小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

日陰の花たち

2017年10月14日 | 花の記録

日陰で咲く花はひっつき虫が多いですね

鳥獣に付いたり人に付いたり

明るい場所で気づいて振り落とすのですが

そこで落とされた果実は

芽を出せるのでしょうか

 

メナモミ

舌状花の花弁の切れ込みがキュート

 

 

 

コメナモミ

うーーーん微妙 分けないとダメかなぁ

 

 

チヂミザサ

何種類かあるみたいですがイネ科には手が出せません

タイツや袖に突き刺さるんですよね 

 

ヤブタバコ

おちょぼ口が可愛いけれど、くっついて来ないで~

 

ヌマダイコン

 

 

 

 

 

なぜヌマダイコンの写真が多いかというと

この日は他に咲いてるものがないくらいダイコンロードだったのです

 

 違う日別の場所で

フクオウソウ 福王草 

 

 

アキチョウジ

「アキノ」という名前の植物と「アキ」だけの植物があって

いつも迷います

 

 

ノブキ

ワッペンみたいな花だなと思ってました

よく見ると綺麗なんですね

付いて来なければ、こちらから近づいて見るのに

やっかいだからと毛嫌いしてしまいます

損な花です

 

 

 

 

 

 


シュスラン2017

2017年10月13日 | 野生ラン

去年偶然葉を見つけてこの秋を楽しみにしていたランですが

夏に確認に行ってみると葉がわからなかったので

少し遠いけれど違う場所の花を見てきました

花友さんに話したらちゃんと咲いていたそうで

また宿題が増えてしまいます

 

 

 

画像にすると大きく見えますが

5cmくらい

シュスラン属の主だけど

控えめで可憐なんです

 

 

登山道脇に群生してましたが

奥には入れないなぁと考えていたら

登山者がやってきます

ぱっと立ち上がって何事もないようなふりして移動

「何を撮ってるんですか~?」

「はい、アキノギンリョウソウを~」

ウソも演技もじょうず

 

 

 

倒木の下を見ると

花が付いている株がありました

自然に手を加えるのは良くないけれど

やっぱり助けてあげました

 

 

 

 


東北へ(奥入瀬渓谷から十和田湖へ)

2017年10月10日 | 山旅

移動日を登山に使ったので一日余裕が出来ました

では、奥入瀬を歩いてみたいね、十和田湖まで20K?そりゃ全部は無理だわ

という事で、ロープウェイまで乗ってきた新青森駅発のJRバスに

温泉前から乗り込みます

奥入瀬渓谷は川沿いに遊歩道がありすぐそばに車道があるので、レンタサイクルや車で散策できます

「雲井の流れ」バス停で降りて十和田湖まで3kちょっとです

 

トリカブトが数多く咲いていました

 

調べたら「オクトリカブト」でした

ほのかなグラデーションがありますが

 

世界で二番目に猛毒ですって---!

 

 

この株は色も濃くて花付きもよく見事でした

 

他にもまだ花が残っています

ハバヤマボクチ (葉が細かったのでオヤマボクチではなさそう)

 

そうそう、壊れたと思っていたカメラ

画像をスマホに送ってみたら画像は大丈夫でした

モニターが悪いのかな~

今日は雨が降りそうだから、私はコンデジで

ノコンギク

 

デジイチは55mm~300mm

クロツリバナかな

 

コンデジだとピントが甘いっ すみません σ(^◇^;)

アキノキリンソウ

 

フユノハナワラビ

 

散策路はこんな感じ

紅葉はもう少し先ですね

 

 

 

 

 

 

 

上流に向かっているのですが

高低差もなく気持ちよく歩けます

 

 

 

車道に近いので標識が写ってました(笑)

 

 

ダイモンジソウ

(トウホクダイモンジソウという種類があるそうですが、どうでしょう?)

 

 

 

 

「倒木注意」と「落石注意」はよく見ますが

これは初めて見ました

 

 

滝も何カ所かありました

 

 

そろそろ十和田湖です

 

あれぇぇぇ~

ミツバフウロ?

草刈りされた場所から

ボロボロで顔を出してました

 

よく生き残って!!!

 

横にはナギナタコウジュも

 

そして

十和田湖です

 

ここでバスを待って酸ヶ湯まで戻るのですが

時間に余裕があるので酸ヶ湯の手前の「睡蓮沼」でバスを降りてみようという事になりました

 

あれが大岳ね

 

 

 

 

 

 

結局、雨が降らなかったから今日なら登れたかも、と少しだけ未練があるけれど

花が咲く奥入瀬を歩いて楽しかったし

ここからの景色も素晴らしかったので満足です

 

酸ヶ湯まで3kあまり

歩いて帰ります

酸ヶ湯に来たら混浴の大風呂に入らなくちゃと

言われたので

入りましたよ

女性専用タイムで (*´∀`*)

ヨメナかと思ったら東北には咲かないって・・

ピンクで可愛かった❣

 

この地方でよく咲くのはノハラアザミとかトネアザミらしいです

細かく見てないのでわかりません

 

タカネナナカマド

 

 

アカミノイヌツゲ

 

長い山旅にお付き合いくださいまして

有り難うございました

 

 

 

 


東北へ(八甲田山2)

2017年10月09日 | 山旅

八甲田山とは複数の火山帯の総称で

「八甲田山」という単独峰は存在せず、最高峰は大岳です

その大岳の真下まで行きながら

登らなかったのは

下毛無岱の紅葉をゆっくり楽しむためでした

 

 

午後三時半

日がなくなり肌寒くなってきました

もう一度太陽が出るまで、と粘ります

 

 

 

同じような写真ばかりですみません

 

 

 

 

 

下を見ても綺麗ですが

今、自分が立っている場所も鮮やかです

何人もこの階段で彩りを楽しんでいます

 

 

 

 

ここは北の果て、日の入りも早いでしょう

知らない山道ですから暗くなる前に下山しなくては

名残惜しいけれど

一歩ずつ降りて行きます

 

 

 

 

中央の下に、か細く写っている白い幹がダケカンバです

 

 

 

 

 

 

 

そばに数人がいましたが

誰一人、何も話しません

言葉が出てこないのです

 

 

 

やっと階段を降りて振り返ったところです

青空があったら最高だったけど・・

 

さ、温泉が待ってますよ--

 

ぬかるんだ細い登山道を下ります

林に入ると上見て下見て

 

酸ヶ湯温泉に降りてきました

 

旅館には、青森駅まで迎えを頼んでいました

(今回予定変更してJRバスに乗りました)

湯治に来られる方も多くいらっしゃる歴史深い宿のようです

次回は、ここから大岳まで登らなくては

 

データです

距離 8.1km

高低差 659m

標高登り395m 下り823m


東北へ(八甲田山)

2017年10月08日 | 山旅

勤務の都合でここから帰宅する山ガールを見送るため、一緒に新幹線ホームへ

じゃあね、と別れて私たちは、下りの新幹線に乗ります

この日は移動日の予定で、初めての青森をうろうろしようと思っていました

ところが、盛岡あたりからとってもいいお天気に

登山予定の明日は朝から天気が崩れそう

急いで時刻を調べて、今日登ろう!ということに

新青森駅からバスに乗ります

バスは十和田湖まで三時間かかるので

途中休憩をします

 

そして八甲田山ロープウェイに

はい、今回も標高600mから1300mまでひとっ飛び

楽々です

 

湿原を歩きます

看板を見ながら考えていると

ボランティアのガイドさんが声をかけてくださった

赤倉岳の方へ進みます

 

ここでもヤマハハコ

キク科は強いね

 

少し登って見下ろすと

 

段差が大きいのできついのですが

距離は短くてすぐに絶景

 

ロープウェイ乗り場がもうあんなに遠くに

 

 

 大草原と言っていいのか

樹木は点在してるけれど

林ではない

 

 

海が近いから風が強いのでしょう

みんな同じ向きに

 

青森市街が見えます

 

北側の青森湾を望む方は切れ落ちてます

 

南側はゆったりと 

 

背の低いのはハイマツ

高い方はアオモリトドマツ

このアオモリトドマツがモンスターになるそうです

 

 

この稜線を登ります

 

 

赤倉岳です

初青森の記念すべき山

 

 祠

 

井戸岳に向かって進みます

 

 

 

 

 

すぐに井戸岳です

 

 

 

噴火の跡を見ながらお鉢を半周します

 

 

見下ろすと避難小屋です

池とか沼とか違いが厳密にはわかりませんが

ここには多数の池糖があります

 

下っていきます

 

 

避難小屋の裏手が大岳です

大岳は八甲田連峰の主峰

この大岳に登らずに「八甲田山に登った」とは言えないのでは・・

登りたいけど、ロープウェイ搭乗に時間がかかったので

お昼スタートでした

迷いなくきっぱり諦めます

 

 

むむむ

見た事がある葉っぱ

水が豊かで花が多いのでしょうね

夏にも来たい山です

 

少し降りると樹木の背が高くなります

 

 

ここから上毛無岱、木道を歩きます

 

 

 

 

 

そして下毛無岱を見下ろす階段です

 

 今回も写真が多すぎて

入りきれません 続きます