キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

アナウンスメント効果は・・・

2014-12-11 14:31:57 | Weblog

衆院選挙も終盤戦に突入した。自民党が民主党幹部2名を重点的に攻撃している。先ず東京1区の海江田代表、元来地元の人気がないので選挙は何時も苦戦している。前々回は全マスコミが応援した、マニフェスト旋風に乗って勝てたが前回の選挙は宿敵与謝野が引退したにも関わらず、新人に敗れてトホホホホ、やっと比例復活のゾンビ議員だ。オノレの防戦が大事だ。民主党地方選挙区公認候補の応援も儘ならぬ、体たらく、党代表が我が家の火消しに懸命の図では民主党候補者の意気も上がるまい。地元に足止め喰らった腹いせに「あんなのは戦略と言えない。嫌がらせだ」と地団駄踏んでいる。また埼玉5区の猪八戒こと枝野幹事長も攻撃されたのに対して「安倍さんにターゲットにして貰い、応援ボランティアの皆さん、非常に燃えている」と強気の発言をしているが他の公認候補の応援から地元に戻ればマイクを握って駅頭で叫ぶ。強がりを言っても官房長官当時しくじりはあっても、これといった功績は皆無だから、内心オノレの選挙に危惧を抱いているようだ。空きカンの菅の選挙区東京18区で土屋候補を応援した安倍首相は、カンに付いては完全に黙殺して一言も触れなかった。一方の菅は「安倍首相は経済には興味がなく、憲法改正をやりたいんです。改正の入り口を開けるのを防ぐのか問われる選挙だ」と安倍を名指しして”猛口撃”したが、安倍に無視されカンの独り相撲。前回は地方区で落選、これまた比例復活のゾンビ議員だ。岩手4区の生活の党の小沢一郎も自民党のターゲットになっている。永年選挙区で銃後の守りをしていた女房に三行半を突きつけられ、週刊誌に発表され、身代わりの秘書3人は有罪が確定した。選挙区に帰らなくも当選していた小沢だが今回は形振り構わず、ドブ板選挙を行っているようだ。最早往年の剛腕小沢の面影はない。小心翼翼、当選が心配の小沢だ。選挙前に民主党の輿石を介して民主党入りを企てたが海江田以下が小沢に懲りているのでご破算になった。小沢は庇を借りて母屋を取った挙げ句、民主党を割って子分を引き連れて出て行った前科者だ。如何に盆暗でも同じ轍は踏むまい。各紙が選挙序盤戦で報じたのが自公大勝の情勢分析だった。先ず読売、自公300超す勢い。民主伸び悩み、第3極は低迷。朝日、自民、300議席超す勢い。民主伸び悩み、維新不振。毎日、自民300議席超す勢い。民主70前後、維新減。日経、自民300議席うかがう。民主伸び悩み、維新苦戦。産経、自民300議席超勢い。民主70台も、維新、次世代は劣勢。自民はアナウンスメント効果で投票先を決めていない有権者が自民党に勝たせ過ぎないように野党に投票するアンダードック(判官びいき)効果を警戒しているがさて結果は如何に。14日が投開票日、3日経てば悲喜こもごも、勝ち組も負け組もそれぞれもっともらしい理由付けをする。写真は円覚寺で。