キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

♪ 甘えちゃったのよ~(ランランランラン)

2016-09-12 12:30:42 | Weblog

岩手県まで出掛けて大恥を掻いた大ばか者は内閣府政務官、務台俊介(60歳)だ。台風10号の豪雨被害を受けた岩手県岩泉町を1日、政府調査団の団長として被災地に入った務台。新しい作業着は着たが、用意された長靴を履かなかった。水害地視察なら水溜りや泥んこ道で足元が悪いのは常識だろう。水溜りがあり、短靴で渡れば足が泥んこになる、困った務台を同行の職員が気を利かせ背中を向けた、務台は躊躇もせずオンブされ水溜りを渡った。その写真がメディアで流れた。カメラに気付いた務台は「写すな!」と報道カメラマンを怒鳴ったそうだ。10日視察で現地を訪れた今村復興相がこの事実関係を認め、報道陣に「担当としてお詫びする」「話を聞いて、何をやっているのかと指摘した。本人は大変恐縮している。バタバタしており気が回らなかった」と言っていたと語ったそうだ。松本市の深志高、東大、自治省では一応エリートだろう。選挙期間の『米搗きバッタ』姿や落選時の悲哀を忘れ、政務次官になれて有頂天になったのか。天皇でさえ足元の悪い被災地を視察の折には長靴姿だ。「写すな」と言うからには、これは拙いと一瞬思ったのだろう。靴に水が入っても平然と視察していれば『大ばか者』とは正反対の評価が出ただろう。苦労知らずのお坊ちゃんも60歳、還暦だ、庶民の機微が判らないのでは駄目だ。岩泉町乙茂地区の高齢者グループホーム『楽ん楽ん』では9人が死亡した。務台内閣政務官は批難指示を出さなかった町長、ホーム責任者に対して「それぞれの責任があると思う。災害時は、空振りは許されるが見逃しは許さないという対応でやって頂きたかった」と指摘したそうだ。一端な訓示を垂れても『オンブに抱っこ』では、百の説法屁一つ。与野党政治屋の劣化が目立つ。写真はスイフヨウ(酔芙蓉)、下はムクゲ