”腐っても鯛の骨”というが、カメも小沢も腐っても亀であり、小沢だ。これを政治資金が物語っている。政治資金の収入が多かった国会議員ベスト10の3位に亀井静香2億6645万円、小沢一郎が9位で1億6820万円と堂々と載っている。苦戦したが両者共今回小選挙区で当選した。最近3回の得票数は、連続13回当選している亀井は広島6区、45回衆院選挙137.300国民新党、46回91.000日本未来の党、今回89.700票無所属。連続16回当選の小沢は岩手4区、45回衆院選挙13.4000民主党、46回78.000日本未来の党、今回75.000票生活の党、と夫々得票数が確実に減っている。寡って選挙戦になっても地元に戻って選挙運動をしなくも楽勝していた。支持者、秘書に任せ本人は子分の応援に回っていた。今は新人のようにドブ板選挙で隅々まで回っても得票数は往時の半分だ。もう亀井は78歳、小沢も72歳になる。その小沢の生活の党、今回当選者本人と1人で2人だけ。参院も2人で合計4人。『国会議員4人以上』の政党要件を満たしていないので、年内にあと1人議員を確保しないと政党交付金を受けられない。小沢が政治資金を使って手に入れた不動産を処分するか、抵当にして借りるかだ。その小沢が強がりだろうが「自民党に代わる政権担当能力のあるグループを作るのが最大の目標だ。永久に、万年野党になってしまう」とノタマっても、壊し屋、デストロイヤーと言われている小沢だ。まさか集まるアホウはいないだろう。辣腕、剛腕などと恐れられたのは昔、カネもないし、子分もいない。最早求心力は失われた。今度もやっとゾンビで生き返った空きカンや都知事に色気を出した細川、それを操った小泉のように小沢と亀井も老醜を晒して、晩節を汚しても構わぬ。まだまだカネが集まる、引退したらお仕舞いだ。♪ やめられない とまらない 小沢と亀 1969年(昭和44年)「かっぱえびせん」 写真はレッサーパンダ、アカツクシガモ(赤筑紫鴨)。