いよいよ年末ですね。
今年も１年、早かった～。
今年最後の夕飯のメニューは 福井で購入してきた せいこがに。
せいことは ずわいがにのメスのことで 福井ではせいこと呼ぶのだ。
ずわいに比べると 小ぶりなせいこは 年々高価になってきている。
本場 三国でも、高い。山陰産がちょっと安く売ってはいるが。
で、その中でも大きめなのを 夫の両親と私たちのために ４ハイ購入してきた。
それが これ。
ずわいよりも お腹のとこが 丸くて膨らんでる。
そこに 卵が入っているのだが、コレが赤黒くこんもりしている物が 中身が詰まっているらしい。
細い脚から 攻めていった。
が、殻をむくのに夢中で酒を飲むのを忘れちゃう。
なので、ある程度むいて、日本酒とちびちびやることにした。
お腹を開けると 期待通り かに味噌や内子が詰まっていた。
内子は メスにしかない。
オレンジ色のそれは なんとも表現しにくい すばらしい食感。
味は 淡白だが 濃い。
左）味噌と内子の詰まった腹。 中）殻のほうにも内子がたっぷり。 右）外側の卵。外子と呼ばれている。
内子とちがって 外子はしゃくしゃくしていて つぶつぶ。これはこれでおいしいが、私は内子が好き。
最後は ご飯にのせて食べた。
お米はもちろん 福井県産コシヒカリ。
最高の組み合わせである。
年末に こんなゼイタクしちゃって、いいのだろうか。
そしてコレは 「竹田のあげ」。福井では有名な おいしい厚揚げである。
中心は気泡たっぷりの ふわふわ。外側をかりっと焼いて しょうが醤油でいただく。
名古屋では 中心が木綿豆腐そのものの厚揚げしか見当たらない。
この竹田のあげは 福井をはなれた途端に 恋しくなった物である。
ちなみにテレビは 紅白歌合戦。
夕食がすんで約２時間後、紅白が終わる頃、年越しそばの登場である。
そばも 福井で購入してきた。
私は 福井名物 おろしそば。夫は かけそば。
おろしそばは 簡単に 濃縮タイプの出汁を しゃばしゃばの大根おろしでのばして そばにかける。
かつお節、きざんだネギを添えて完成。さっぱりしていて おいしいよ。
今年も おいしくて 楽しくて 良い１年だった。
来年も さらに良いとしになりますように。