小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

タカネハンショウヅル

2017年10月19日 | 花の記録

キンポウゲ科のタカネハンショウヅルです

くるんとカールするのは萼片

花弁はありません

 

少し白い株

高いし、遠いし、暗いし、揺れるし・・止まって~と言いながら

カメラ構えると風が吹き

やめようかと思ったら風が止まるを繰り返し

「もう行くよ---」「待って---」根気負けしてしまいます

 

 

ほんのり色が付いた株 蕾がぽつんとひとつ

 

倒れていたのを起こして

 

 

早くも果実になってます

 

この果実の鬚が白く、もふもふになる頃

また来よう

 

といつも思う・・思うだけ

いつも違う花求めて違う場所に行ってしまう・・浮気者デス

 

 

 

 


リンドウ

2017年10月18日 | 花の記録

お天気が良い日に丘に咲いていたリンドウです

 

名の由来は

中国で「葉は竜葵(りゅうき)に似ており、味は胆(きも)のように苦い」という意味で

竜胆(りゅうたん)と名づけた

日本でリンドウと呼ばれるようになった(コピペ)

 

中国ではいろんな植物をまず味見してみるんですね

苦かったんだ~

うん、甘そうには見えません

そして薬にしたりお茶にしたり

生活の役にたてていたんですね

 

 

リンドウを国花としてるのはスイスだそうです

スイスではどう呼ばれてるのでしょう

フォアグラのように・・ダメダメ

 

スイスアルプスの三大名花はリンドウと、エーデルワイス、アルペンローゼだそうです

スイスに咲くリンドウと少し違いますが

 日本でも秋の名花だと思います

 

 

 

願わくば

秋の長雨もそろそろ休憩して欲しいものです

 

 


イワギク

2017年10月17日 | 花の記録

岩手、福井、石川、奈良、四国、九州と広く分布するイワギクです

日本以外にも東アジア、シベリア、ヨーロッパなど広く生育しています

また

氷河期にユーラシア大陸から日本にやって来て

そのまま取り残された、大陸系遺存植物と言われます

 

広く分布しますが、どこも個体数が減少し

近い将来の絶滅が危惧されています

 

 

 

氷河期から生きてきた花が

私たちの時代でなくなってしまうとは

どうして?と、考えても考えても理解できません

 

 

 

「民さんは野菊のようだ」が

「民さんは盆栽の菊のようだ」という時代になってしまうのでは

今、なんとかしなくては

 

 

 

 

 

 

 


タンナトリカブト

2017年10月16日 | 花の記録

キンポウゲ科のタンナトリカブト 漢字で書くと丹那鳥兜

丹那は土地の名前でしょう

 

トリカブトは種類が多いです

ご当地もの

キタダケトリカブト、ダイセツトリカブト

キタザワブシ、カワチブシ、サンヨウブシなどなど

土地の名前ではないけれどサクライウズとかもあります

 

花の付き方や葉も違うのでしょう

私が見れば全部「トリカブト → 毒 → 怖い怖い」

 

ところが

アイヌの人々は、この花の根にある強い毒を

矢尻の先に塗って獣に放ち、身を守っていた、

そして仕留めた肉は、粗末にせず食料にしていたようです

生きるために使っていたのですね

 

アイヌの人々は、神が動物や植物に形をかえて宿り

日々を支えてくれ、守ってくれていると考えていたのです

毒のある花が、逆に生きる力を与えてくれていたと知り

植物と人との付き合いの

奥の深さをしみじみと感じました

 

 

 


チャボツメレンゲ

2017年10月15日 | 花の記録

ベンケイソウ科のチャボツメレンゲです

 

細い道をクネクネと行きやっと駐車場へ

相棒がトイレに行ってる間、私は待てずにちょっと見てみます

咲いてる咲いてる、これは長い三脚がいるぞ、と車まで戻ります

どこ、写そうかな~

 

小さいなぁ 眼鏡・・ない・・車に戻ります

 

これでよし

 

なんで赤いのかね~

日が眩しすぎてよく見えません

 

この日は30度を超える気温

西側の岩壁に咲いているので

背中が東に向いていてジリジリと暑いんです

汗が流れます

寒い所に行っていて久しぶりの野草観察

この暑さを忘れていました

 

暑い~

来るときに車でお化粧したばっかりなのに

汗びっしょり

 

車に傘を取りに行きます

これでよしよし

 

小さな白い花の中にこれまた小さな米粒のような子房

その先がピンクで・・あれっ?

北国に行ってた間にピークが過ぎてる (。><。)

 

 

 

それでもってやっぱり暑い~

もう限界 限界ツメレンゲ・・ナイナイ

次に来るときは

帰りに通った太い道で、夕方に

そして紅葉が始まっていても浮気せず!!!デス 。。