フランケン岡田の民進党が段々赤く染まって行く。夕日を浴びたからではない、共産党色だ。共産党のアカミミガメ志位の意のままに動かされつつある。7月の参院選野党統一候補案も志位主導で始まった。唯一の資金源『赤旗』の販売数が減少している共産党の懐工合だ。どうせ落選する1人区だ、立候補させなければ供託金が節約できるのは大きい上に民進党には貸しをつくれる。おまけに共産党アレルギーの有権者には民進党との差を感じなくさせる錯覚的効果もある。正に一石三鳥だ。しめしめと志位はほくそ笑んでいるに違いない。全国32の1人区で統一候補擁立を目指すそうだ。共産党から香川選挙区の野党統一候補を譲るよう要求され、民進は推薦候補を取り下げた。味を占めた共産党はあらゆる戦術を駆使して民進党にアレコレと譲歩を求め、要求してくるだろう。19日、民進党(衆院97人)共産党(21人)社民党(2人)生活党(2人)4党の党首会談で安倍内閣への不信任決議案の共同提出を検討することを決めた。参院選と次期衆院選を同日に行う『衆参同日選』に備えて選挙協力することでも一致した。4党党首とは大層大袈裟だが衆院では122人/475人=25.7%に過ぎない。参院では77人/242人=31.8%。劣勢で内閣不信任を提出するのは無謀と思えるが、思慮に欠けた連中だ、騎虎の勢で出さぬとも限らぬ。どうせ否決されるからと安倍内閣の不信任決議案を安易に堤出すれば”瓢箪から駒”で首相の専権事項『伝家の宝刀』を抜かれ、衆院解散・総選挙になれば、野党共闘は総崩れ、無残な結果となる。【夏草や兵どもが夢の跡】
写真はバラ、下はムラサキツユグサ