キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

一強多弱の構図は変わらず

2014-12-04 10:35:02 | Weblog

安倍首相が「アベノミクスを前に進めるか、それとも止めてしまうのか、それを国民に問う選挙だ」と解散して衆院選挙戦に突入したが、どうも盛り上がりに欠ける。多弱な野党の戦意が感じられない。戦う前から戦意喪失したようだ。民主党代表海江田が「今こそ、流れを変える時」などとノタマっても国民は民主党のマニフェストごった煮料理を3年3ヶ月食わされ、日本が体調に異変を来たして懲り懲りしている。「総選挙費用に700億円も掛かる。ムダだ」と民主党が国民に訴えているが、勝つ自信がない証拠だろう。選挙戦が有利と読んでいれば「待っていました」と鬨の声をあげて選挙戦に突入するのが当然。議長が解散詔書を読み終わっても万歳もしないで悄然と議場を去る後ろ姿は、今後の選挙戦の結果を象徴したようなもの。読売が2,3の両日全国の有権者を対象にした世論調査を行い、各選挙区の序盤情勢が4日の紙面に載った。自公が300議席を越える勢い、民主は62議席だったが微増。海江田君が言った3桁は駄法螺のようだ。選挙に弱い海江田本人が苦戦中だ。維新、次世代、社民、生活の各野党は軒並み、低迷していて公示前議席数に届かないようだ。短期間に消滅したり、分裂したりする党や節操のない二股膏薬議員は政党を簡単に変える。これでは有権者が見限るのは当然だ。野党では唯一共産党が倍増の勢いだとある。ただ共産党は防腐剤の役目だから余り多くなると体に悪い、程々でいい。いわゆる野党の大物などと言われている手合いが当落線上なのが、民主党の海江田、枝野、空きカンの菅。維新の党、松野。生活の党、小沢だと伝えている。アベノミクスは失敗だと批判ばかりして、代替案も出せない野党がジリ貧になるのは己が招いた結果だ。この調子では投票率は最低になるだろう。写真は鎌倉、円覚寺で。