某男性議員が、留学していたという大学には、そんな留学制度はないと
中井さんの奥様が断言なさっていたという話」…が掲載されていたので、ご紹介します(笑)

「『持ちネタ』があるのは何もお笑いの人だけの専売特許ではない
映画とかドラマのプロモーションのためにトーク番組に出て来る俳優陣の中にも
そんな『ネタ』を持っている人がいたりして結構ツボにはまる時がある」との書き出しから

件の男性議員が「学歴詐称が原因で議員を辞める直前の早朝に
駅前で街頭演説をやって泣いてみせたりした、あの場所はオレが育った街の駅前である
朝から知り合いがいないか、思わず目で追ったりしたものだ。ハズカシイ」と自虐ネタを挟んで

「その議員が在籍したと言われたペパーダイン大学という学校がある
当時、大変な騒ぎになったのだが、そんなイチバン旬なタイミングの時に
番組にゲストで出た中井貴一さんが突然、実はウチの奥さんがその大学の卒業生で、という話になった

ワイドショーとかニュースで(その学歴詐称問題が)取り上げられるたびに
奥様は『あの大学は数ヶ月とかの短期留学はないはずだ。アリエナーイ』とおっしゃられ
更に『復学したいと思っている』と議員がのたまえば
『そんな制度はない。アリエナーイ』と事あるごとにお二人の間で話題になったらしい

その議員にしたら、日本では誰も彼もが知っているというほどの著名な大学ではない
それを踏んで『ここは使える』と思ったのだろう
だが、そうは問屋が卸さない。天は見ている
よりによって、有名な俳優の奥方が、その学校の卒業生だったというのがまたニクイ
しかも、そんな旬なネタを、絶妙なタイミングで番組に出て
『アリエナーイ』を連発して話す中井さんもスゴかった。これは家族で大爆笑した

また、中井さんの奥様話はいつも、いかにも楽しそうで
歯切れがよくリズムが良いので、かなりウケる
皆さん、今後も彼にご注目を…」といった具合にまとめられていて
この記事をお書きになった時点で、もうすでに中井さんのトーク力に注目なさっていたことが窺えます

それはともかく…ナレーターの六角精児さんが
「画面の告白」のハリウッド俳優たちについての抜粋を読み上げられたあと
「日本人の俳優では中井が一番のお気に入りだという」とナレーションなさると
甲斐バンドの「虜」をBGMに(笑)ロケバスらしき車内にいらっしゃる甲斐さんが映り

「非常に興味尽きない方なんで、もう是非お会いしたいなと…
それは、やっぱり話することで、おのずとね、生き方みたいなことが…
あの…意欲みたいな原動力とか…みたいなことが、おのずと出て来ると思うんで
そういう話になったら面白いよなと思いますね」とコメント

そして…「中井が待つのは、東京・銀座にある老舗の映画館」というナレーションと共に
その「東劇」へと向かって歩いて行かれる甲斐さん
館内に入られたトコで、予告で流れたシーンとなり
甲斐さんが「おおー!」とおっしゃると「こんにちは!」と中井さん

「どうも、お久しぶりです」「ご無沙汰申し上げております」と挨拶を交わされ
甲斐さんが「(対談場所は)『東劇』って聞いて、ちょっと…
イヤ、さもありなんって感じもするけど、ナンでこの場所に…?」とお訊ねになると

中井さんは「僕は、あのー、個人的に映画を観るのももちろん
子供の頃から好きだったんですけど、映画館の中よりも、ロビー好きなんですよ
映画館の…そのロビーに入った瞬間が、一番ワクワクして、僕が好きな瞬間なんですよね
(『ハイハイ』と甲斐さん)…なので、ロビーでお話ししたいっていうのが…
(『ハッハッハッ』)…基本的には、ここを選んだ理由なんです…(『わかる!』)」とお答えになり

ここで「表現することは生きること…そう語る達人2人の舞台が開幕」とのナレーションが入って
ようやく(笑)椎名林檎さんのテーマ曲が流れ始め
その合間合間に「この声がロックに向かわせた」とか「正統派ってなんだろう」といった
クレジットが出て
最後に「SWITCHインタビュー 達人達」のタイトルがドーン!

画面左下に「Vol.294『じゃない方』へ行こう」というサブタイトルが出て、対談スタート♪
まずは、甲斐さんが「あのー、僕、実はですね、あの…中井作品マニアっていう訳でもなくて
どっちかっていうと、僕、一般的なレベルだと思うんですよ
ただ、あの…もちろん『ふぞろい』から…『ふぞろいの林檎たち』…
あの辺からもう、ちゃんと観てる…観てるんですけど…

そいで、あのー、今回、こういう話になった時に、ナンか急に中井さんが(頭を)よぎってですね
…と、対談相手に中井さんを指名なさった経緯を説明し始められたんですが
ラジオ番組では、ご自身とは「違うジャンル」の方を…ということで
岸部一徳さん、松重豊さん、役所広司さんのお名前も候補に挙げてらっしゃいましたよね?(笑)

まあ、中井さんをお選びになった決め手については…
「いつの間にか、こう…自分の心の中にいる人っていう…
まっ(そういう人は)なかなかいないと思うんですけど、しばらくそこに触れてないと
こう…ちょっと、俄然また、こう…触れたくなるとか、観たくなるとか…っていうような人が
中井貴一なんだっていう…今回改めて、ナンかそういうのを思ったんですよ
…とラジオ番組同様に明かされたものの、中井さんはうつむいてクスクス(笑)

更に…「『記憶にございません』観た時に『えっ!?この年齢で、このベテランなのに
ここで一番キャリアハイが来るんだ!?』って思ったんですよ
もう、アレ…キャリアトップ…『スゴイな!』と思って、僕…
『ここで、最高の演技が来るんだ!?』と思って…アレが一番、僕、ビックリしたんですよ」
…と、これもラジオ番組で話されていた「もう1つの理由」を話されると

「フフフ…(笑)」と笑って聴いていらした中井さんから
「『そんな僕は中井さんの、あの…マニアでもなく、あの…本当に一般的』
…って(おっしゃったけど)結構マニアですよ(笑)」とツッコまれ(笑)
「そうですか?(笑)」「結構、観て頂いてるなと思って…」「あ、そうなのか…(笑)」
「ハイ、あのー、非常に嬉しく思っております、ハイ」「イヤイヤ、イヤイヤ」
…といったやり取りのあと、更にディープな展開になって行くんですが、それはまた次回に…
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SWITCHインタビュー(3/26)1

2022-04-23 21:05:00 | メディア
さて、甲斐さん怒涛のプロモーション活動のおかげで、すっかり後回しになっておりましたが
奥さん悲願の(笑)この番組ご出演…その一部始終をご紹介して参りましょう♪
まあ「悲願」と言っても、毎週毎週、熱心に観ていた訳じゃないんだけど

興味ある顔合わせの回を選んで視聴している内に「甲斐さんには、バラエティ番組のパネラーより
こういう風に、じっくり話せる番組の方が合ってるんじゃない?」と思うようになり
「対談相手は誰がいいかなあ?」などと夢想するまでに…(笑)

そして、3月19日放送の「内田也哉子×吉田克幸 Ep2」を眺めていたら
お二方のトークが終了した途端、いきなり甲斐さんご登場!?(笑)
この「次週予告」を観た奥さんが飛び上がる光景には、かなりのデジャヴ感が…(笑)

その予告映像というのは、甲斐さんが「東劇」に入って来られ
ロビーで待っていらした中井さんに気づいて「おおー!」と声をおかけになり
中井さんが「どうも」と頭を下げられたトコで
「『SWITCHインタビュー 達人達』!」と、この番組のナレーター・六角精児さんの声

「HERO」のライブ映像をバックに「ロック界のパイオニア・甲斐よしひろ」とおっしゃると
もうお一人のナレーター・平岩紙さんの声が「国民的俳優・中井貴一」
「目指していることって?」と引き継がれ
中井さんが「おーい、ちょっとセリフくれよ」とおっしゃって
それに、手を叩いてウケておられる甲斐さんが映り

更に中井さんが「『俺の言ってること、内容合ってるよな?』
その感じが出せる俳優、ここから目指します」と続けられ
甲斐さんが「それ!?今後それ?(笑)」とツッコミをお入れになる…といった映像が流れて
六角さんが「土曜夜10時Eテレ」とお締めになる…といったもので
この時は、驚きのあまり咄嗟に録画ボタンを押せなかった奥さん
再放送の際に、予告部分だけを録画しておりました(笑)

ただ、この「SWITCHインタビュー」は、公式ツイッターを開設して以来
相当マメに番宣ツイートをアップするみたいで
この「次週予告」が流れた3月19日…つまり、その日の放送終了直後に
前述の予告映像と共に「日本を代表する『正統派俳優』との呼び声が高い中井貴一
日本ロック界のパイオニア甲斐よしひろ
表現することは生きること そう語る達人2人の舞台の幕が上がる
SWITCHインタビュー達人達 26日(土)夜10時」とツイートされ

翌日には「時代劇を『知る』スタッフが少なくなることについて
中井『俳優も育たなくなるし、付随するものを残すためにも時代劇を撮り続けることが大事だなと。
情報過多の今、時代劇の「粋」を残したいことが1番大きいですね』」というツイートと
「東劇」のロビーで向かい合ってお座りになっているお二人の写真が…

更に翌日には「大ヒットした曲『安奈』について…甲斐『最初は南に向かってたんですよ
で、歌ってみたら、全然良くなくて、やっぱ北だなって。
なんかあるんですよね、北に向かうのは。魔力が!』」との呟きと
スタジオのコンソール前にお座りになっている甲斐さんの写真

…といった具合に心惹かれる(笑)番宣ツイートが続き、1日置いた3月23日には
「国民的俳優 中井貴一が語る『初日の前の夜は眠れない』理由とは…
『第一声でその映画1本の声のトーンが決まるからです。ギリギリまで迷うんです。
正解がないと思うので。』」という呟きと
当該シーンの動画までアップされていて、この調子だと
オンエアまでに全部ネタバレするんじゃないか?くらいの勢い(笑)

もっとも、この動画は18秒程度のものだったので
中井さんが「役者をやって40年経つんですけど、まだ初日の前って眠れない…んです
そいで、それは何が一番、その眠れないっていうことの緊張に起因してるのかっていうと…」
…と、おっしゃったトコで終わってました(笑)

その翌々日、3月25日(オンエア前日)には
「じゃない方を選ぶことで意気投合する中井貴一と甲斐よしひろ
中『じゃない方って勇気いるじゃないですか
損得を考えると、大勢に巻かれる方が得が多い気はするんですけど…』
甲『でも、近道って怖くないですか?』…中『怖いです』」とのツイートと

甲斐さんが「テレビに出て、売れてった方が簡単じゃないですか
だけど、そうじゃない方を選んだんですよね」と話され
中井さんが「うーん、やっぱり、じゃない方を選ぶタイプですね?
(『あっ!ホントだ!そうですね、そうそうそう、そうなんです』と甲斐さん)
だからホントに、その…じゃない方を選ぶって勇気いるじゃないですか?
(『イヤ、そうです!』)」と返される動画

そして、オンエア当日には…
「2枚目俳優の佐田啓二の長男として生まれた中井貴一は、2歳の時に父を亡くす
33歳でジングルマザーとなった母の教えは厳しく
中井は『子供でいたいのではなく、大人になりたい』と思っていたという」との呟きと

「その母の教え方が、ホントに厳しかったんですよ。で、母は手も上げましたし
幼稚園の子(自分)に『下で音がした』と…ね?
表に誰かいるかも知れない『あなたが見て来い』…(『(笑)おお~っ!』と甲斐さん)」という動画
それに「今夜10時」の文字で、最後のひと押し

と、思いきや…「甲斐『バンドって、アンサンブルが大事なんですよ
それって、演技と一緒なんですよね
同じ方向を向いて、同じグルーヴを持って、何を成し遂げたいっていう意志みたいな
それさえあれば、バンドは多分売れるし、続くんですよね』」というツイートと
「このあと、夜10時」の文字がアップされ「スゲエな!(笑)」…と思っていたら

「中井『売れる人は一握りですから、僕たちの仕事は運がすごく大きいと思うんですよね
でも結局「高さ」よりも「長さ」が大事』
まあ、役者とミュージシャンは違うのかも知れないけれ
その真価が問われるのは「長さ」だと思うんですよ」…と、まさかのダメ押しツイート(笑)
もう、すっかり番組を堪能した気分になりました(笑)

ともあれ…まずは、映画「記憶にございません」の映像が数シークエンス映ったあと
平岩さんが「俳優・中井貴一…2019年ヒットしたコメディ映画
『記憶にございません』では、記憶喪失の総理大臣を主演。軽妙な演技が絶賛された」と語られ

続いて「雲霧仁左衛門5」の映像が流れると
「一方、時代劇ではシリアスな役柄を重厚に演じ、圧倒的な存在感を放つ
演技力と風格を兼ね備え、日本を代表する正統派俳優の呼び声も高い
そんな中井に会いたいと願ったのは、この達人だった…」とナレーション

甲斐バンドが「SONGS」に出演なさった際の「HERO」の映像が流れ
今度は、六角さんが「ミュージシャン・甲斐よしひろ
自ら率いる甲斐バンドは、歌謡曲全盛の時代に
『HERO』『安奈』などのロックナンバーを大ヒットさせた」と語られるバックに
「HERO」と「安奈」のジングルレコードのジャケットが映り

更に「THE BIG GIG」のオープニング曲「ブライトン・ロック」の映像に合わせて
「また、当時まだ珍しかった都市型の野外ライブを行い、日本の音楽シーンに定着させた」と続き
横浜赤レンガ倉庫ライブの「100万$ナイト」の映像と
「まさに、日本ロック界のパイオニア」とのナレーション

そして「そんな甲斐には、意外な一面がある
無類の映画・ドラマ好きで、エッセイ集を出すほどなのだ」と
甲斐さんの著書「画面の告白」が映り、その本文からの抜粋…
「ハリウッドという厳しい世界を、ルックスを超えたところでの
『演技』という技術で生き抜いてきた彼らの言葉は
重く深く心に沁み入り、俺の心をいつも撃ち抜く」…が読み上げられましたが

その画面に表示された文章が、どこに書かれていたのか?と「画面の告白」を引っ張り出し
「ハリウッド」っていうくらいだから「映画」について書かれている章だろうと
「あとがき」から遡って目を通して行ったら
ナンと!「テレビ」に関する章…それも一番最初の「テレビ鑑賞術」のページにありました(笑)

ちなみに…この「テレビ」に関する章は
元々「日刊スポーツ」の隔週連載(だったっけ?)コラム「読むTV」のために書かれたもので
その第1回に、甲斐さんが毎朝「テレビ欄を30分かけて読み込む」ことを説明され(笑)

「映画好きなんで、WOWOWから目を通し、NHK衛星第1、第2へと進む
この時のポイントは、好きな映画やスポーツ中継があるかどうかと
『アクターズ・スタジオ・インタビュー』である」そうで
前述の抜粋は「豪華絢爛なゲストを招くこの番組を俺はほぼ完全制覇している」という甲斐さんが
そのインタビュー番組に出演したハリウッド俳優たちについて記されたものでした

そう言えば、日テレでは、甲斐さんの視聴の仕方…映画やスポーツに留まらず
ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーなどなど
それぞれの番組のどういう点に注目なさっているか?といったことも含め
「このコラムを必読せよ!」とのお達しが出ていたんですよね?(笑)
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TOKYO SPEAKEASY(4/14)7

2022-04-22 17:20:00 | メディア
「サー・段田安則」の話題が盛り上がったトコで…「えー、この辺でナンかちょっと…
じゃあ、もう1曲…ディレクターから(指示が)来てます」と甲斐さん

すると、克実さんが「えー、やっぱりね、あのー、もう…
この(甲斐さんのソロ35周年記念ベスト)アルバムのトップっていう…(『ほおー!』と甲斐さん)
ハイ、これ、やっぱり、順番とかものすごい、やっぱ考える訳ですよね?
(『ムチャムチャ考えてますよ、ハイ』)
やっぱり、このね『電光石火BABY』…これで、ガッと掴まれるような…」とリクエストなさって

甲斐さんは「えっ!?そうなんだ!?えっ?そういう…『電光石火』を
…というより、僕、『レイン』で来るのかと思いました
『レイン』は、ほら、あの…カドカワ文庫のコマーシャル(タイアップ曲)…
(そのCMに出ていらした)松田優作…(克実さんは)松田優作好きですから…
ムチャムチャ、ね?(笑)」と驚かれてましたが

克実さんが「イヤ、でもね、このね、自分が…
やっぱり、歌いたくなるというような、この…ハイ」と理由を説明なさると
甲斐さんも「イヤ、僕、実は、何を克実くんが選んだか?聞かされてないんで、今の今まで…
『あっ、なるほど』と…」と明かされていて
もし、甲斐さんも、この日のオンエア曲に「電光石火BABY」をお選びになっていたら
2回流されることになったんでしょうか?(笑)

ともあれ…甲斐さんが「じゃあ、それを…(『どうでしょう?ハイ』と克実さん)
どうぞ、曲名をお願いします」と促され「ハイ、それでは、えー…(『ナンだよ!(笑)』と甲斐さん)
甲斐よしひろさんで『電光石火BABY』」とQ出し
曲がエンディングに差し掛かると…「ハイ、ということで…『電光石火BABY』
(リクエスト)ありがとうございます」と甲斐さん

克実さんから「いえいえ、トンでもございません…これはもう、アレですね、5月の5日…
子供の日から、もう始まるんですね?ツアーが…」と振られ
「ああ、そうです!そうです!5月の5日…
ビルボードライブ大阪、東京、横浜とか…」とお答えになったものの

克実さんは、まだバックで流れている「電光石火BABY」に耳を傾けていらしたのか?(笑)
「なるほど…この、ナンか…詞がアレなんですよね」とおっしゃってから
「ちょうど地方に行ってるんで、戻って来てからと思って、東京の6月のヤツに行けそうです」宣言(笑)
「あっ、そうなんだ!?ありがとうございます」という甲斐さんの言葉に

「このね、パルコのヤツは、5月いっぱい…」と返されると
甲斐さんは「そうですね、チラシ、今見てますけど…
まあでも、アレですね…あのー、基本的に『セールスマンの死』って、誰でも知ってるし
まあ、アーサー・ミラーの代表作じゃないですか?
だから、逆に、どう…どういう切り口で、どこをやっぱり、こう…抽出してやるか?
…っていうことになると思うんですけども…?」と質問

克実さんが「今回はね、ホント、あの…ショーン(・ホームズ)さんっていう
イギリスの演出家が、アーサー・ミラーを、ほとんど研究してるくらいの人なんで…
(『あっ!そうなんだ?』と甲斐さん)…かなり、あのー、面白いと思います!
あの…今まで『セールスマン』を観た方でも
『なるほど!こういう…こういう角度からか!』っていう…
別に、こう…解釈がね、変わってる訳でも何でもないんですね」とお答えになると

甲斐さんは「どっちかって言うと、ちょっと陰惨な部分もあったりとか…
よくあるじゃないですか?後半に向かって、みたいな…
そういうことじゃないっていうことですね?
(『ハイハイハイ、あのー、とっても…あのー、判りやすいです』と克実さん)
なるほど!判りました、是非もう、僕は…時間はどれくらいなんですか?」と確認?(笑)

克実さんの「えーと…ウチで、1時間10分・1時間10分と、休憩が20分なんで…
3時間…ハイ、かかるか、かかんないか?くらい、ハイ
2時間40分です、休憩入れて、ハイ」というお答えに
「イヤ、そんな長丁場のところを来て貰って、スイマセンね、もう…」と恐縮なさってましたが
克実さんは、段田さん演じる主人公に、大きな影響を与える兄の役…
それも、主人公の幻想の中に現れるという難しい役どころでいらっしゃるみたいです

ここで「TOKYO SPEAKEASY」とのジングルと
「番組の感想は『#SPEAKEASY』で…」というナレーションが流れてCMへ…
CMが明けると、再びジングルが流れ…「ハイ、ということで…
えー、今日はありがとうございました」と甲斐さん

「いえいえいえ、こちらこそ、もう…」と返される克実さんに
「ナンかもう、こんな時期なんで…ナンかこう…お酒…
『じゃあ、このあと…終わったら、お酒飲みに行こうか』とか
そういうの、ナンか出来ないじゃないですか?
まあ、あと1年くらい、かかるのかも知れないですけど
ナンか、またじっくりね、どっかで…」とおっしゃってましたが

前回、この番組に船越英一郎さんと出演なさった時も
このあと、一瞬ふらっと寄りそうですけど
今日は寄らないで帰ろうかなと思って…」と話されていたにも関わらず
その後の「LEGENDS」で…今、全部こう…リモート収録みたいな…
自分のスタジオでずっとやってますから、ナンかこう…久方ぶりにラジオ局に行くっていう…
まあ、そのあと、チラッと船越さんと…そうですね
40分くらい、ちょこっとだけ飲んで、じゃあって、すぐ別れて…」と明かされてました(笑)

それはともかく…甲斐さんに「克実くんって、すごい…僕、知らなかったのは
意外とガンガン飲んでるイメージがないんですけど、ずーっと付き合える人ですよね?」と言われ
克実さんは「イヤ、そ、そ、それはでも、やっぱ甲斐さんのトコ(笑)
甲斐さんと一緒に飲んだ時に、ガンガンベロベロなんて…(笑)」とお答えになり

「イヤイヤ、ずーっと…ナンか、ずーっと気持ち良く…
まっ、とにかく、変わらないっていう感じで…」という甲斐さんの言葉にも
「それはやっぱり…ハイ、そうなりますよ、それは…(『あっ、そうなんだ?』と甲斐さん)
甲斐さんとだと、やっぱり、そうなりますね、やっぱり…」
…と、甲斐さんに対して、甲斐バンド世代の方らしい緊張感をお持ちのご様子?(笑)

もっとも「僕はもう、ずっと終わらない人なんで…(笑)
長っ尻なんですよね、ものすごい…」と自認なさっている(笑)甲斐さんにとっては
穏やかに、楽しげに、お酒を酌み交わして下さるお相手みたいですけど…?(笑)

その「長っ尻」で思い出されたのか?克実さんが
「そうですね、三茶でよくね(笑)昔、行きましたもんね」とおっしゃると
「行きましたよね(笑)あすこ(笑)あすこ…
僕、コロナ(禍)になって、行ってないんですよ」と甲斐さん

「ああ、そうですか、イヤ、俺も全っ然、行ってないです、三茶…」という克実さんの言葉に
「そうですねぇ…最近、久方ぶりにちょっと…アクリル板とかあるんで安心…
まあ、すごく天井も高いんで、馴染みのバーに行ったら
もう、あの…(お店に)来るまでは、みんなマスクしてるんですけど
来た瞬間に、全員(マスクを)外すんですよ…(『あっ、そうですねぇ』と克実さん)

イヤイヤ!イヤイヤ!と思って、俺…『ここ、アメリカ?』みたいな…
もう、MLB…今、MLB…MLB観てると、誰もしてないじゃないですか、マスク…
(『確かに、そうですねぇ』)…うん、すっげぇなあ!と思って…(『確かに、ちょっと…』)
僕なんかは、マスクしながら、飲む時、こう…ちょっと外して、飲んで、戻す…
みたいな感じじゃないと、ちょっと安心してね、出来ない…」と現状を話され

克実さんも「まあ、確かにそうですね…まあ、もうちょっとだと思うんですけどねぇ
もう、早く飲みたいです、ホントに、ハイ」とおっしゃったトコで
「ハイ、ということで、今日はホントにありがとうございました」と甲斐さん
克実さんが「いえいえ、こちらこそ、ホントに…」と返されるのへカブセ気味に
「あの…ディレクターから『締めちゃいけないんだ』とか言われて…
そんなもん、知るもんか、ねぇ?締めるんだ、こっちは…(笑)」とツッコミ(笑)

克実さんが「イヤイヤ、もうホントに、おんぶに抱っこで、ありがとうございました」
…と、重ねてお礼の言葉を口になさると
「トンでもない!(笑)スイマセン!ホントにこんな…もう真っ最…舞台の真っ最中に来て頂いて…
(『いえいえ、いえいえ、もう…そんなもん…
もう、直の指名でございますからね、ありがとうございました』)

スイマセン、ホントに…(舞台を観に)顔出しますんで…
(『もう、もう、もう是非もう、このサーの…サーのね…』)…『サー・高橋』を観に…
(『イヤイヤ「サー」って「ァ」が付く方ですね、ちっちゃい(笑)』)
『サァ!』…(『サァ!』)…ヤメなさい、それ(笑)」と、最後はお二人で大笑い(笑)
番組の進行等には、ご不満がおありみたいですが(苦笑)
克実さんとのトークは、ホントに楽しそうでいらっしゃいました(笑)

そして…再び、常連客役の國村隼さんが登場なさって
「イヤー、面白かった!人の話の盗み聞きには真実がある…
(グラスをカウンターに置く音がして)ごちそうさま!じゃあまた…國村隼でした」で放送終了…
予定通り(笑)長い記事になりましたけど、とても楽しかったです♪
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TOKYO SPEAKEASY(4/14)6

2022-04-21 15:24:00 | メディア
克実さんの出演作品に触れられたあと…「でも…ホント、でも…まっ(ショムニなど)
あの辺の時っていうのは、まだ、それだけでは食えない感じだったと
よく、僕に…僕によく言うじゃないですか?」と甲斐さん
克実さんの「ハイハイ、ハイハイ、イヤイヤ、全然…
だって、あんなレギュラー、その時だけですもん」というお答えに
「そうなの?でも、そん時、相当みんな(克実さんの)顔、知ってましたもんね?」と返され

「顔は…そうですね、まあ…あと、髪型が特殊でしたから(笑)」
「イヤイヤ、それだけ…イヤイヤ、それだけじゃないじゃない」
「イヤイヤ、イヤイヤ、そうです、そうです
で、やっぱり、番組名で呼ばれるのが多いんですよ、ずーっと…」「ああ」
「ハイ、高橋って名字って、まあフツーの名字ですから、やっぱ、番組名が多いですねぇ」

…といったターンがあり、甲斐さんが「でも、その…そういえば、さっきも言ったけど
こう…舞台観に行くようになって、で、こう…お近づきになって
『ちょっとメシ行く?』って言って、メシ食べるようになったじゃないですか?
で、ナンか…それで、まだそんなには『イッてない』ヤスケンがいて、ね?
ヤスケンもいましたよね?…(『ハイ、いましたねぇ(笑)』と克実さん)

ねぇ?今、みんなもう、スゴイことに…(『もう、ずいぶん前ですね』)
だって、コロナの前とかに食事した時なんて
堤真一、ムロツヨシ、高橋克実、僕…って…(『ああーっ!ありました!』)
ありましたよね?アレもスゴイ面子ですもんね
で、誰も本職の話、したがらないっていう…
ナンか、どうでもいい映画…イヤイヤ、どうでもよくないんだけど
みんな、好きな映画の話を…(『延々してましたね、ハイ』)…ねぇ?」

…という風に、話は転がって行きましたが、船越英一郎さんとの「女子会(笑)」でも
「ずーっとサブカルの話をしてる」とおっしゃっていたし
「ムダ飲みはしない(笑)」というのは、単にお仕事と直結するような場合だけじゃなく
ご自身とは異なる業種の方や、世代の違う方と接して、様々な刺激を受けられたことが
いずれ、何らかの形で生かされる…といった意味合いもおありなんじゃないかと…?

それはともかく…克実さんが「また、甲斐さん、ホントに全部の範囲を全部捉えますからね!
どの球でも拾いますもんね?もう、こっちが脇で見てて、呆れ返る時ありますもんねぇ
「えっ!?これもあれも?」みたいな…だから、どれだけの時間費やして、そういう情報を得てるのかが
もう、アレが一番、不思議ですね、いまだに…」と話されると

甲斐さんは「基本的に仕事は、だいたい12時くらいに終わらせるんですよ、12時半くらいまでに…
で、そのあと2時間くらいをどう使うかっていう…まっ、だいたい寝るの3時くらいなんで…
(『どのくらい寝るんですか?でも…』と克実さん)
イヤ、僕、すごいちゃんと寝ますよ、7時間とか…僕、結構すごい寝るんですよ

(『はあ、夜中3時までそういう風になってて…でも、だって…』)
11時半くらいに起きたり、10時とか…(『で、また泳ぐんでしょ?(笑)』)
そいで、ジムに行って…そうなんですよ、趣味がないもん」とおっしゃったトコで
同じフレーズを「SWITCH/インタビュー」で口になさったことを思い出されたのか?

「あっ!そうか!だから、段田安則くんから…
あの…同じ楽屋で、中井貴一さんがいらっしゃったんで
『イヤ、もういい、もう外でいい』って言うのに
『イヤ、甲斐さん、入って下さい』って…『入って下さい』って言って…
あの2人は、あの…『陽だまりの樹』かナンかの時から一緒ですから
僕、それも観に行ってるんですけど…

で、杉田(成道)さんが演出で、北村さん(シス・カンパニー)の…
で、もうー、初めての舞台だったんで、もう転換が超ヘタで、杉田さんが…
そんなこと、ムダに言わなくていいんですけど…(笑)
『ヘタだなあ!』みたいな感じだったんですけど…そん時から一緒なの知ってるんで
『とにかく入って下さいよ』って言って、入って『どうも、甲斐です』って言ったら

貴一さんが、パーッと走って来て
『昨日、WOWOWで「甲斐バンドシンフォニー」観ました!』みたいな感じだったんですけど
それが縁で『SWITCH/インタビュー』…こないだ2人でやったんですよ
(『へぇー!そうですね、貴一さんも、だって世代的には、やっぱりもうね
甲斐バンドでね、育ってますから、きっと…』と克実さん)
あの好男子さはスゴイですよね?パッと立った瞬間、パーッて照り返しがあるくらいの…

(『ハイ、姿勢が良いんですよね』)…あっ!そうか!アレ、騙されるね、全部…(笑)
(『ホントにね、立ってる姿勢が、こう…良い』)…ムチャムチャ良いですよね
で、その『SWITCH/インタビュー』で、こう…色々話してたら
もう…ナンだっけ?プロ…この業界に入った時から、自分のプロダクションなんですって!
大手に入ったりとか、そういうのが全くないらしいんで『そうなんだ!』って…

…と中井貴一さんの話題になったかと思ったら
克実さんの「だから、貴一さんもホントに段田さんを…まっ、尊敬というか、大好きなんですけども
最初に、だから『陽だまりの樹』だと思いますけど、一緒にやった時に
写真撮影が…まっ、あって、もう全然ナンか…
『スタッフだと思ってた人が1人、写真の列に加わって来たんだよね』って…(笑)
『それくらいオーラがなかった』って…(笑)」という言葉から、再び「サー・段田」トークへ…(笑)

「最初っていうか、あのー、段田さんって今でもそうですけど、普段、フツーに楽屋入って…
入って来る時『えっ!?』っていうくらいの感じじゃないですか?…(『そうです』と甲斐さん)
もう、袖から舞台に上がった瞬間に…(『あの…信じられないくらい…』)…信じられないですよ
だから、今回も舞台一緒にやってる若い人たちが…まっ、初日、あのー(笑)
『目を合わせた瞬間に倒れそうになった』つって、もう目つきで…

(『はあー!サー・段田は…』)…本番入った時の…
(『そう!あの集中力!スゴイですよねぇ!』)…全然違うんですよね
あの(芝居の)中だけが…変な話、あの人がやっぱり『生きてる場所』なんだと思うんですよね
…と「サー・段田」の「サー」たる所以に触れられると

甲斐さんは「イヤ、僕ね、いつも僕、芝居観に行って、芝居ハネたあとに
僕が、あのー『「行きますか?」って言ってる』って
高橋…イヤ、克実くんが(段田さんに)言ってくれるじゃないですか?
アレ、絶対、段田くん、フツーは食事とか付き合わないのに
僕がいて…で、克実くんと行くと、絶対来てくれるじゃないですか?

『えっ!?フツー来ないの?』つったら『来ない!来ない!来ない!』って言って…ねぇ?
(『イヤ、行かないですよ、絶対に…(笑)」』)
酒も飲まないのに、付き合ってくれますもんね?
(『イヤ、それはもう、やっぱり甲斐…甲斐さんですよ』)
イヤイヤ、イヤイヤ、イヤ…(『イヤイヤ、ホントに、ハイ』)」
…と、段田さんとのお付き合いの深さを披露され

更に…「だから、その時の…やっぱ、メシ場に行く時の感じも、全く地味ですもんね(笑)
フツーの通行人にいたら…(まぎれてしまう?)
(『イヤ、あのスイッチがねぇ、やっぱりスゴイですよ!』)
僕も基本…かなり切り替わる方なんですけど、極端に…
あの人の方が、もっとスゴイ感じがしますね
(『ああ、そうでしょうね、そらそうですよね、甲斐さんもね、そうですね、ハイ』)

…って、ホントに段田さんって「役」を務めておられる時以外は、つかみどころがないというか
キャラクターが希薄な方なのかな?(失礼!)という感じを受けましたが
だからこそ「何者にもなれる」のかも知れませんね?
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