中禅寺湖

2011年10月03日 | 日本の湖沼百選

 

 

 

2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖。人造湖を
除く広さ4km2以上の湖としては、日本一標高の高い
場所にある湖である。また、栃木県最大の湖である。
湖のすぐ北には男体山がそびえ、北西には戦場ヶ原
が広がる。湖の南側には八丁出島と呼ばれる細長く
突き出した半島がある。

・流入河川 : 湯川など
・流出河川 : 大谷川(鬼怒川の支流)から華厳の滝
 へ(中禅寺湖から華厳の滝の間の通称は「大尻川」
 である)

782年(天応2年)、勝道上人が男体山の登頂時に発
見したといわれている[1]。1876年(明治9年)には
明治天皇が訪れた際、同湖を「幸の湖」と名付けて
いる。1878年(明治11年)6月末に当地を訪れたイザ
ベラ・バードは、いろは坂を上り切った山頂から見
下ろす中禅寺湖の水面に映える男体山を絶賛し、ま
た湖畔を竜頭滝方面に進む際に絶えず聞こえた小石
を洗う漣と高さ5メートル弱のツツジの林が真紅の花
で染まっている様子をその手紙に綴っている。当湖
には従来魚はいなかったが、日光二荒山神社の記録
によると1878年(明治11年)、西欧魚類の放流およ
び養殖が開始され、日本有数の釣り場となったとあ
る。明治中期から昭和初期にかけて、同湖周辺には
欧米各国の大使館別荘が建設され、各国の外交官た
ちが避暑に訪れるリゾート地となる。

華厳の滝と湯ノ湖と西ノ湖

 

Lake Yunoko 02.jpg

【エピソード】

中禅寺湖とヒメマス 

栃木県の放射性物質による汚染検査結果

 

【脚注及びリンク】
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1.「日光市と栃木県が隠す水源汚染

2.「環境の状況と保全に関して講じた施設 第二部

  栃木県
3.「同上 水質汚濁関連法令体系」栃木県
4.「世界の水事情  コカナダモの繁殖懸念
5.「中禅寺湖-日本光観光協会

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