すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

君に抱かれて眠りたい

2009-06-19 22:56:15 | すばる事
今週の朝日新聞夕刊は、
すばるでした。

東京と大阪のファンの違いについて、語ってます。

こういう記事を読む度に、私は、
とても複雑な想いを抱きます。

どっちが良いとか悪いとか、
好きだとか嫌いだとか、
カケラだって、彼は語ってないのに、
変なトコに、引っかかる思いが、私にあるから。

・・・・
あんまり、今日の、この話には、触れたくない







ねえ、すばる。

明日からの北海道でのライブ。
楽しんでね。
たくさんのキラキラ笑顔に出会って来てね。

北海道で、∞に会う∞erの皆さん。
いっぱい、いっぱい、彼らに愛を伝えてね。
たっくさんの元気を、分けてもらってね。
で、ほんのちょっとだけ、
それを私にも、分けてくれたら、嬉しいな

彼らに出会えたことで、
それまで、思いもしなかった繋がりが出来て、
いろんなところから励まされて、
優しさを分けてもらえるから。

ここへ遊びに来てくださる方の中に、
思いもかけず、同じ大学の卒業生がいらっしゃったり、
(学年ははるかに違えど)
また、別の方とは、実際にお会いする約束を頂いたり。

嬉しくて、ステキなことが起きてます。

いろんなことで、私に回ってくる幸せを、
いつか、きちんと、他へ伝えていけますように。

今日から、一歩、
また、新しい私の始まりです。

これからも、よろしく、お願いします。




すばる・・・・?

私を抱き締めていてね。
ここからも、ずっと・・・。






STORY.23 Happy Birthday

2009-06-19 09:59:12 | 小説
久しぶりの、妄想小説です。
でも、書いたのは、もう一年も前のこと。

種になったのは、ヲタ雑誌の、ヨコとたっちょんの誕生日企画で、
ひなちゃんと二人、ケーキを作ってる写真です。

ひなちゃんとふたり、
なにやら楽しげにケーキを飾り付けてるすばるくん。
その出来上がったケーキを、食べたいなあってとこから始まった妄想です。

実際には、こんなことありえへんのでしょうが、
まあ、妄想は自由ですし、
私の気さえすめば、それはそれでよし、として。

お付き合いくださる方は、続きから。

ただ、なんだか、一度UPしたような気もするんですけど、
手元の記録には残ってないので。
「読んだし、これ」と思われた方は、ごめんなさい。

基本、ここに個人名は出てきません。
ご了承くださいませ。

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梅雨時の、気分の晴れない季節に、
私の誕生日は、やってくる。

誕生日が嬉しかったのは、学生の頃までで、
二十歳を過ぎたら、なんだか、とても複雑だ。

祝ってくれる人の一人でもいれば、特別な日だけれど、
ここ何年かは、それすらなくて、
去年までは、ただなんとなく、その日を迎えてた。


だから、彼に、

「なあ、明日、何してるん?」

と言われても、ピンとこなかったっていうのが本音。


「明日ぁ? 締めの前日だから、たぶん、残業・・・かな。そっちは?」

「雑誌の取材と・・・コンリハやな、たぶん」

「どっちも仕事なんだ。じゃ、会うのは無理、ね」

「そうやな、終わんの、深夜かもしらんしな。悪いな」

「なんも、謝ることないやん。どうしたん?」

「は? せやって、明日・・・」

「明日? なんかあったっけ」

「忘れてんのんか、のん気なやつやな」


そう言って、彼は苦笑った。


彼の言葉の意味に気付いたのは、電話を切ったあと、
部屋のカレンダーを見た時だった。

「あ、誕生日」

だから、私の予定を確認したんだ。

一番会いたい日に、一番会いたい人に、会えない・・・・・・。

タイミングの悪さは、私の人生について回るらしい。

ま、しょうがないか。



────── 会えない時に、無理したって続かへん。

それ、よく言うよね。

────── 会えん時には、会えんときなりの楽しみもあるやん。

楽しみって・・・・・・?

────── 例えば・・・、そうやな、今頃何してるやろとか、
       次、会えたら、こんなんしよ、とか、
       想像してみんのも、ええやん。

でもさあ、会えんかったら、寂しくない?

────── 会えない時間が愛育てるって、いうやんか。
       寂しい時間の積み重ねが、互いを想う深さに繋がるんとちゃうん?

どうしても、会いたくなったら?

────── 目を閉じてみ?

は?

────── ええから。

ん。

────── 俺の顔、浮かんだやろ?



付き合い始めた最初の頃の会話。
可愛かったな、今、思うと。

それに、これって、まんま、昔の誰かの歌詞にあるよね。





次の日の夜。

仕事は、やっぱり残業になった。

携帯を開く時間すら無かったから、
そのメールに気付いたのは、会社を出た後だった。


メールは2通。

1つは母親からだ。

誕生日おめでとうってメッセージと、
それから、
今度はいつ帰る? そろそろ落ち着いたら? って、
毎回のお決まり文句だ。

親元に帰らなくなって、どのくらい経つのかな。

帰りたくないわけじゃない。

帰れば、実家の私の部屋はそのままで、居心地だっていいし、
食事はもちろん、
洗濯だって掃除だって、親まかせでいられる。

なにより、夜、ひとりじゃない安心感がある。

だけど。

親の口から聞かされる、名前すら忘れていた同級生の話。

いついつが結婚式だの、
妊娠何ヶ月だの、
子供がいくつになっただの。

狭い町の、狭い人間関係だけで暮らす親にとっては、
それらは大ニュースなのだろうが、
私にとっては、鬱陶しいだけで、

必然、

帰省する足が遠のいている。

いろいろ聞かれたり、話されたりするのも面倒なので、
『また、連絡する』とだけ、送信。

そっけないかな、
また彼に叱られるかな。

オカン大好きの彼からしたら、
私の、この態度は、憤慨ものらしいからね。


もう1つのメールは、その、彼からだった。


『家に帰ったら、冷蔵庫、開けてみ』


それだけ。

なに? わけわからん。


不思議に思いつつ、玄関の鍵を開け、リビングに入る。

一人暮らしの小さな部屋には、
カウンター式のミニキッチンが付いていて、
狭いキッチンスペースには、
小さめの冷蔵庫が備え付けになっている。

私は、冷蔵庫を開けてみた。

中には白い箱。

取り出した中身は・・・。

「なに、これ? ケーキ・・・?」

そこにあったのは。

重ねられたスポンジ。
白い生クリームに挟まれたイチゴ。
搾り出されたクリームは、お世辞にも綺麗とは言い難く、
上にのったフルーツも、
散らされたチョコのかけらも、
どうみても、
手作り、なんだけど。

バースデイケーキってことは、
添えられたチョコのプレートで分かる。
それが、私宛だってことも。

でも。

まさか、これ・・・?

首を傾げた、その時、携帯が着信を告げた。



────── HAPPY BIRTHDAY!

ありがと。

────── 今、どこにおるん?

え、もう部屋に戻って来たよ。

────── 冷蔵庫、見た?

うん、いま、目の前にあるけど。これって。

────── あんな、今日、雑誌の取材あるって言うたやん?
       それでな、ケーキ作ってん。

あなたがケーキ? 作ったの?

────── いやいや、正確に言うと、用意されてたもんに、
       生クリームやらフルーツやらで飾っただけやねんけど、な。

それが、これ?

────── ちゃうちゃう、撮影に使ったんは、もう食べてもうたわ。
       大食いのメンバーがおったからな。

ほんなら、これは?

────── せやから、撮影の合間に、ちょこちょこっと、な。
       材料、あるみたいやったから、分けてもろうて。

撮影のついで、なん?

────── ついで、ちゃうよ。
       あ、いや、ついでって言われても、しゃあない状況やけど。

一人で飾ったん?

────── あたりまえやろ。

誰かに、何か、言われんかった?

────── 言われた・・・けど、そんなん、どうでもええねん。

ここまで、どうやって運んできたの?
撮影のあと、コンリハって、言うてたよね。

────── 移動の時に、ちょっと、遠回りしてもろうた。

怒られたんちゃう?

────── 怒られるんは慣れとるわ。
       それに、誕生日やって言うたら、許してもらえたし。
       なあ、それより、どない?

どないって・・・

────── 言うとくけど、こんなん、滅多にせえへんぞ。

まあ、そうでしょうね。
仕事中に、彼女へのプレゼントなんか作ってたら、確実、仕事、もらえなくなるわ。

────── なあ、で、どやねん。

うれしい、ありがと。

────── ちゃんとしたんは、こんど会えた時に、やるから。
       待っとけよ。

ええよ。これで十分やわ。
甘いもんの嫌いなあなたが、私のためにケーキ作ってくれたってだけで、
最高のプレゼントやもん。

────── あかんあかん、そんなん言うたら、照れるわ。

今日は、まだ、仕事なんでしょ?

────── ああ、もうちょい、詰めなあかんこと、あるからな。

そう・・・。気をつけて、ね。

────── お前は、もう仕事終わったんやろ?

うん。

────── そしたら、夜更かしせんと、早よ寝るんやで。

わかった。

────── また、連絡するからな。

うん。仕事、頑張ってね。

────── ぉん。



仕事の合間、
どんな顔してケーキの材料、分けてもらったんだろう。
何を思いながら、このケーキ、作ったんだろう。
恥ずかしくなかったのかな。
甘いもの、苦手やのに。



私は携帯のカメラで、ケーキを写す。

画面から、あふれんばかりの、彼の愛情。
あとで、待ちうけにセットしよっと。

食べてるとこ、携帯カメラで上手に写せるかな。
あとで、彼に送ったら、何て言うかな。


それから、ナイフを取り出して、一切れ、切り分けた。


せっかくだから、紅茶も入れて、
テーブルもちゃんとセッティングして。

一人きりだけど、独りじゃない、BIRTHDAY PARTYの始まり。

ここにいるのは、私1人だけど。
去年までと同じ、1人の誕生日だけど。

でも、独りじゃない、

幸せな誕生日。















────────── この日の夕方、撮影現場にて。





「あのォ・・・、このケーキの材料、ちょっともらってもええ?」

スタッフの一人に、彼は尋ねた。
その言葉に、いちいち反応したのは、近くにいたメンバーたちだ。

「こそこそ、何やっとんねん」

「なに? ケーキの材料なんか、どうするん」

「おまえ、甘いもん、苦手やったんちゃうんけ」

「せやって、今日、あいつの誕生日やねんもん。
 仕事で逢われへんし、プレゼント、用意するヒマもなかってんぞ」


「え~~ッ! それって、バースデイケーキにするん?」

「だからって、おまえ、仕事の残りのケーキなんか、あかんやろ」

「このあと、コンリハやって、知ってるよなあ?」

「わかってるよ、そんくらい」

「終わんの、何時になるか、分からへんぞ」

「この季節、ケーキ、傷むんと違うかなあ」

「待て待て。そもそも、残りもんってとこからして、アカンやろ」

「だって、もう、ケーキ屋なんか、今更、間に合わへんやんけ。
 せやったら、せめて、手作りでいったろか、と」


「発想は褒めたるけど、やなあ」

「プレゼントくらい、前もって準備しとけや」

「なあ、仮に作ったとして、どないして届けるん?」

「こっからの移動ん時に、ちょこっと、遠回りしたってぇや」

バコン!!

「痛ぅ・・・。叩くなや」

「また、お前は勝手言うてから」

「彼女、帰って来てんの?」

「おらんかったら、どうすんねん」

「カギは、あんねん。ちょっと寄って、冷蔵庫に入れといたら済む話やん」

「どうもこうも、しゃあない、めんどくさいわ」


メンバーの一人が、マネージャーに確認する。


「回ってくれるって。ほんでも、ぶつぶつ言うてんで」

「よう、謝っとき」

「向こうで待ってるメンバーにも、連絡しといたほうが、ええんちゃうの」

「分かってるって。ちゃんとするから。ケーキ、作ってもええか?」


彼はスタッフに聞きながら、
スポンジを重ね、クリームを塗り、
フルーツを飾り、またクリームを絞って、チョコで飾り・・・、

なんとか、それらしいケーキを仕上げたのだった。


「それにしても、お前が手作りケーキねえ」

「恋すると、人は変われるんやな」

「えっ・・・と、でも、それ、ほんまに彼女にあげるん?」


出来上がったケーキを見て、他のメンバーが苦笑した。


「もうちっと、上手に出来へんの?」

「ここんとこ、クリーム、崩れてるやん」

「なあ、それ、食べれるん?」

「ああ、もう!! うるさいッ! こんでええねん。よう出来てるやんけ。
 我ながら、ええ出来やで」


「気持ち、伝わるとええなあ」

「まあ、大分のんきなコみたいやけど、ほんでも、なあ」

「これ、うまくいけへんかったら、また、人間不信やで」

「お前ら、勝手なことばっかし言いやがって。
 大丈夫やって。ちゃんと伝わるわ」


「ほんまかいな」

「ま、お手並み拝見やな」

「彼女のリアクション、楽しみやなあ。カメラでも、仕掛けるか?」

「あかん!! それ、犯罪やで。・・・あほ、おまえ、いらんとこツッコますな」






夜も更けたころ、
切り分けたケーキを前に、満面の笑顔を浮かべた彼女の画像が、
彼に届いた。

照れくさそうな彼をみて、
集まっていたメンバー全員が、顔見合わせて安堵したのは、いうまでもない。



FIN.