JRではノーブレーキの運転士が次々発覚している。6月17日JR東日本の運転士(50代)が千葉県内で乗務中、電車が停車中に私用のスマートフォンを操作している姿をスナップされたのがいた。JR東日本は「5月中下旬に5回程、内房線、外房線で乗務中にスマホで知人とメールのやりとりをした。走行中は使っていない」と運転士の説明を明らかにした。同社は「社内規定で乗務中に携帯電話などを使うのを禁じている。再発防止の為指導を徹底する」としている。新幹線開業時ニュースで新幹線の運転士はJRの中から技量優秀な運転士を抜擢したと報じられていたものだ。最近、新幹線は日本中を走っているから運転士も増えて相当な人数たろう、選抜などしていられない。もっとも新幹線の運転は殆ど自動化していて閑だから、つい気が緩んだのだろうか、運転台に両足を載せた靴の裏が運転席のガラス越し見えるのを撮られTwitterに投稿されて判明した。リラックスして運転していたのはJR東海名古屋運輸所所属の運転士、9月6日午後1時55分頃『こだま653号』掛川駅と浜松駅間だ。同運転士は「楽な姿勢をとる為にやっていた。過去にも5~6回、足を上げて運転していた」そうだ。極楽トンボ、気楽なことだ。JR東海は「新幹線の運転士としてあってはならない行為、極めて不適切、厳正に対処する。全乗務員に周知、指導を徹底する」と述べた。今度はJR東日本千葉支社だ。9月12日午後5時15分頃、総武本線銚子発千葉行き上り電車が佐倉駅に停車した途端乗務していた50代運転席のドアを開け線路に向け放尿、放物線を描いているのを駅の外にいた人が目撃、連絡したので発覚した。同駅のホームの反対側にはホームがなく人がいないので放尿が容易だったのだろう。運転士は「我慢出来なかった」「過去にも数回やった、トイレに行っていて電車を遅延させれば千葉駅の連結作業に支障を来たすので」と言い訳した。同支社は「モラルに欠く内容で、お客様に深くお詫びする。信頼回復の為、指導を徹底する」とコメントしている。電車の運転について素人だが自動車より簡単ではないか。レールだから進行方向は決まっているハンドルがない、スピード調整と到着時の停車位置だがこれも線路に目印が付いている。ブレーキを掛けるのが遅れてもATSが電車を止めてくれる。安全化、自動化が進むと、人間は閑になるからスマホや足を運転台に乗せるような、ご気楽になるのだろう。気が弛んで事故を起こさぬように願いたい。自動車の全自動運転が始まるのも近い。運転手は要らないと思うがそうでもないらしい。起きた事故の責任は見張り(運転手)か、それとも自動車メーカーの責任か?トヨタ車とトヨタ車がぶつかると被害車、加害車が同じメーカーだ、どうなるのか?道交法はどう変わる?痴呆症も運転可能になるか、そりゃダメだろう。写真は江ノ電、アジサイが線路沿いに咲く頃はカメラ、スマホを持った、にわか撮り鉄が押し掛ける、数年前阿呆な奴がいて線路に侵入、電車を停めてしまった。アジサイに時期には御霊神社前にガードマンを配置、警戒している下は唯一のトンネル。