22日23日の脱藩の道の研修を通じて、坂本龍馬は、良き師と良き友人に恵まれたことで、薩長同盟を
成し遂げ、明治維新に結びつけたこと再認識しました。
「汗血千里の駒」
坂崎紫瀾 著 中村茂生・磯田和秀 訳
明治のベストセラー日本初の龍馬伝・・・国民的名作小説「竜馬がゆく」ほかすべての龍馬ブームの原点の著書です。
読んでみたいと思っていたので、龍馬の生まれた町記念館で手に入れ今晩から楽しんで読みます。
「汗血千里の駒」は大衆読み物で、そんなに役に立つことは書かれていないでしょうが、次の
「維新の知識と情熱 (日本を創った戦略集団) 」堺屋太一他、集英社には、子育て中の皆さんも
大いに参考になることが書かれています。
是非読んでみてください。
・人材が育つのは、一によき師、二に同窓のよき友人の二つが不可欠である。
同窓の友人の存在の教育上の重要性とは、生徒同士の切磋琢磨のことであり、教育に欠くことのできない
競争が生じるからである。(p37)
私は、人が成長する条件として、「競争」というものが、必要不可欠だと思っています。
たとえば、女子プロゴルフで活躍している横峰さくらさんの父親良郎さんの
教育のポイントは次のとおりです。
1 子供は「競争」が大好き
2 子供は真似したがる
3 子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる
4 子供は認めて欲しい
これを考え合わせると、
競争というものが、進歩に必要なものであることがわかります。
そして、その競争という道具をより効果的にするために、
・良い例を教えてあげること
・褒めてあげること
などが有効なのでしょう。