
9月16日の草加市議会で、保育所等の登園にかかわる安全確認について質問しました。
静岡県牧之原市で起きた送迎バスの置き去り死亡事件を受け、国から9月9日付けでバス送迎にあたっての安全管理に関する緊急点検および実地調査についての事務連絡が発出されました。これにもとづき、埼玉県から草加市に総点検の実施依頼がありました。
県は、県内1950カ所の幼稚園や認定こども園、保育園などを対象にバス送迎業務を総点検するとしています。草加市の調査内容について確認しました。以下、その主な質問と答弁概要です。
【Q1】調査の方法と対象は?
➡草加市が、調査対象となる保育所等に点検用シートを送り、市で回答をまとめて県に提出する。調査対象は、市内の公立保育園や民間保育園、地域型保育園、認定こども園、認可外保育施設の合計91施設。なお、幼稚園は県が直接調査を依頼する。
【Q2】具体的な調査項目は?
➡バス送迎の有無を調査する。送迎を実施している施設には、「連絡がなく子どもがいない場合の保護者への確認や職員間の情報共有」「降車時の確認体制」「同乗職員や引き継ぎなどの送迎バスの運行体制」などを点検用シートで確認し、現地調査をすることとなっている。
【Q3】草加市内でバス送迎をおこなっている施設は?
➡市が委託し、送迎保育ステーションと保育園間の送迎を実施している社会福祉法人1カ所のみ。なお、認定こども園2園は、幼稚園部分の園児に対して送迎バスを運行している(県の調査対象)。
【Q4】草加市の調査状況は?
➡今回の調査に先立ち、市内の91施設に対して送迎バスや園外活動時の安全管理の徹底について通知した。また、12日に認定こども園や幼稚園などに対して、実際にバスの内部の点検や聞き取り調査を実施した。今回の調査も、点検用シートを14日に送付して提出を依頼したところ。
【Q5】調査結果の取り扱いと結果の公表の有無は?
➡調査結果の公表などについて、現在のところ国から示されていない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます