曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ロットリングのお手軽万年筆「サーフ」

2014-07-02 23:31:11 | 文具
ロットリングのサーフというお手軽万年筆を持っている。ロットリングはドイツの文具メーカーで、製図用シャープペンシルが日本でも結構売れているような気がする。

サーフは実売約1000円。軸は思いっきりプラスチックで、ニブも中国製みたいな感じのチープな奴がついている。僕のサーフはニブの建て付けが微妙に傾いていて、少し手首の角度を深くしないとちゃんと書けない。僕はキャップは尻に付けない派なのだが、サーフは軽すぎてバランスが取れないので、やむを得ず尻に付けて書いている。

書き味は意外にいい。サリサリした硬い書き味だが、フローは安定しているし、漢字をちゃんと書けるくらいの細い線を引ける。純正のインクのロイヤルブルーが紫がかった濃い青。結構好きな色である。カートリッジの容量が小さくてすぐなくなるのは難だが。

でも一番難なのは、あんまりドイツ製品を使っている気分になれないということかな。ドイツっぽさがどこにもないんだよね。


よく言えばカジュアル。悪く言えば子供っぽい色あい。


ニブの刻印「R」は、一応ロットリングのRなのか。僕のは微妙にニブが傾いている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする