私はウグイスの卵。
もうすぐ孵化して、ウグイスになる予定。
ママは毎日、私達にウグイスの心得を話してくれるの。
英才教育ってやつよ。
「ウグイスのセリフはホーホケキョ。
漢字にしたら『法…法華経』。
人間のありがたがる、お経に似ているの。
そのために私達は、昔から喜ばれて大切にされてきたのよ。
だから、言葉をきちんと伝えるのが私達の使命。
滑舌(かつぜつ)は大事なの」
…みたいなことね。
でもね、滑舌だけ良くてもダメで、好感度も必要らしいわ。
明るく軽やかに…そして親しみを込めるんですって。
「ああ、いい声で鳴いているなあ」
「春が来たなあ」
「夏が来るなあ」
そう言ってもらえたら、最高の気分なんですって。
タイミングも重要らしいわ。
周りが騒がしい時に、どんなにいい声で鳴いたって無駄。
他の鳥が鳴いていない一瞬を狙う。
ふと訪れた静寂を逃さず、美しい声でホーホケキョ。
これができてこそ一人前なんですって。
私達、ママからいろんなことを教えてもらいながら
青空の下でさえずる日を夢見ていたわ。
そんなある日、ちょっとアクシデントが…。
ここんちのおばあちゃんに見つかっちゃった。
おばあちゃんは巣を家に持って入って、私達をさわったの。
家の人達が、すぐ元に戻せと言ったけど
おばあちゃんたら「だって、かわいいんだも~ん」
って、言うこと聞かなかったの。
やっと元の場所へ戻されたのは次の朝。
ママは嬉しそうに鳴きながら、巣に飛び込んできたわ。
私達は心底ホッとしたものよ。
でもその時、ママはとても悲しそうな顔をしたの。
人間の匂いがついていたからよ。
ママは、卵を一つずつ地面に落としたわ。
虎は我が子を谷に落とす…
ママの口癖だったけど、本当に落とすとは思わなかったわよ。
這い上がれるわけないじゃん。
私の人生、終わったわ。
そもそもさあ、こんないい加減な所に巣を作ったのが間違いだと思わない?
すぐ見つかっちゃうわよ。
どうしてくれるのよ。
クヤシーッ!
来季、頑張ります。
もうすぐ孵化して、ウグイスになる予定。
ママは毎日、私達にウグイスの心得を話してくれるの。
英才教育ってやつよ。
「ウグイスのセリフはホーホケキョ。
漢字にしたら『法…法華経』。
人間のありがたがる、お経に似ているの。
そのために私達は、昔から喜ばれて大切にされてきたのよ。
だから、言葉をきちんと伝えるのが私達の使命。
滑舌(かつぜつ)は大事なの」
…みたいなことね。
でもね、滑舌だけ良くてもダメで、好感度も必要らしいわ。
明るく軽やかに…そして親しみを込めるんですって。
「ああ、いい声で鳴いているなあ」
「春が来たなあ」
「夏が来るなあ」
そう言ってもらえたら、最高の気分なんですって。
タイミングも重要らしいわ。
周りが騒がしい時に、どんなにいい声で鳴いたって無駄。
他の鳥が鳴いていない一瞬を狙う。
ふと訪れた静寂を逃さず、美しい声でホーホケキョ。
これができてこそ一人前なんですって。
私達、ママからいろんなことを教えてもらいながら
青空の下でさえずる日を夢見ていたわ。
そんなある日、ちょっとアクシデントが…。
ここんちのおばあちゃんに見つかっちゃった。
おばあちゃんは巣を家に持って入って、私達をさわったの。
家の人達が、すぐ元に戻せと言ったけど
おばあちゃんたら「だって、かわいいんだも~ん」
って、言うこと聞かなかったの。
やっと元の場所へ戻されたのは次の朝。
ママは嬉しそうに鳴きながら、巣に飛び込んできたわ。
私達は心底ホッとしたものよ。
でもその時、ママはとても悲しそうな顔をしたの。
人間の匂いがついていたからよ。
ママは、卵を一つずつ地面に落としたわ。
虎は我が子を谷に落とす…
ママの口癖だったけど、本当に落とすとは思わなかったわよ。
這い上がれるわけないじゃん。
私の人生、終わったわ。
そもそもさあ、こんないい加減な所に巣を作ったのが間違いだと思わない?
すぐ見つかっちゃうわよ。
どうしてくれるのよ。
クヤシーッ!
来季、頑張ります。
もう少しで孵化?でしたが、見つかるような所に巣を作った故の結果だったのでしょう。
母ウグイスもこれに懲りて、先読みして安心安全な場所に巣を作ってくれること(出来るのか?!)を祈ります。
何事も現実を直視して、準備を怠らない事が生き延びる胆なのかもしれません。
ママウグイス哀れ。子も哀れ。
そんな習性があったのか。
しかしヨシ子さん、する事が小学生ですがな。
自然のものを触っちゃダメでやんしょうが。
フニフニ、
大きくも小っちゃくも自然をいじっちゃぁ駄目だ。
必要最小限にしとくべきだ。
人間がさわるとダメなんですね。
かわいそうなことをしました。
庭に巣を作ったウグイスママも詰めが甘かったけど
ヨシコの予防を忘れていた私も詰めが甘かったわ~。
巣を見るたびに卵が一個ずつ下へ落ちてて
2日かけて全部落とされていたので、ママじゃないかと推測(汗)
ヨシコ小学生説、正しいと思います(笑)
本人、無邪気な少女のつもり。
今の彼女のブームは、ブラ付きタンクトップ。
着るたびに見せに来るけど、見苦しい(笑)
落としはしないもののもう飛んでこなくなります。
職場は木材加工なので原木の間やらに製品やらに巣をつくります。
フォークで木を動かせばひとたまりもなくつぶれてしまうので
仕方なく移動させますがもう温めることも餌を運ぶこともなくなります。
かわいそうですけどどうしようもなくて…
人間の近くが外敵から逃れやすいでしょうけど
その人間もまた外敵なんですよね
そりゃひとたまりも無いわ。
思いやりで移動させても、やっぱりさわるとダメなんですね!
人間の近くという安全、その人間も外敵というリスク…
野鳥ってギャンブラー!
アツシさんの訃報にお悔やみも申し上げず、ごめんなさい。みりこんさんの軽やかな日常に時々触れながら、
私も何とかやっておりました。
色々あって、初めて円形脱毛症になりました。
ひと段落ついて、少し元気になってきたので
またお喋りさせてくださいね。
大変だったんですね!
次男もよく円形脱毛症になっていた時期がありました。
最初は学生の頃、バイトの悩みから始まったんですが
その後の数年間、たびたび発症。
後頭部というか、襟足中心に一円玉大の穴が何個かできるんだけど
自分じゃ見えないので気にする様子もなく、髪だけパラパラ落ちる。
病院で爽やかなブルーの水みたいな薬をもらっていましたが
効いたのやらどうやらわかりません。
長男の友達が散髪屋さんで、抜けたのが目立たないヘアスタイルを
考案してくれました。
早い話がソフトモヒカン、襟足ちょっと長目のヤンキー風。
私は「もうちょっと抜けたら一番上等なカツラを買うちゃる」と言いながら
髪を落とすことで、心をむしばまれるのを未然に防いでいるんだわ…
そういうシステムの子もいるんだな…と思っていました。
今はもう全然…フサフサしてますが、原因は環境なんでしょうね。
居場所を変えるか自分が変わるかしか無い。
変えられる場合はいい。
バイトであれば辞められる。
だけど本業や家庭だったら、おいそれと変えるわけにいかない。
自分が変わるなんて口では簡単に言えるけど、性分を変えるなんて
なかなかできることじゃない。
次男は男なので、最悪の場合ボウズ頭という手段が残されていたけど
女性であれば、その悲しみはいかばかりでしょう。
髪の毛が抜ける…本当によっぽどのことです。
サキマさんの味わった苦しみに涙すると共に
その苦しみを与えた人達に対して強い怒りをおぼえます。
本当につらい時や、本当につらい事柄は、その最中には
口に出すのもつらくて言えないものです。
落ち着いたということですのでホッとしていますが
誰かに話すことで楽になるなら、何でも吐き出してください。
サキマさんの健康を祈っています。