曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

Googleに忘れてもらえる権

2014-07-07 22:01:12 | 社会
グーグル、「忘れられる権利」対応に苦慮--現状は「学習過程」
http://m.japan.cnet.com/#story,35050445

まずい投稿をGoogleのサーチ結果から削除してもらったという話らしい。しかし、削除がニュースになったことで、改めて知られてしまったと。

僕もよく知らなかったのだが、EUでは、都合の悪い過去のデータを削除できるという判決が出ているんだとか。申請がすげー大変そうだけど。

日本では、よくブログやTwitterが炎上して、個人情報や痛い発言が拡散し、魚拓をとられる、なんてことがよくある。そういう情報は、デジタルだから劣化することもなく、永遠にネットの海を漂流する。というような怖いイメージがある。

一方で、あまりにも事件が多すぎて、その手の炎上も消費されるコンテンツの一つ、みたいな風潮もある。例えば最近では、佐村河内事件は小保方事件で上書きされてしまい、忘れられかけている。次々に新しいデータに上書きされ、または埋もれて忘れてもらえる、という状況がある、ような気もする。

が、恐らくGoogleはあらゆる記録を保持していて、執念深い人が、たまにほじくり返したりするのだ。人の噂も七十五日という諺は、今は通用しない。何年たっても安心できない。

先述のEUでの判決、Googleは不服らしいが、永遠に記録し続ける訳にはいかないだろうし、サーバーとストレージには限りがあるし(多分)、古くなった情報から自然に消えていくようなシステムにしたらどうだろうか。僕のような小心ブロガーは、そうしてくれると安心して記事を書けるのだが。


本文とは関係ありません。

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